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【選手インタビュー】N.チェン選手/「ユヅルや僕でスケートの限界を押し上げていきたい」 エール大との文武両道も「バランスが取れた」

キヤノン・ワールドフィギュアウェブ 2019年4月4日 11:48配信

写真:Getty Images

今季はGPファイナル、世界選手権と二冠を達成したネイサン・チェン(米国)。しかも名門エール大学に入学し、文武両道の生活を送りながらの王者君臨となった。多岐に渡る才能はどのように育まれ、今後はどんな道を歩むのか、チェンが語った。

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「ユヅルがいる時代に生まれてラッキーだった」日本のファンの応援を見て興奮

――まずは優勝おめでとうございます。圧巻の演技でした。

今回はショート、フリーともに力強い演技で、ジャンプもすべて降りることができて、本当に満足しています。もちろん、練習ではもっとジャンプをクリーンに降りていますが、そういった部分も含めて今回の演技をできたこと、そして優勝できたこと、すべてが嬉しいです。

――フリーは、羽生結弦選手との、スケート史に残る名勝負でした。

ユヅルは本当に僕が心の底から尊敬している選手です。彼は、このフィギュアスケートというスポーツを発展させてきましたし、僕の手本でもあり、そしてやる気を刺激してくれる存在でもあります。今回は、この日本という地でユヅルと共に戦うことができて、本当に素晴らしい機会でした。昨年の世界選手権はユヅルが欠場だったので、優勝してもどこか王者という気持ちにはなれませんでした。ユヅルは2度の五輪王者。これは誰にも奪うこともできなければ、超えることもできないタイトルです。ユヅルを尊敬しなかった日はないというくらいです。

――フリーは羽生選手の次の滑走順で、プレゼントの回収に時間がかかっていましたが影響はありましたか。

これまでにも、ユヅルの直後の滑走というのは経験してきました。ぬいぐるみがたくさん客席から降ってくるのは予想できましたし、それはむしろ嬉しいことなんです。ああ、これだけたくさんのファンがスケートを愛してくれているんだな、と思うからです。ユヅルのファンということは、僕の演技にだって注目してくれています。そういった意味で、ユヅルへのシャワーを浴びながら、僕も頑張ろう、僕の演技も見てね、というような気持ちになるんです。こんな風にファンから愛されているスポーツがあって、自分もそのファンの前で演技ができるのは、むしろラッキーなことです。ユヅルがいなくてファンも見に来ていない試合より、ずっとずっと興奮しますよ。

――昨季の世界選手権、そして今回の優勝。重みは違いますか?

どちらも世界王者のタイトルという記録は変わらないと思いますが、僕にとっては意味合いが違います。ここ何度かの世界タイトルは、ユヅルがいない中で戦い優勝してきたことを、知っている人は知っています。ユヅルがいることで、僕だけでなく他の全てのスケーターが、この試合で最高の演技をしようと気合いが入ったと思います。そうやってハイレベルな試合に出会えたこと、ユヅルがいる時代に生まれることができたことを、とてもラッキーだと思っています。

――全米選手権、世界選手権と、2試合連続でのパーフェクト演技。どちらが最高の演技だったと思いますか?

どちらも違った意味で最高の試合でした。全米選手権もものすごくハイレバルな試合で、今回銅メダルのヴィンセント・ゾウや、ショート2位のジェイソン・ブラウン、さらに世界ジュニア選手権優勝の樋渡知樹などとの戦いでした。米国のファンの前で、最高の演技をできたことは大きな誇りです。そして世界選手権は、・・・・・・

写真:Getty Images

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