フィギュアスケート

GPシリーズ NHK杯第4戦 11月10日〜12日

速報・結果更新

NHK杯 男子SP

羽生欠場も佐藤、友野は自己ベスト更新
第2グループ

11ジェイソン・ブラウン(アメリカ)

(写真:Getty Images)

曲は『The Room Where It Happens(ミュージカル Hamilton より)』
冒頭3アクセルの着氷を乱すも3ルッツは成功。後半の3フリップ+3トゥループの3トゥループが2回転になるが、3〜4mmの刃に乗って氷を滑りながら×シアタージャズを魅せ尽くすステップでは大歓声。フィギュアスケートの技もダンスも盛りだくさんの作品を、自身が大好きな日本のファンに楽しませた。キスアンドクライでは、直前の怪我で欠場した羽生に向け、「ゆづるさんへ はやくよくなってください」との手書きメッセージをモニターに写し、エールを送った。

得点:85.36(技術点40.58|演技構成点44.78)
順位:3位

■SP順位
1位:セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)
2位:アレクセイ・ビシェンコ(イスラエル)
3位:ジェイソン・ブラウン(アメリカ)
4位:アダム・リッポン(アメリカ)
5位:キーガン・メッシング(カナダ)
6位:友野 一希(日本)
10位:佐藤 洸彬(日本)

10アレクセイ・ビシェンコ (イスラエル)

(写真:Getty Images)

曲は『ハバ・ナギラ』
イスラエル民謡の一風変わった音楽に乗り、3アクセル、4トゥループ、後半の3ルッツ+3トゥループまで軽快に決める。技術の向上をモチベーションに競技に励む29歳。演技後は満足そうな笑みを浮かべ大歓声に感謝した。自己ベストに迫る得点を出した。

得点:85.52(技術点45.84|演技構成点39.68)
暫定順位:2位(1位:ヴォロノフ|3位:リッポン)

9アダム・リッポン(アメリカ)

(写真:Getty Images)

曲は『Let Me Think about It』
冒頭3フリップ+3トゥループを決め、3アクセルは堪えた。会場を乗せながら入った後半の3ルッツも決める。ステップではLGBTのカルチャーが生んだダンスのスタイルや艶やかさ、気高さまで魅せ、フィギュアスケートでLGBTをレペゼンしてみせた。

得点:84.95(技術点43.16|演技構成点41.79)
暫定順位:2位(1位:ヴォロノフ|3位:メッシング)

8ドミトリー・アリエフ (ロシア)

(写真:Getty Images)

曲は『仮面舞踏会(ハチャトゥリアン)』
冒頭4ルッツで転倒の後、4トゥループに2トゥループをつけたが、後半3アクセルでは両手を付いた。重厚なワルツの音楽はパフォーマンスで映し出していた。

得点:77.51(技術点39.40|演技構成点39.11|転倒での減点-1.0)
暫定順位:4位(1位:ヴォロノフ|2位:メッシング|3位:友野)

7デニス・バシリエフス (ラトビア)

(写真:Getty Images)

曲は『妙なる調和(オペラ トスカ より)』
冒頭、高精度の3ルッツ+3トゥループの後、3アクセルで転倒。後半の3フリップは余裕があった。ステファン・ランビエールコーチの現役時代を想わせる、独特の足のしなり、匂い立つ気品でファンをよろこばせた。キスアンドクライではランビエールも日本のファンに手を振った。

得点:76.51(技術点38.54|演技構成点38.97|転倒での減点-1.0)
暫定順位:4位(1位:ヴォロノフ|2位:メッシング|3位:友野)

第1グループ

6セルゲイ・ヴォロノフ (ロシア)

(写真:Getty Images)

曲は『アディオス・ノニーノ』
4トゥループ+3トゥループ、3ルッツ、後半3アクセルと、高さのあるジャンプを完璧に決め、30歳の年輪をタンゴに刻む。演技後はロシア国旗が開く会場をうれしそうに見回し、自身を盛り立てた声援に親指を立てて感謝した。自己ベストに迫る得点が出た。

