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【NHK杯】男子前日練習 羽生結弦・田中刑事・日野龍樹会見コメント

 2016年11月24日 23:50配信

「やってきたことを信じて自分の演技をやり通したい」と語る羽生。(写真:Getty Images)

ISUグランプリシリーズ・NHK杯(北海道札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)男子シングル、開催前日の25日(木)午後、4連覇のかかるGPファイナル進出・3度目のNHK杯優勝を目指す羽生結弦、初のファイナル進出を狙うジェイソン・ブラウン(アメリカ)らが公式練習に臨んだ。

羽生はフリーの曲かけ練習で、4回転を中心にスピン、ステップ、振付を確認。4ループを含む3種類の4回転も決めた。ブラウンは、ショート冒頭の4回転は転倒したが、体は良く動き、好調をアピールしていた。シニアGPシリーズ初参戦のネイサン・チェン(アメリカ)は、フリー前半の4回転ジャンプを次々と決めていった。日本の田中刑事・日野龍樹も、ショートの4サルコウ・フリーの4トゥループをそれぞれ成功させた。

男子は、26日(金)19時10分過ぎにショートプログラムが行われる。

以下、日本人3選手の前日会見コメント

――今大会の目標は

羽生:昨年同様、一生懸命頑張っていけたら。そのためにやることはやってきたので、そのやってきたことを信じて自分の演技をやり通したい。

田中:4回転を成功させることと、(GP1戦目)ロシア杯で出来なかったことを全て出し切りたい。練習では飛べていた4回転を失敗してしまったので、今回は成功させたい。ロシア杯でステップのレベルの取りこぼしもあり、意識して練習してきた。

日野:長年出たかった大会。「こんな演技をするようだったら僕のほうがよかった」とか、他の選手が思うことのないようにしたい(会場から笑いが起こり、羽生ものけぞって笑う)。頑張ります。

――同期で幼少からの戦友である3人が、シニアの国際試合で初めて顔を揃えたが

羽生:「単純にうれしいです」。国際試合、そして『NHK杯』という由緒ある舞台で戦えるのは非常にうれしい。ライバル・敵というよりは、同じ舞台で一緒にスケートが出来るということがうれしい。

田中:「ほとんど(羽生と)同じです(笑)」。同じカテゴリーで3人で戦うのは本当にうれしい。羽生君がトップに行っているので、もっと追い着きたいという気持ちもある。頑張らないといけないという心境。

日野:3人が揃うのはうれしいが、僕はまだ一緒に競い合える相手になれていない。いつか競い合えるようになる、その弾みになる大会にしたい。

羽生への一問一答:

――GP1戦目スケートカナダからの調整について

ジャンプと共にスケーティングのクオリティーを上げるように強化した。4ループを構成するのは今季が初めてなので注目されるとは思うが、自分にとってジャンプというものはプログラムの一部。そう見て頂けるようなジャンプの完成度にするために練習をしてきた。4ループは、スケートカナダでは、練習では飛べていたが試合本番の時に飛べる状態ではなかった。本番の時にどう飛ぶかという練習をやってきた。フリーの振付をブラッシュアップさせている。後半の2つの4回転の前の振付を若干変えたので、スケートカナダよりも見映えがするようになったかなと自分では思う。

――ネイサン・チェンと初対戦になるが

刺激はたくさんもらっている。一緒に競い合えるのはうれしい。ループより(チェンが構成する)フリップとルッツのほうが明らかに難易度は高い。昨年のボーヤン(ジン・中国)選手と同じで、「ジャンプにもまだまだ伸びしろはある」と、自分に勢いを与えてくれている。一緒に練習したのは今日の公式練習一度だけだが、正直「すごいジャンプだな」と思っている。

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