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【世界選手権】男子前日コメント/羽生「胸を張って100%と言える状態」宇野「結果を求めて挑みたい」

 2019年3月20日 11:41配信

――(全員に対して)今大会に向けた練習で重点を置いた点は?

宇野:特にこの試合に特別練習したことというのはないんですけど、シーズン通してやってきたプログラムに磨きをかけて思いを込めて練習してきたのと、よりよい結果を求めて練習してきました。

羽生:まず試合に向けて体作りから始めて、足首はまだ完治ではないんですけど、試合に出られる状態に戻すことを重点的にやってきました。ここまで色んな方々のサポートを受けて色んな練習をして、今試合に出られる状態になっているので。質問から外れてしまうかもしれないんですけど、練習の過程においてサポートを受けてきたので、感謝しながら滑りたい。

田中:全日本、四大陸の時の感覚をしっかり本番で出せるような練習と、失敗したことも沢山あったので、そこを重点的に練習してきました。

――(羽生選手に対して)羽生選手の求める100%の状態から現段階ではどれくらい?また怪我からの復帰という点で、平昌オリンピックの時と比べてどうか?

羽生:自分の求める100%からどれくらいか、という質問に関しては、しっかり胸を張って100%と言える状態です。もちろんその100%というのは毎回絶対値が同じなわけではないので、シーズン前に想像していた100%からいうとそうじゃないかもしれないですし、そこは具体的にうまく説明できないんですが、今のコンディションの中で、今の自分の世界選手権に向けて、という状態の中では100%だと言えます。平昌オリンピックとの相違点に関しては、似ているところもあると感じつつ、やはり世界選手権ということで、オリンピックとは違う緊張感がある中で準備していると思いますし、また日本開催ということで、また緊張感が違ってきているので、同じところもありつつ、違ったところもある意味で楽しみながら、試合で感じたいことを感じていければいいかな、と思います。

――(羽生選手に対して)今大会、自分に課していること、成し遂げたいことは?

羽生:一番の目標は、今シーズンの、自分が演技してきたもの、練習、試合、両方とも含めた上で、すべての自分に勝ちきれるような演技をすることが一番の目標です。公式練習の準備の仕方とか、試合に向けての日々の過ごし方など、色々気をつけないといけない点が多々あると思うので、回復すべきときにしっかり回復して、集中するべきときに集中して、また、スケートを楽しめるときはしっかり楽しみたいなと思っています。

――(羽生選手に対して中国メディアからの質問)あなたは2度のオリンピックチャンピオンですが、北京オリンピックについてはどう考えていますか?

羽生:北京オリンピックについては今は考えることができません。私は今回の試合に集中して戦わなければならないので、申し訳ないのですがこの試合以外のことについてはコメントできません。私はこの試合で自分のベストを尽くします。

――(羽生選手に対して)今日の練習で凄くテンションが高くて上機嫌だったようだが、今日の練習で感じたことは?そして、このさいたまスーパーアリーナで滑ることへの思いについて

羽生:まずこのさいたまで滑ることについて、やはりソチオリンピック後に世界選手権で優勝できた会場です。会場の雰囲気も完全に一致ではないが、感覚が似ています。非常に気持ち良く試合に臨めているなと思います。練習に関しては、調子どうのこうのは別として、今日のこのメインリンクの練習でやりたかったこと、感じたかったことを一つ一つ感じることができたので、そういう意味ではすべて“ミッションコンプリート”というか、やりたかったことをすべて達成できたという意味では感覚良く滑れたのかな、と思います。

――(羽生選手に対して)右足首の怪我から復帰という点では平昌と同じだが、その時の経験から生かせたところは?

