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【全日本選手権】女子前日練習 宮原知子・樋口新葉・浅田真央ほか会見コメント

 2016年12月22日 21:20配信

宮原知子(写真提供:Getty Images)

全日本フィギュアスケート選手権(大阪府門真市・東和薬品RACTABドーム)女子シングル、SP2日前の22日(木)、3連覇のかかる宮原知子、前大会2位の樋口新葉、3位の浅田真央らが前日練習に臨んだ。

特に目を引いたのが浅田と樋口。浅田はいつものルーティーンで体を温めると、まずステップの確認から始めた。本番さながらの表現力に会場の空気が一気に支配された。3アクセルは3回挑み、両足着氷、回転不足、両足着氷と綺麗に決めることは出来なかったが、着氷以外はまずまずの調子と言える。樋口は誰よりも先にリンクに入り、誰よりも早くジャンプの練習を始めた。ジャンプは軒並み好調で、虎視眈々と頂点を狙っているような気合が感じられた。

前大会4位の本郷理華も、練習を通してほとんどジャンプの失敗がなく、かなり好調のようだ。一方、現全日本女王の宮原は、良い意味でとても「普通」だった。気合が入り過ぎることもなく、普段の練習をしているかのように落ち着いていた。その様子は、これまでにはない強さすら感じさせた。そのほか、木原万莉子、細田采花、白岩優奈らの好調さも目立った。村上佳菜子、松田悠良の2人は、別のリンクで調整した。

以下、前日会見コメント

宮原:特にSPはたくさん練習してきた。GPファイナルの好調のまま、自分らしい演技で集中していきたい。何回も同じように良い結果を出し、強い選手だと思ってもらいたい。

樋口新葉(写真提供:Getty Images)

樋口:NHK杯ではFSはまとまったがSPがうまく行かなかったので、SPを最初から最後まで通してたくさん練習してきた。表現力も大事だが何よりもジャンプに集中したい。FSは何回も良い演技が出来ているので、自信をもって挑みたい。今季は持ち味の勢いを殺さないように、しなやかな動きを練習してきたので、それを全日本でも出していきたい。今年も表彰台に乗りたい気持ちは強い。世界選手権はまだ経験したことがない舞台で、もちろん出場したいが、結果よりも演技に集中したい。

浅田真央(写真提供:Getty Images)

浅田:今季の中では一番調子の良い状態できている。一日一日、出来ることを積み重ねてきた。今はすごく良い状態で全てが上がってきている。3アクセルは全日本で飛ぼうかなと思って練習してきた。明日明後日と練習してみて、一度でも飛べたら入れていきたい。次の試合というよりはこの全日本に集中して、SPとFSを揃えた演技をしたい。自分の体のことは自分が一番分かっていて、いろいろと試しながらやっている。
(怪我の状態は)痛みは大丈夫。GP2戦目が終わってから1週間ほど休めたので、それでしっかり治すことが出来た。

本郷:シーズン前半は、早く試合に出られる状態になろうと焦ることがあった。またジャンプが決まらないことが多く、ジャンプに気持ちが行き過ぎて表現も出来なくなっていた。GPシリーズは自分のしたい演技が出来なかったが、学ぶこともあった。全日本でしっかり結果を残すのも目標だが、ここに来たからには自分のやりたい演技をしっかりやりたい。
(FSを昨季の『リバーダンス』に戻したのは)女性らしい動きで『アラビアのロレンス』を表現することが、自分の今の実力では難しかった。悔しいし、振付の鈴木明子さんには申し訳なく思うが、『アラビアのロレンス』で学んだ柔らかな動きをリバーダンスに生かしたい。手直しはしていないが、去年とは違うものになっている。

三原舞依:今日初めて会場に入って、とてもわくわくしている。去年は全日本に出られなかったので、新しい気持ちで挑みたい。GP2戦目は、SPには満足しているが、FSでは後半に勢いがなくジャンプでミスが出てしまった。繋ぎの部分や後半の体力面を伸ばすように練習してきた。GP1戦目で表彰台に乗れるとは思ってもいなかったので、それが自信になっている。昨季を思うと、今自分がここにいられることが幸せ。ここまで頑張ってきたがまだまだ未熟で、トップ選手の方々と戦うために、これからもっともっと頑張っていきたい。今回の全日本で、これからシニアで戦うための課題を見つけていきたい。SPとFSのノーミスが目標。
(五輪出場については)将来の夢で、出たいなと思う気持ちはあるが、五輪に出られる選手になるにはまだまだだと思う。今大会で良い結果を残したい。

坂本花織:ジュニアGPファイナルの後テンションが落ちてしまったが、悔しさをバネに、シニアでも通じるよう、次にしっかり繋げられる試合にしたい。ファイナルでは緊張してコントロールが出来なかった。それが良い経験になったので、今回は落ち着いて出し切りたい。目標は、点数では自己ベストを出し、順位では今までより上を目指せるようにしたい。

本田真凛:世界ジュニア選手権に出ることが目標。順位の目標はないが、今自分が出来ることを出し切りたい。周りが尊敬していた憧れの選手ばかりなので、公式練習が本当に楽しみです。
(インフルエンザで棄権したジュニアGPファイナルの後の調整は)体力が落ちないよう室内でトレーニングをし、切り替えてきた。体調は少しずつ良くなってきている。短い期間の中で出来ることはやってきた。出られなかったのは落ち込んだが、怪我じゃなくてよかったと皆に励まされた。

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