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【選手インタビュー】M.ソツコワ、GPファイナル2位は「今季一番のビックリ」

キヤノン・ワールドフィギュアウェブ 2017年12月26日 17:00配信

(写真:Getty Images)

GPファイナルでは2位と躍進し、12月末のロシア選手権でも2位に入り、一気に五輪出場の夢へと近づいたマリア・ソツコワ選手(ロシア)。激戦のロシア女子のなか、どんな自分をアピールしていきたいのか。スケートへの思いを聞いた。

銀メダルはこれ以上ない勝利
自信もつき楽しさを感じられるように

-GPファイナル2位。おめでとうございます

今季一番の嬉しいビックリが、この銀メダルでしょうね。目標の一つにもちろん入っていましたが、実際に実現するとは最後の最後まで実感がありませんでした。演技が終わって、選手ラウンジのテレビ画面でコーチたちと試合を見守っていました。(ショート首位の)ケイトリン・オズモンドの演技が終わって私よりも下位になった時に、コーチが「あなたが2位よ!」と言うので、私は「待って、まだあと2人スケーターが残ってます」と言って、コーチも「ああ、まだ2人もいるのね!」なんて慌てていて。あと何人滑るのか、自分がどの順位にいるのか、落ち着いて考えられないくらい緊張していました。最後のスケーターが演技を終えて、銀メダルが確定した時は、私たちのチームにとってこれ以上ない勝利でしたから、みんなで祝福し合いました。

-実際に、銀メダルをもたらした要因は何だったと思いますか?

この夏に、とても充実した練習をたくさんできたことです。新しいジャンプの組み合わせにも挑戦しましたし、それができるまで忍耐と努力が大事なんだと心に決めて臨んできたことです。

-試合での緊張のコントロールが上手になりましたね。

試合はいつも緊張するのですが、自分に自信を感じる試合も出てきました。試合によってはいつもより緊張する時も、逆に緊張が和らいでいる時もあって、まだこの精神的なパターンを把握しきれてはいないのですが、年齢的にも技術的にもこれまでよりは自分に自信を持てるようになりましたし、緊張よりも楽しさを感じられるようになってきました。

-今季のプログラムも合っていますね。選んだ理由は?

やはり五輪シーズンということで色々なことを考えて選びました。今季は、私に合う曲、そして五輪シーズンに相応しい曲というのが重要です。私のチーム、つまりブヤノワコーチと、ピーター・チェルニシェフさん、イリーナ・タガエワさんたちみんなで相談して、ショートの『白鳥の湖』と、フリーの『月の光』を選びました。

2季前にブヤノワコーチに変更し、シニアへ
「私に必要なものをくれるチーム」

(写真:Getty Images)

-2016年世界ジュニア選手権で2位になり、そのあとコーチを変えましたね。なぜ今のエレーナ・ブヤノワコーチを選んだのでしょう?

コーチを変えるにあたっては本当に悩み、よく考えて決断しました。今振り返ると正解でした。とてもパワーのあるスケーティングになりましたし、演技全体も成長しました。今のチームは、トレーナーや振付師などプロフェッショナルが集まっていて、みんなが協力し合って私を支えてくれているので、こういったチームでの新しい練習環境が、私の成長と勝利に繋がりました。

-モスクワには、エテリ・トゥトベリーゼコーチのような有名なチームがありますが、なぜブヤノワコーチを選んだのでしょう?

私にとってはブヤノワコーチが最も良いと思ったからです。色々と考えた結果、私の望むスケートと、私の期待する結果をもたらすことができると考えました。今とても充実した練習を送っていて、本当に私に合っているコーチだと思います。

-ブヤノワコーチは厳しいですか?

もちろん必要な場面では厳しいです。ブヤノワコーチは、私のやる気が出るタイミングで褒めてくれますし、逆に褒められて開放感に浸ってしまわないように注意するタイミングもわかってくれています。だから怒られたとしても、それは私がもっと上手になるため、もっと努力するためのものであって、私には必要なことなんです。

2014年世界ジュニア選手権を怪我で棄権
「特別なことではなく基礎練習が大切」

-今季は、エフゲニア・メドベデワ選手をはじめ多くのトップ選手が怪我に苦しんでいます。

選手にとっての怪我は…

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