dmenuスポーツ

フィギュアスケート

コラム

【選手インタビュー】樋口 新葉選手/トリプルアクセル「初挑戦して良かった」 来季は4回転もアクセルも成功を

キヤノン・ワールドフィギュアウェブ 2020年4月3日 11:19配信

写真:Getty Images

今季は全日本選手権では銀メダル、四大陸選手権ではトリプルアクセルにも初挑戦し話題を集めた樋口新葉。今季そして来季への思いを聞いた。

トップ選手たちの独占インタビュー、羽生結弦らの携帯用壁紙も公開中>>

全日本選手権で120%と決めたシーズン「自分を励ましながら頑張り抜いた」

――今季は全日本選手権で3年ぶりの表彰台。存在感を示したシーズンでした。

今季は、全日本選手権での表彰台というのを一番のモチベーションに頑張ってきました。特に、フリーの通し練習は本当に辛いのですが、気持ちを振り絞って岡島(巧治)先生に音楽のスイッチを押してもらって、キツい練習に耐えて、自分で自分を励ましながら頑張り抜いたシーズンだったと感じています。

――ショートの『Bird Set Free』は、「鳥のように飛び立つ」という歌詞と樋口選手の演技が本当にマッチしていました。

ショートは、昨季から候補曲の中にはあって、すごく気に入っていたんです。曲の雰囲気も良くて踊りやすいですし、自分自身を重ね合わせて、感情が出しやすかったです。今季は本当に頑張らないと、という自分の気合いも、曲に乗せて滑っていました。

――フリーのフラメンコも素敵でした。

『Poeta』を使おうと言ったのは私で、ステップの部分にフラメンコの音楽を入れるのは振付師のマッシモ・スカリの提案でした。フラメンコの部分がアクセントになって良かったという声がたくさん聞けたのですが、実際にはすごく難しかったです。フラメンコは12拍子で、とにかく音を取るタイミングがわからなかったんです。フラメンコの先生に陸で踊りも習いましたが、「ここで本当に12拍子目?」という感じでした。

写真:Getty Images

――今季は、後半戦に向けて徐々に調子が上がっていくシーズンでした。

はい。シーズンに入る前から、「全日本選手権に照準を合わせて、グランプリからだんだん仕上げていく」というピーキングを、岡島先生と話し合っていました。それには五輪シーズンの反省があります。あの時はシーズン初めから本当に頑張って全力を出して、GPファイナルで力尽きたなというのを自分でもわかっていました。温存というのはできないタイプなのですが、シーズンが始まる前に、どこに一番のピークを合わせるのかを決めて、自分をコントロールしていかないといけないと思いました。今季は、60%から始めて、全日本選手権で120%という計画を立てて、本当にその通りにできたと思います。

――世界選手権よりも、全日本選手権が120%というイメージなのですか?

私にとっては、やっぱり全日本選手権で表彰台に乗りたい、というのが一番のやる気になります。2018年の世界選手権の銀メダルは、たまたま運があってのメダルでした。自分もショートはミスがあったし、他の選手もミスがありましたから。でも全日本選手権は、まず誰もミスしないですし、本当に実力がある人が上にいける大会です。そういう意味ではやはり私の目標で、ミスのない演技をしたいという気持ちが強くあります。

全文を読む>>

トリプルアクセル成功秘話や、四回転挑戦への意気込みなど、ここでしか読めないコンテンツが盛りだくさん!

コラム一覧に戻る

トピックス

競技一覧
トップへ戻る