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オピニオンリーダーの為末大が聞き出す Tリーガー・水谷隼が抱える課題

2019年1月11日 11:15配信

5歳で卓球を始めて24年…その間、プロ卓球選手の水谷隼は国内外で数々の輝かしい成績を挙げ、2016年リオデジャネイロ五輪では悲願のメダルも掴み取った。現在は2020年東京五輪での金メダル獲得を目標にすえるが、昨年10月にはもうひとつの夢だった卓球新リーグ「Tリーグ」に参戦するTリーガーともなった。新リーグの船出は好調だが、改善や工夫をすべき点はまだある。リーグナンバーワンの人気を誇る「木下マイスター東京」に所属する水谷選手は何を課題と感じているのだろう。スポーツをはじめ幅広い分野で独自の見解を発信する為末大が尋ねた。

課題1:チームによる集客の差をどう埋めるか

為末:2018年10月24日、Tリーグは両国国技館で華々しく開幕しました。実際にリーグが始まってみて手応えはいかがですか。

水谷:レギュラーシーズンは今年2月までなので、ちょうど今、シーズンの半分が過ぎたというところです。予想以上の盛り上がりを感じます。特に僕が所属する木下マイスター東京には世界でも強い日本のスター選手がそろっているので、試合のチケットはほぼ完売になります。ただ、集客状況はチームよって差を否めないので、そこを埋める工夫は必要だと思います。

為末:試合はすべて団体戦で行われますが、個人戦とは違う団体戦ならではの流れみたいなものってありますか。

水谷:それはありますね。特にTリーグでは五輪や世界選手権の団体戦とも違う独自ルールを採用していますから。例えばひとつのプレーが終わったら次のプレーを直ちに再開しなければならない「20秒ルール」というのがあったりして、試合展開がとても早いと感じます。

課題2:ホーム戦をいかに充実させるか

為末:Tリーグは地域密着型のチーム対抗戦です。ホームゲームとアウェーゲームで雰囲気の違いはありますか。

水谷:まだそこまで感じないというのが正直なところです。僕は長年、海外リーグで試合をしてきて、ホームゲームで地域の皆さんに応援してもらうのがすごく嬉しいし好きなんですけど、Tリーグは例えば木下マイスター東京のホームは東京だけど、北海道で行う試合もホームゲームだったりします。なので今後、自分たちのホームグラウンドをしっかり固めて、地域で応援されるチーム作りができればと考えています。

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