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【選手インタビュー】髙橋大輔「自分の人生を作り上げていくための復帰、スケートを好きだと実感する日々」

キヤノン・ワールドフィギュアウェブ 2019年1月18日 18:04配信

写真:Getty Images

32歳で5季ぶりの復帰を果たした髙橋大輔選手。長年のファンの応援を受け全日本選手権で銀メダルを獲得すると、世界選手権は辞退し、華やかに復帰1年目を締めくくった。復帰シーズンの嬉しさ、そしてスケートへの思いを語った。

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皆に応援され世界と戦った9年「最後の2年は苦しい気持ちだった」

――復帰、そして全日本選手権での銀メダル獲得おめでとうございます。今季はどの試合も幸せそうにしていたのが印象的でした。

昔の現役時代よりも、今の方がスケートをすることへの喜びを感じています。引退後、色々なことを経験させていただいて、自分は何をしたいのかを感じ取りつつ、自分がやり甲斐を感じられると確信してスケートをしています。昔はただスケートするのが当たり前で、「スケートが好き」という感覚さえわからずにいました。今は自分で選んで復帰しましたし、日々「やっぱりスケートが好きだな」と素直に思えるようになりました。

――改めて、昔はどんな気持ちでスケートしていたのか振り返ってみて、いかがでしょう。

トリノ五輪の前年までと、トリノ五輪のシーズンからの9年は、全然違う感覚でした。2002年の世界ジュニア選手権で優勝してから自分では想像もつかなかった環境に変化していき、シニアに上がると世界のトップの壁がすごく厚いことを目の当たりにしました。4回転時代と言われていたのに、僕がなかなか4回転を跳べなかった時期で、「このままダメになるんじゃないか」と、最初の苦しい時期でした。

――トリノ五輪シーズンに全日本選手権で初優勝。そこからはエースの時代でしたね。

はい。トリノ五輪のシーズンからは、楽しい100%、しんどい100%。皆に応援されて世界と戦ってきたので、辛いことがたくさんあっても活躍もできて、努力が返ってきて楽しいこともありました。でも最後の2年は、それまでの楽しかったことを相殺するぐらいしんどくて、「ここで頑張らないとダメだ」と思う気持ちはあるのですが、力が出ない。技術面よりも、精神的に辛い面が強くなって、最後は苦しい思い出のまま引退してしまった感じでした。

――後輩に追い付かれてきた時期でもありましたね。

それもありました。勝てなくなっていく自分が受け入れられなかったんです。あれを受け入れていたら、もっとスッキリとした気持ちで試合に挑めていたと思います。勝ちたいかどうかより、負けたくない気持ちがどんどん膨らんで、自信を失っていきました。練習しても上手くいかない、勝てない、演技も上手くならない、脚も痛い。もうスケートから逃げたい、と思ってしまったんです。

写真:Getty Images

――復帰という決断は意外でした。復帰には色々な理由があると話していましたが、一番の理由はなんでしょう。

もともとテレビの前で喋るのは得意ではないけれど・・・・・・

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