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【世界国別対抗戦】ペア見どころ/日本からは三浦璃来&木原龍一ペアが登場!北京五輪に向け注目集まる一戦

 2021年4月14日 12:18配信

北京五輪へ向け大きな躍進を見せる三浦&木原ペア(写真:Getty Images)

今季唯一日本で海外スケーターの演技を観ることのできる試合となるフィギュアスケートの団体戦・世界国別対抗戦(4月15~18日、大阪)。新型コロナウイルス感染防止対策としてバブルシステムを採用、観客動員は座席数の50%に制限して行われる。ペアも、世界選手権チャンピオンが来日して質の高い滑りを披露してくれる。

カップル競技であるペアとアイスダンスのうち、アクロバティックな技があるのがペアとなる。シングル同様ジャンプがあるが、男性と女性がそろって跳ぶことでよりダイナミックになる。さらに、リフト(男性が腕を真っ直ぐに伸ばして女性を頭の上まで持ち上げる)、ツイストリフト(男性が女性を投げて回転させ、また受け止める)、スロウジャンプ(男性が投げるタイミングに合わせて女性が踏み切るジャンプ)、デススパイラル(男性が軸になり、女性と手をつなぎながら回る。女性は体を反らせてブレードで円を描くように回る)などペアにしかない技があり、スリリングな演技を楽しめる。

今大会では、日本代表の三浦璃来&木原龍一が、今季初めて日本で試合をする。三浦の華やかさと木原の安定感が魅力的なペアだ。現在カナダに拠点を置く二人は、コロナ禍の今季、日本で行われる試合に出ないという選択をしている。悩んだというが、その決断が正しかったことを世界選手権(3月24~28日、スウェーデン・ストックホルム)10位、北京五輪の出場枠獲得という結果で見事に証明してみせた。

世界選手権での二人は、驚くほどの成長をみせていた。2019年8月に結成したペアだが、当初から技のタイミングが合っていたといい、相性がよいのだろう。加えて、コロナ禍の厳しい状況に耐えてカナダで積んだ鍛錬が結実し、スケーティングの伸びや二人の一体感が増し、演技が大きくなっている。自己ベストを更新し、日本のペアとして世界にその存在をアピールする、実り多い大会となった。

今回、木原は日本チームのキャプテンも務める。「個性的なメンバーをまとめられるように頑張りたい」と意気込みを語る木原が、日本を引っ張る姿が見られそうだ。“りくりゅう”の活躍によって、スケートを習う日本の子供たちがペアに興味をもつかもしれない。

今大会でも活躍が予想されるアメリカのクニエリム&フレイジャーペア(写真:Getty Images)

また、世界選手権を制したアナスタシヤ・ミーシナ&アレクサンドル・ガリアモフも出場する。ペア大国の新たなスターとなった19歳と21歳の若い二人は、フリーでは『ボヘミアン・ラプソディ』を演じる。また、世界選手権7位のアレクサ・クニエリム&ブランドン・フレイジャー(アメリカ)、8位のニコル・デラ モニカ&マッテオ・グアリゼ(イタリア)も来日する。

text by 沢田 聡子

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