dmenuスポーツ

フィギュアスケート

コラム

【世界国別対抗戦】シングル見どころ/羽生、世界選手権の雪辱なるか!?女子は紀平、坂本がロシア勢と激突!

 2021年4月14日 13:26配信

フィギュアスケートの団体戦・世界国別対抗戦が、4月15日から大阪で行われる。新型コロナウイルス感染防止対策としてバブルシステムを採用し、観客動員は座席数の50%に制限。今季、日本で海外のトップ選手の演技を見られる唯一の大会となる。

世界選手権ではミスに泣いた羽生。今大会では雪辱を果たせるか(写真:Getty Images)

男子シングルでは、平昌五輪金・銀メダリストの羽生結弦・宇野昌磨が日本代表に選ばれた。先月末に行われた世界選手権でも羽生が3位、宇野は4位に入っており、世界のトップスケーターとして走り続ける二人が日本チームを牽引する。

世界選手権での羽生はショートで首位発進するも、フリーでミスが出てしまった。今大会では、全日本選手権で観る者を魅了したフリー『天と地と』をクリーンに滑り切り、再び羽生ならではのプログラムを見せてくれることを期待したい。

この国別対抗戦を新しいシーズンの「スタート」と位置づける宇野は、「いろんなことに挑戦する場にしたい」と語り、4回転ループ、トリプルアクセル+4回転トウループに挑む意志を明らかにしている。高難度ジャンプの成功が楽しみだ。

羽生・宇野に立ちはだかる王者、ネイサン・チェン(写真:Getty Images)

海外スケーターでは、世界選手権で圧倒的な強さをみせて3連覇を果たしたネイサン・チェン(アメリカ)に注目が集まる。4種類5本の4回転を跳ぶ圧巻のフリーは、大阪で再演されるのか。世界選手権5位のミハイル・コリヤダ(ロシア)、7位のジェイソン・ブラウン(アメリカ)も出場する。

紀平はロシア勢の牙城を崩せるか(写真:Getty Images)

女子シングルの日本代表は、世界選手権6位の坂本花織、7位の紀平梨花だ。世界選手権では、この二人の奮闘により北京五輪の出場枠を平昌五輪の「2」から「3」に戻し、責任を果たした。しかし一方でロシア勢(世界選手権には組織的なドーピング問題によりロシアフィギュアスケート連盟の選手として出場)に表彰台の独占を許し、力の差を痛感させられた大会でもあった。

不調に苦しんだ昨季から復活し、今季安定した演技をみせている坂本だが、世界選手権ではルッツのエッジエラーに泣かされた。また紀平もショート2位と好発進したものの、フリーでは試合の時間帯に体のピークを合わせられずに失速し、悔しさが残っているはずだ。帰国後、隔離を経て迎える大会だけに課題を解決するのは難しいかもしれないが、北京五輪シーズンである来季に向け、二人には今大会で前向きな一歩を踏み出すことを期待したい。

ロシア代表は、世界選手権で女王となったアンナ・シェルバコワ、銀メダリストとなったエリザベータ・トゥクタミシェワという最強の布陣で臨んでくる。日本でもレベルの高い滑りを披露するであろうロシア女子に、日本の二人がどこまで迫れるか、注目だ。世界選手権4位のカレン・チェン、9位のブレイディ・テネルが選ばれたアメリカ代表にも力がある。

チームの勝利を目指して戦うシングルスケーター達の、シーズン集大成となる演技を楽しみにしたい。

text by 沢田 聡子

コラム一覧に戻る

トピックス

競技一覧
トップへ戻る