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【フランス杯】女子FSレビュー/16才コストルナヤがザギトワ下す!坂本は巻き返すも4位止まり

 2019年11月3日 06:27配信

GPデビュー戦Vのコストルナヤ(写真:Getty Images)

11月2日、GP大会第3戦目のフランス杯の女子フリーでは、結局SPから順位は変わらずに16才のアリョーナ・コストルナヤが初優勝、アリーナ・ザギトワが2位、アメリカのマライア・ベルが3位という結果になった。

コストルナヤは3アクセル+2トウループから演技を開始。続いた3アクセルも完璧にきめて、ステップから入る2アクセルがそれに続いた。その後3ループ、3フリップ+3トウループなど、アクセルも含めて合計8回の3回転ジャンプを成功させ、159.45を獲得。長い腕を優雅に使い、演技構成点もザギトワに次ぐ高い点が出て総合236.00を獲得した。

ザギトワは細かいミスがあり2位に終わった(写真:Getty Images)

フリーで「クレオパトラ」を滑ったアリーナ・ザギトワは、冒頭の3ルッツで回転が足らずに両手をついたが、持ち直して2アクセル+3トウループを跳んだがトウループはやはり回転不足の判定がついた。後半では3ルッツに前半でつけられなかった3トウループをつけたのは、さすがオリンピック女王だった。だがルッツにもループにも回転不足判定がつくなど、細かい取りこぼしがあり、フリーは141.82で3位。総合216.06で2位を保った。

マライア・ベルは「ハレルヤ」のメロディにのって、3フリップ+3トウループから演技を開始した。その後3ループ、3サルコウ、2アクセルと着実にきめていき、最後の3ルッツが回転不足になった以外はノーミスの、流れのある素晴らしい滑りを見せた。フリーは142.64で2位、総合212.89で3位に入り、2016年スケートアメリカ以来、3年ぶりのGP大会メダルを手にした。

演技後こぶしを握り締めた坂本(写真:Getty Images)

坂本花織は、やや緊張した面持ちでリンクの中央に立った。「マトリックス」のプログラムで2アクセルから演技を開始。続いた3フリップ+3トウループも、いつもの彼女のように幅のある良いジャンプが決まった。3ルッツ、3サルコウと一つずつジャンプを決めていくたびに、会場の歓声は盛り上がっていった。最後の3ループを降りると、ほっとしたような笑顔になり演技を終えるとこみ上げてくる感情を抑えるように両手のこぶしを握り締めた。

サルコウ、ループなどいくつか回転不足を取られたものの、流れが途切れない演技を最後まで滑り切って135.16を獲得。総合199.24で表彰台にこそ届かなかったものの、スケートアメリカより明らかに完成度の高い演技を滑り切った。

「初めて全要素を入れて今回通してできたので、それはすごく自信にもなった。回転不足を取られたのも次に生かせると思うので、今後も頑張ります」と演技後、笑顔を見せた。

樋口新葉は「ポエタ」のプログラムで冒頭の2アクセルをきれいに降りた。次の3ルッツで転倒するも、もちなおして3サルコウは成功させた。だが次のループが2回転になり、後半のフリップが1回転になるなど、ミスがいくつか重なってフリーは109.34で7位。総合174.12で6位となった。

「(スケート)アメリカと同じ失敗をしてしまったので、それが悔しい」と演技後に悔しさを表現。全日本選手権に向けて、練習を続けていくことを誓った。

9月に風邪に感染して練習時間をかなり失ったという白岩優奈は、フリーはジャンプの回転不足が6個出て、98・59で10位。総合161.71で9位という結果になった。

text by 田村 明子

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