フィギュアスケート

GPシリーズ NHK杯第4戦 11月10日〜12日

速報・結果更新

NHK杯 男子FS

30歳ヴォロノフがGP初優勝 友野7位
第2グループ

11ジェイソン・ブラウン(アメリカ)

(写真:Getty Images)

曲は『Inner Love(by Maxime Rodriguez)』
GP初優勝の期待を背負い、大声援の中演技開始。4トゥループを3フリップに変え成功するも、3アクセルで転倒。柔軟性を魅せるスピンで大きな拍手を起こす。2アクセル、後半3アクセル+3トゥループの3アクセルで転倒。3ルッツ+1ループ+3サルコウが3ルッツ単独に。動く彫刻作品のようなコレオシークエンスに会場が息をのむ。3ループに+1ループ+3サルコウでリカバリーし、3ルッツ+3トゥループ、2アクセルは決めた。演技後は悔しい表情を浮かべたが、深いお辞儀をして、今大会の応援に精一杯感謝した。

得点:160.59(技術点72.73|演技構成点89.86|転倒での減点-2.0)
総合得点:245.95
順位:4位

■最終順位
1位:セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)
2位:アダム・リッポン(アメリカ)
3位:アレクセイ・ビシェンコ(イスラエル)
4位:ジェイソン・ブラウン(アメリカ)
5位:キーガン・メッシング(カナダ)
6位:デニス・バシリエフス(ラトビア)
7位:友野 一希(日本)
11位:佐藤 洸彬(日本)

10アレクセイ・ビシェンコ (イスラエル)

(写真:Getty Images)

曲はオペラ『道化師』
重厚なテノールが響く中、高さのある4トゥループ+3トゥループ、4トゥループを決める。3ループは2回転に、後半3アクセルも乱れるが、3アクセル+2トゥループ、3ルッツと成功。愛に破れた道化師の心情を映しながら、3フリップ+1ループ+3サルコウ、2アクセルと成功。演技後は「惜しかった」というように舌を出した。うれしそうに、会場の応援にはにかむような笑顔で応える。

得点:166.55(技術点85.85|演技構成点80.70)
総合得点:252.07
暫定順位:3位(1位:ヴォロノフ|2位:リッポン)

9セルゲイ・ヴォロノフ (ロシア)

(写真:Getty Images)

曲は『サラバンド』
4トゥループ+3トゥループ、3アクセル、4トゥループは両足着氷に。後半3アクセル+2トゥループ+2ループ、3ルッツ+2トゥループ、3サルコウの着氷で弾み、3ループ、2アクセル。全てのジャンプに気迫がみなぎる。アクションシーンのようなステップを、会場も手拍子で盛り立てる。力の限りを尽くした演技後は大きく両手を挙げ、総立ちの観客を讃えた。テレビ前のファンにも「アリガトウー」。30歳にして、FS、総合の自己ベストを大きく超える。

得点:181.06(技術点94.34|演技構成点86.72)FS自己ベスト更新
総合得点:271.12 総合自己ベスト更新
暫定順位:1位(2位:リッポン|3位:メッシング)

8友野 一希 (日本)

(写真:Getty Images)

曲はミュージカル『ウエストサイドストーリー』
4サルコウ+2トゥループは4サルコウ単独で回転不足。続く4サルコウは単独で転倒。3アクセル+3トゥループ、『マンボ』のステップでは踊り弾け、手拍子を起こす。『マリア』の歌唱に情感を込め、後半3アクセル+2トゥループ+2ループ、3ループ、3サルコウと流れるように決めた。3ルッツに2トゥループをつけ、盛大なフィナーレ『アメリカ』がかかる中3フリップ、最後までスピード感をアピールして終えた。地元の大阪の会場に感謝し、リンクを上がる際に「終わったー」とほっと一息。キスアンドクライでは「楽しかったです」と笑顔でテレビ前のファンに応えた。総合の自己ベストを更新。

得点:152.05(技術点75.69|演技構成点77.36|転倒での減点-1.0)
総合得点:231.93 総合自己ベスト更新
暫定順位:4位(1位:リッポン|2位:メッシング|3位:バシリエフス)

7キーガン・メッシング (カナダ)

(写真:Getty Images)

曲は『チャーリー・チャップリンメドレー』
余裕のある3ルッツを決め、4トゥループは堪える。3アクセル+2トゥループ+2ループを決め、後半4トゥループ+2トゥループが3トゥループに。3ルッツ+3トゥループ、3アクセル、ひょうきんに演じながら軽快な3ループ、バレエジャンプで弾んだ後の3フリップに2トゥループをつけた。演技後、会場から贈られたハットを被って満足そうに得点を待つが、ジャンプ規定違反で大きな失点となった。

得点:155.67(技術点74.59|演技構成点81.08)
総合得点:235.80
暫定順位:2位(1位:リッポン|3位:バシリエフス)

6アダム・リッポン(アメリカ)

(写真:Getty Images)

曲は『Arrival of the Birds / Exodus(by The Cinematic Orchestra)』『O(by Coldplay)』
今日が28歳の誕生日。注目の冒頭4ルッツを降りる。3フリップ+2ループ、3ループも鳥が舞うように決める。スピン・ステップはダンスコンペティションに出したいほど、見たことのない感覚をもたらす。後半3アクセル+2トゥループ+2ループ、3アクセルの着氷では羽ばたいてみせる。Coldplayの「Fly on」の歌詞に乗せ、3フリップ+3トゥループ、3サルコウ、3ルッツと舞い飛び、万感の想いを込めたダンスで締めた。演技後両手で顔を覆う。見惚れていた会場も一息ついてスタンディングオベーション。星条旗が揺れ、リッポンも飛び上がってよろこんだ。

