dmenuスポーツ

フィギュアスケート

コラム

【選手インタビュー】ジェイソン・ブラウン選手/羽生らと同門に「美しい4回転を見ることが最大の練習」

キヤノン・ワールドフィギュアウェブ 2019年2月25日 10:29配信

写真:Getty Images

情感溢れる演技に定評があるジェイソン・ブラウンが、今季から羽生結弦と同門の「チーム・ブライアン」へと移籍し、新たなスタイルの模索を始めた。四大陸選手権では自己ベストを更新し、飛躍のシーズンを送っている。刺激的な練習環境での日々について聞いた。

トップ選手たちの独占インタビュー、羽生結弦らの携帯用壁紙も公開中>>

北京五輪まで4年、新たな環境を求めて移籍 ブライアンのOKに「嬉しくて泣いた」

――まずは四大陸選手権で250点を超えての5位。着実に「チーム・ブライアン」に移籍してからの成果が表れてきましたね。

今季は、僕にとって変化と挑戦の時期です。昨年の初夏にトロントに移ってから、僕はすべての心をオープンにして、どんな変化も受け入れようと決めていました。以前のコーチ、コリ・エイドのもとに18年もいたので、最初は何をやっても、動きがバラバラで、ぎくしゃくした滑りになっていました。でも毎日、練習を重ねるごとにスケーティングも演技もジャンプも安定して、確実なモノになってきています。シーズン初戦からどんどん右肩上がりに成績も伸び、自分でも新しいスケートに手応えを得てきていて、とても充実した日々を送っています。

――18年もいたチームをなぜ離れようと思ったのでしょう?

コリのことは今でも大大大好きです。でも昨季の四大陸選手権が終わった後、「僕は23歳で、五輪のチャンスはあと1回。4年しかない」と思った時に、新しい環境が必要でした。それで世界中のコーチを調べ、トライアウトをたくさん受けました。技術やスタイルを変えるなら、ちょっと変えるのではなく、すべて変えようと思いました。そしてブライアンのもとで練習してみたら、コーチ達と環境、そして指導のすべてが最高でした。でも人気のチームなのもわかっていたので、ブライアンから入門のOKが来た時は、嬉しくて涙が止まりませんでした。

――今までに比べて、最も変化した部分はどこでしたか?

まずトレイシー・ウィルソンとたくさんスケーティングの練習をしました。中でも重心の移し替えという感覚が、今までの僕には無いものでした。ステップやスケーティングをする時の重心を、どの高さ、どの角度、どの場所に置くかを細かく考えながら移動させるのです。ただ前に滑るだけでも、その滑り心地が変わり、伸びやかになりました。

――確かに、演技が以前にも増して伸びやかになりましたね。

そうなんです。さらに基礎スケーティングの変化の大切さを感じたのはジャンプです。正しい位置に乗れるようになったことで、ジャンプを跳ぶ時に正確な回転を作り、美しくランディングすることができるようになりました。といっても、まだまだ慣れたとは言えません。これからも毎日ちょっとずつ成長していくと思います。

写真:Getty Images

ジャンプのフォームも変化新たに4回転サルコウを練習

――やはりジャンプの感覚が変わるのは難しいことですか?

ええ、とっても大変です。ジャンプを変えてから、再びトリプルアクセルが跳べるまでは3週間かかりました。でも、そのお陰でトリプルアクセルは今までよりも大きく跳べるようになりましたし、加点もつくようになりました。ブライアンは何度もアクセルのフォームを僕に見せてくれますし、他のコーチ達も適格な技術を教え続けてくれています。

――悲願だった4回転ジャンプも、手応えを感じていますか?

4回転に関してはもっと難しいです。4回転は、古い跳び方は完全に消し去って、新しいジャンプとして習っています。ですから新しいフォームで跳ぼうとしても、感覚が全然身に付かず、今でもまだ手に入れたとは言えません。

――今までは4回転トウループを練習していましたが、今季はサルコウになりましたね。

そうなんです。実は4回転トウループを本当に長いこと無理に練習してきたせいもあって、悪いクセが完全に身体に染みついているんです。

全文を読む>>

「チーム・ブラウン」へ移籍し、新しい環境へ飛び込んだ想いについて、ここでしか読めないコンテンツが盛りだくさん!

コラム一覧に戻る

トピックス

競技一覧
トップへ戻る