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【THE ICE 2017】宇野昌磨インタビュー

 2017年8月8日 16:37配信

写真提供:The Asahi Shimbun/Getty Images

――『THE ICE』の演技について
去年初めてコラボのプログラムやオープニングとフィナーレにも出させて頂き、覚え甲斐ややり甲斐のある演技だと思いますし、いつも自分がやらないような曲調でやるので、新たな自分が見つけられるんじゃないかなと思います。

――浅田真央の現役引退後初となる演技を観た感想
やはり「凄いうまいな」と思いますね。表現面、繋ぎの所作が他の選手よりも圧倒的に綺麗だなと僕は思いました。すごく尊敬していて憧れの存在、憧れの選手だったので、これからも憧れのスケーターとして見習っていきたいなと思っています。

――新FSオペラ『トゥーランドット』の手応えは
最初にプログラムを通したアイスショーでは、不安というものが大きかったですが、今回は不安がなくなって、自分の振付に自信を持って……まだ全然出来ていないんですけど、これから良くなっていきそうだなと。ジャンプは今あんまり調子が良くないですけれども、練習で出来ていることが出せているかなと感じています。

――新FSのジャンプ構成
冒頭の3アクセルのところで4ルッツをやれたらという思いもありますけれども、今はあまり強くは考えていなくて、4ループを2回目のジャンプで入れることと4フリップを後半で飛ぶことを練習しています。まずその課題を重点的にこなしています。4ループは、出来れば昨季の4フリップぐらいの気持ちで挑めたらなと。現状は、4回転4本、3アクセル2本を予定しています。

――FS後半に4回転3本を入れているが
単純に、前半に4回転がいっぱい来るときついなと。もし冒頭を4ルッツにすると、4ルッツやって4ループやって4フリップやって、と立て続けにやることがそれこそきつかったので、3アクセルで少し休憩をしながら、という考えです。4トゥループに関してはあんまり“4回転”というイメージがないので……自分の中では3アクセルと同じぐらいのイメージです。4回転といえば4フリップと4ループで、「後半4回転3本(4フリップ1+4トゥループ2)」というより「後半の4フリップ頑張ろう」と。残りの4トゥループは気持ちが上がっていれば飛べるかなという感じです。

――15-16シーズンFSと同じ曲を使ったFSにどう取り組むか
自分でも2年前と比較してしまうところがあって、最初は難しい面もあったんですけれども、僕は新しい『トゥーランドット』をと。皆さんにも比較して見られると思うのですが、あまり前のことは気にせずに、また違うプログラムと考えて滑っていきたいです。

――シーズンインまでのFSの仕上げ方
まだ練習が全然出来ていないのですが、僕が考えているのは、まず1日1回は演技を通した上で、その中で気になるところをパートに分けて、ジャンプを入れてやる。でも、後半に4フリップと4トゥループがあって、後半だけやって飛べても意味がないので、前半からやって後半まで通して……後半までやると最後までやりたいと思うし、そんな感じで演技全体に広げていきたいなと思っています。初戦(ISUチャレンジャーシリーズ・ロンバルディア杯、イタリア・9月)に向けては「最高のものを」と考えています。

――4ルッツの状態や練習は
あまり執着しないようにしていて、ここ数週間練習していないので状態は何とも言えないんですけど、4ループが簡単に飛べるようになれば4ルッツの練習にもすぐ行けるようになると思います。やはり、4フリップ→4ループ→4トゥループ→3アクセルと練習していると、4ルッツに行くまでに体力がなくなってしまうことが多いので。すごく難しいところではありますが、これからもっともっと自分の基準を引き上げていって、4ルッツの練習まで辿り着けたらなと思っています。

――ジャンプと表現の兼ね合いについて
ジャンプに偏りがちになる中での表現は難しいんですけれども、ジャンプを入れた時のほうが表現面もよく出来ているなと、やっていて思ったので。ジャンプを飛ぶことによって自分もより真剣になって、飛べると気持ちも高まって、ジャンプに引き上げられて表現にも気持ちがこもっていく。やはりジャンプというものは、そのダイナミックさも含めて表現のひとつなんじゃないかなと、最近は思っています。

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