羽生:うまく生かせたと思ってます。やはり自分の中で大切だったのは、今大切なのはこの世界選手権なんですけど、あのとき一番大切だった試合であるオリンピックに、もちろん月日は1カ月ほど短かったんですが、その中で優勝できた。ほぼ納得できる演技で優勝できたことは凄く自信にもなっていますし、また試合に出られなかった期間を含めて、どのように試合に向けて気持ちを作っていけばいいか、どのように日々を過ごしていけばいいか、またその中で、怪我明けがどれだけ苦しいか経験した上での今回の準備だったので、気持ちは楽ではなかったとは思いますが、いい経験をした上での今回の準備段階だったのかな、と思っています。

――(宇野選手に対して)四大陸選手権前は右足首の捻挫があった。現状については?改めて今大会への思いを

宇野:気を遣って質問していただいてありがとうございます。足首は問題ないです。調整も順調に、そしてこの試合に僕は初めて結果を求めて挑みたいなと思っています。

――(宇野選手に対して)結果を求める、世界一になるための準備はそれまでと違うのか?

宇野:特に違いはないですけど、試合で僕は自分が満足できたらいい、結果を気にせず、をモットーにやってきたんですけど、結果を求めるからといって、何か練習を特別変えたわけではないので。この試合で結果を求めることが緊張につながるか分かりませんけど、それが僕にとって貴重な経験になることは間違いないかなと思っています。

――(全員に対して)自国開催のアドバンテージはあるか、また練習から多くの観客が入っていたことについては?

宇野:これだけ練習からお客さん入っている試合は日本以外、絶対にないなという思いはあります。そうですね、あのー、まあ頑張ります。

羽生:宇野選手も言っていましたけれども、練習から沢山の方に観てもらえる、応援してもらえるのは自国開催ならではですし、試合についてのアドバンテージはないと思いますが、やはり過ごすうえで日本語が使えたり、ふと目に入る言葉が日本語なのはすごくリラックスできると思います。

田中:練習から沢山の方が観ていただいている中で練習できているので、本番を意識した練習ができるかと思うんですけど、若干自分の中でこの雰囲気にあおられたな、まだ適応できていないな、という感じがあったので、本番ではしっかりこの歓声を自分の力に変えていければいいなと思います。

――(羽生選手に対して)怪我をしてからの体力作りについて。リンクでの練習を再開した時期、プログラムを滑り始めた時期は?

羽生:時期についてはすみません。カレンダーを見ないと正確ではないんですが、(4回転)ループまで跳べるようになったのが、3週間前ぐらいかな?やっと50本に1本ぐらい跳べるようになりました。一つ一つの完成度をあげる練習から、右足首の強度を上げつつ、強度を上げるのと同時に、やはりオリンピックの時と違ってループを跳ばないといけないという使命感がものすごく今回強くあるので、それに耐えうる筋力をつけるように努力してきました。そのうちにフリー、ショートに対する体力もついてきたかな、という感じです。

――(羽生選手に対して)オリンピックが終わって、なかなか心の火がつかない中でやってきた今シーズン、ようやく火がついてきたかな、というところで怪我。今、心の炎はどのような状態?

羽生:正直言うと、GPシリーズロシア大会で結構燃やし尽くせたかなと思っています。ロシア大会のときは本当に大変で、フリーを滑るのも大きな決断だったと思うんですけど、そこで滑り切れたからこそ、自分の中でくすぶり続けていたものがちょっと解放されたような感覚もあって。ただ試合を見ているだけの時期っていうのはものすごく辛くて。油はあるし、火もあるんだけど、なんか小さい部屋の中でずっと燃えているような感じでした。やっとこうやって試合に向けて始動して、実際こうやって試合の会場に来て、今は大きな箱の中で光って暴れ回る炎になれてると思っているので、本当に気持ちよくスケートを滑りたいと思っています。もちろん勝つということが一番大切なものだと思いますし、競技者として一番持っていないといけないものだと思っていますが、ただ相手に勝つだけじゃなくて、自分に勝った上で、自分のこの凄く煮えたぎっている“勝ちたい”という欲求に対して凄く素直に勝ちを取りに行きたいと思っています。

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