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【世界選手権】女子コメント/紀平「目標はもっともっと高いところ」坂本「気持ちも体も一から作り直す」

 2019年3月23日 10:30配信

■坂本花織

――今日はどういう気持ちで滑り出したか?

滑り出しはショートと同じ感じで凄くいい緊張で入れたんですけど、スピードがあり過ぎてフリップ+トウループがフェンスギリギリで、入るときから(近いな)思いました。何とかコースを変えて臨機応変にできたんですけど、サルコウ辺りから段々危なくなってきて、切り替えようと頑張りました。多分そこまでにはちゃんと気持ちは切り替わっていたんですけど、何かがずれていたので、あのようなことになりました。

――スピードを出し過ぎた?

今日は良く滑るな、って思いました。体が良く動いていた感じです。公式練習の後もジムでちょっと動いたりだとか、散歩したりとか、ひたすら動いて、試合の時にベストな状態でできるように体を持って行けてたのかなと思います。

――気持ちが前に出過ぎた感じ?

凄く自信はあって、勢いも最初から凄く良かったんで、四大陸と逆で、行き過ぎてしまったのかな、と思います。

――昨日と今日の練習はあまり良くなかった?

四大陸の時はショート、フリーと連日で、多分(四大陸の)フリーの状態が昨日の状態とほぼ一緒でした。また、体の疲れが取り切れてない状態で練習をしたので、四大陸はこういう状態だったんだな、と思って全く動かない状態だったんです。今回はそのようなことがないようにしようと思い、しっかり動かせるようにはしたんですけど、うーん、まあもうちょっとトレーニングしないとな、って思いました。

――最後のループでのリカバリーはどのような気持ちで?

最後は、フリップでコンビネーションが抜けてしまったので、そこをしっかりリカバリーしないといけないと。今シーズンは、ループでコンビネーションを付けようとするとループが抜けてしまうことが2,3回あったので、それだけは絶対にならないようにしようと思い、ループを確実に降りることを考えてからリカバリーしました。

――公式練習の時、笑顔がなかったが?気持ちの作り方は?

なんかいつもフリーの時は息が詰まるっていうか、うまく呼吸できなくなる時があって、すぐに息が上がってしまったりとか、そういうことがいつも起こるので、フリーの時はああいう表情になります。

――フリップのところはスピードが出過ぎてタイミングが合わなかったという感じ?

モホーク(ステップ)して足を替えた時、いつも「足を揺らすな」と言われているのに、凄く揺れてしまいました。跳ぶときはいつも前の足と後ろの足を離すんですけど、(今回は)凄く近くなってしまって、思うように上がらなかったって思いました。

――公式練習でつなぎ、スピンなどを意欲的にやっていた。良くなった実感は?

四大陸が終わってからブノワ先生に来ていただいて、現地入りしてからも何度かアドバイスをいただきました。「もっと細かく丁寧に」っていうのを凄く言われていて、公式練習は本番前、最後の練習なのでそこを重視してやっていました。

――結果については?

今年の目標“全試合表彰台”が早くも2試合駄目だったので、ここからは新しいシーズンに向けて、気持ちも体もしっかり一から作り直して頑張っていきたいなと思っています。

――220点がベースになった気がする?

しない。まだ。

■宮原知子

――緊張はありましたか?

ショートの時はありました。でも、そうも言ってられないのでフリーは思い切りできたかな、と思います。

――全体を通して素晴らしいフリーだったと思いますが、いかがですか?

そうですね。小さなミスはあったんですけど、でもそれはすぐに直せるミスですし、しょうがないと思えるというか。悔しいのは悔しいですけど、やりたかったことはしっかりできたかなと思うので、悪くなかったかな、と思います。

――これまでの色んな経験はどんな風に助けになりましたか?

ここまで自分がどれだけ頑張ってきたか、というのを思いながら、それをしっかり本番で出さないと意味がないと感じた試合だったので、ここまで頑張ってきたことが今回生きたかな、とちょっと思います。

――意地を見せたいと思った?

練習で凄く良かったので、練習だけで終わるのも悔しいですし、試合でやらないと意味がないので、そういう意味では自分のできることを見せたいっていう気持ちはありました。

――強気で行けたと思いますが、いつ強気な気持ちに変わった?どんな言葉を自分にかけた?

ショートが終わってから、やっぱりどこかちょっと緊張しているな、とか足が硬いな、と思った瞬間に気持ちが引けてしまったのが一番の原因だと思います。先生からも「どんどん行きなさい」と終わった瞬間から言われましたし、自分でもそう思ったので、ショート終わってすぐ、次の日の練習のことを考えていました。

――ジャンプを跳ぶときに意識したことは?