得点:90.06(技術点49.18|演技構成点40.88)
暫定順位:1位(2位:メッシング|3位:友野)

第2グループ滑走を前に現在6分間練習中

5ミハル・ブレジナ (チェコ)

(写真:Getty Images)

曲は『鼓童』
2011年東日本大震災で中止された日本開催の世界選手権のために用意されたプログラム。震災後は「NHK杯で日本の皆さんにお見せしたい」と願っていたが叶わなかった。4サルコウ+2トゥループの4サルコウで転倒。3アクセルは華麗に決める。後半の3ルッツに2トゥループをつけた。クラスを感じさせるスケーティングと勇壮なパフォーマンスに、手拍子がどんどん大きくなっていく。型を決めるようなフィニッシュ。6年越しの『鼓動』を日本で魅せた。

得点:76.24(技術点37.28|演技構成点39.96|転倒での減点-1.0)
暫定順位:3位(1位:メッシング|2位:友野)

4ナム・グエン (カナダ)

(写真:Getty Images)

曲は『虹の彼方に』
4トゥループと4サルコウで転倒。後半3アクセルは決めるが、落胆した表情で終えた。ロックアレンジの『虹の彼方に』はグエンの若さや勢いに合っている。

得点:65.82(技術点32.76|演技構成点35.06|転倒での減点-2.0)
暫定順位:4位(1位:メッシング|2位:友野|3位:佐藤)

3キーガン・メッシング (カナダ)

(写真:Getty Images)

曲は『雨に唄えば』
冒頭4トゥループ+3トゥループは4トゥループが危ういが持ちこたえた。3アクセルで転倒。後半3ルッツを決め、朗らかな音楽性を滑りで表した。

得点:80.13(技術点42.37|演技構成点38.76|転倒での減点-1.0)
暫定順位:1位(2位:友野|3位:佐藤)

2友野 一希 (日本)

(写真:Getty Images)

曲は『ツィゴイネルワイゼン』
冒頭4サルコウを降り、3フリップ+3トゥループを決め勢いに乗る。ステップのしなりと弾みを感じさせるダンスで手拍子を起こし、後半3アクセルもふわりと浮いた。ジュニア時代からショーマンとして鳴らしたパフォーマンスを、地元大阪で弾けさせた。ガッツポーズで、スタンディングオベーションに誇らしく応えた。前に滑った佐藤も拍手でよろこぶ。

得点:79.88(技術点43.80|演技構成点36.08)自己ベスト更新

1佐藤 洸彬 (日本)

(写真:Getty Images)

曲は『Totem(シルク・ドゥ・ソレイユ より)』
2季連続となるSPは「いろんな動物が混ざった生き物を表現している」。冒頭3アクセルは余裕がある。4トゥループ+手を挙げる2トゥループを決める。日本のファンにはおなじみとなっているエナジェティックなパフォーマンスで畳み掛け、凄まじい速さで入った後半3ルッツは、着氷が詰まるが堪えた。GPデビューを大歓声で終え、NHK杯初出場で自己ベスト更新。

得点:75.95(技術点40.56|演技構成点35.39)自己ベスト更新

滑走順

■男子SP滑走順

<第1グループ>
1:佐藤 洸彬(日本)
2:友野 一希(日本)
3:キーガン・メッシング(カナダ)
4:ナム・グエン(カナダ)
5:ミハル・ブレジナ(チェコ)
6:セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)

<第2グループ>
7:デニス・バシリエフス(ラトビア)
8:ドミトリー・アリエフ(ロシア)
9:アダム・リッポン(アメリカ)
10:アレクセイ・ビシェンコ(イスラエル)
11:ジェイソン・ブラウン(アメリカ)
12:羽生 結弦(日本)※欠場

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