得点:177.04(技術点91.46|演技構成点85.58)
総合得点:261.99
暫定順位:1位(2位:バシリエフス|3位:アリエフ)

第1グループ

5ミハル・ブレジナ (チェコ)

(写真:Getty Images)

曲は『Human(by Rag'n'Bone Man)』『Stand by Me』
冒頭4サルコウは2回転に。3アクセル+2トゥループを決め、もう一度4サルコウに挑むも転倒。『Stand by Me』の歌詞に想いを乗せたステップに続き、後半3アクセルが決まる。3ループ、3フリップ+2トゥループ+2ループは3フリップで転倒。3ルッツ、3サルコウに続きコレオシークエンスとスピンではヒップホップのビートを鮮やかに刻んだ。演技後は残念そうな表情。キスアンドクライでは手を合わせて日本のファンに感謝した。

得点:144.21(技術点66.35|演技構成点79.86|転倒での減点-2.0)
総合得点:220.45
暫定順位:3位(1位:バシリエフス|2位:アリエフ)

第2グループ滑走を前に現在6分間練習中

4デニス・バシリエフス (ラトビア)

(写真:Getty Images)

曲は『Put the Blame On Mame』『Anyone to Love』『Sway』
3アクセル+2トゥループを決め、3アクセルは1回転に。3トゥループを3アクセルに変え成功。ステップでは、ステファン・ランビエールコーチが乗り移ったような洒脱な踊りで魅せた。後半3ループ、3ルッツ+3トゥループ、2アクセルと決めるが、3フリップは1回転に。アップテンポに変わり、手拍子の中3ルッツ+1ループ+サルコウ、スピンも決め、演技後は爽快な笑顔を見せた。ランビエールも笑顔で迎える。

得点:158.29(技術点76.43|演技構成点81.86)FS自己ベスト更新
総合得点:234.80
暫定順位:1位(2位:アリエフ|3位:グエン)

3ドミトリー・アリエフ (ロシア)

(写真:Getty Images)

曲は『To Build a Home(by The Cinematic Orchestra)』映画『リトル・ミス・サンシャイン』
4ルッツが3回転に、続く3フリップは転倒、4トゥループ+3トゥループも2トゥループに。最近よくフィギュアスケートで使われるようになった、The Cinematic Orchestraの音楽の味わいを滑りで感じさせていく。後半4トゥループ+3トゥループを決め、続いて4トゥループに挑むも転倒。3ループ+1ループ+3サルコウ、3アクセル、3ルッツと成功し、ステップ・スピンと盛り返して終えた。演技後は少しの間気持ちを整理し、会場にキスを贈り応援に感謝した。

得点:145.94(技術点70.52|演技構成点77.42|転倒での減点-2.0)
総合得点:223.45
暫定順位:1位(2位:グエン|3位:佐藤)

2佐藤 洸彬 (日本)

(写真:Getty Images)

曲はオペラ『セビリアの理髪師』
2季連続のFSでは、「主人公のフィガロになり切ると共に、オペラの歌い手にもなっている。ステップでは熱唱しながらやる」。冒頭3アクセルの成功に歓声が上がる。4トゥループ+3トゥループが4トゥループ単独に。続く4トゥループも乱れた。後半3アクセルは危ういが手を挙げた2トゥループをつける。3フリップ+2トゥループ+2トゥループの3フリップで転倒。3ルッツは堪えた。「フィガロフィガロフィガロ∞」のテノールの熱唱をスピンの手の動きで表し、大きな拍手。3サルコウ、最後の3ループは1回転に。演技後は悔しそうにため息をついたが、イキイキとしたパフォーマンスに日の丸が揺れた。

得点:123.25(技術点55.67|演技構成点68.58)
総合得点:199.20 総合自己ベスト更新
暫定順位:2位

1ナム・グエン (カナダ)

(写真:Getty Images)

曲はミュージカル映画『巴里のアメリカ人』
颯爽と入った4トゥループが2回転に、4サルコウ+3トゥループが2サルコウ単独。3アクセルは決まる。ジュニア時代から誇ってきたステージパフォーマンスで魅せるコレオシークエンスに続き、後半4サルコウに3トゥループをつけて決めた。3アクセル+手を挙げる2トゥループも成功。3ループ、3フリップ+2トゥループ+2ループは3フリップ単独に。ステップでは存分にガーシュインの明朗な旋律を踊りで見せ、3ルッツに3トゥループをつけリカバリー。演技後はうなずき、揺れるカナダ国旗に応えた。

得点:148.69(技術点78.49|演技構成点70.20)
総合得点:214.51

滑走順

■男子FS滑走順

<第1グループ>
1:ナム・グエン(カナダ)
2:佐藤 洸彬(日本)
3:ドミトリー・アリエフ(ロシア)
4:デニス・バシリエフス(ラトビア)
5:ミハル・ブレジナ(チェコ)

<第2グループ>
6:アダム・リッポン(アメリカ)
7:キーガン・メッシング(カナダ)
8:友野 一希(日本)
9:セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)
10:アレクセイ・ビシェンコ(イスラエル)
11:ジェイソン・ブラウン(アメリカ)

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