練習で凄くいい感覚で跳べていたので、それをしっかり考えながらやったのと、あとはとにかく真っ直ぐ跳ぶことを意識しました。

――“チャレンジのシーズン”と仰ってましたが、終えていかがですか?

この試合のショートが終わってから今日までが、今シーズンで一番チャレンジできたかなと思っています。いつもは試合になると結構緊張で気持ちが引けるところがあって、練習でも悩むわけではないんですけど、失敗したくないなと思っちゃって。それを全部振り払ってフリーの練習ができたので、それが一番のチャレンジかな、と思います。

――練習では調子良さそうに見えていたが、なぜショートで緊張してしまったのか?

自分でも、あれだけできていたのに何で本番だけできないのかな、ってのは凄く悔しかったです。悩んだところであり、明確な理由も分からないですけど、どうしてもちゃんとやってきたことをやりたい、っていう風に自分で自分にプレッシャーをかけちゃっていたのかな、と思います。

――ジャッジに泣かされることもこれまでに何度かあったかと思うが、それで気持ちが引けてしまったことは?それを乗り越えるためにしたことは?

採点というよりかは、自分のジャンプがやっぱり良くないというか、回転不足を取られがちなジャンプだということが一番の原因だと思っているので、自分が悪いな、と毎回思っています。

■紀平梨花

――最初のトリプルアクセルは丁寧に行った?

感覚が、しっかり決めつけていたわけではなかったので、丁寧に、慎重にという風になってしまったかもしれないんですけど、でも決めることもできた。今回は(冒頭のジャンプを)3+3にしようという気持ちもあり、2本入れたい思いもあったので、そこに焦りもないし、全体を通していい演技だったと思います。

――終わった瞬間に声が出ていたが、何と言っていた?

まあ良かった、と。“まあ”がトリプルアクセル2本目で、“良かった”が全体、そういう感じがします。

――2本目のトリプルアクセルは着氷で滑った感じ?

そうですね。そんなに着氷が、っていうわけではなく、踏切から少し微妙というか、しっかり跳べるようなジャンプっていうわけでもない感じでした。でも本当は決められるようなジャンプだったかなとも思っていたので、そういう時に絶対決められるようにしたいっていう思いと、そこは本当に自信と調整でやってきた、っていう強い気持ちで行った方が良かったと思います。今回は微妙な調整だったと思うので、そういうところが出てしまった。もっと強い気持ちで挑めるように、来年は世界選手権に挑みたいと思います。

――トリプルアクセルは一昨日からはどのように調整しましたか?

軸が右にずれてしまっていることが多くて、(うまく)はまったっていうときのジャンプが、自分の中で踏み切りがうまく行ったジャンプがはまったっていうわけではなくて、普通に跳んだら何故か跳べた、っていう感覚で、逆にうまくはまったかな、っていうジャンプがミス、パンクになってしまったり、っていうことがあって、そのずれが、うまくはまった、っていう緊張感でフリーに臨んでもそういうミスになってしまわないように、っていうことを本当に気を付けないといけないと思っていて、昨日の練習と、今日の6分間は本当に確認することができたので、その確認が本当に今回、微調整もちゃんとして、ジャンプのかけ方も何回かやり直してうまくはめることができました。

――濱田先生から試合前には何と?

靴のことに関しても迷惑をかけた人たちがいる。そういう方に喜んでもらえるように、感謝を込めてやりなさい、と言われて。私も同じ気持ちだったので、

本番の直前から(お世話になった方々の)名前も出して下さって、その方々のためにも頑張って、と。私も先生のためにも頑張ろう、と思って、強い気持ちが生まれました。

――これまでの練習は正しかった、という気持ちはありますか?

そうですね。本当にトリプルアクセルのことがあったり、(アクセルが)うまくはまらないときの練習が、トリプルアクセルをやった方がいいのか、他をやった方がいいのか、とか本当に練習時間が足りないぐらい、毎日どこからやればいいのか、という気持ちがあったり、本当に大変な毎日だったと思うんですけど、バレエの先生にもチェックしていただいてて、全てが力になったと思うので、そこは信じてやってきて良かったなと思うし、これからはもっともっといい成績を出さないといけないという気持ちがあるので、ショートから沢山練習したいと思います。

――シニア1年目、振り返って?

昨シーズンと比べて本当にいいシーズンだったと思っていて、まだまだ目標はもっともっと高いところなので、いい成績を出せるように、ここで満足せず、どの試合もやり切ったと思えるように、波のないシーズンを続けてオリンピックに行きたいと思うので、あとは怪我をせず、毎日できる限り努力して、怪我しないようにケアも沢山して、体作りもしていきたいと思います。

――初めての世界選手権を終えての感想は?

思った以上に、世界選手権、っていう感覚よりも国際試合の一つという気持ちで臨めたのは凄く良かったので、初めての世界選手権は70%ぐらい頑張ったかな、と思います。

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