dmenuスポーツ

フィギュアスケート

コラム

【選手インタビュー】鍵山 優真選手/「自分は世界でも戦える、ここがスタート」来季は4回転の種類を増やし、五輪へ

キヤノン・ワールドフィギュアウェブ 2021年4月16日 14:04配信

写真:日刊スポーツ/アフロ

シニアデビューとなった今季、初出場の世界選手権で銀メダルという快挙を成し遂げた鍵山優真(17)。世界のトップと戦った手応え、そして来季の北京五輪への抱負を聞いた。

トップ選手たちの独占インタビュー、「ジャンプ」・「スピン」の動画解説も公開中>>

父・正和コーチと初めての国際試合「嬉しくて、ありがたかった」

――五輪前年の世界選手権で2位という活躍、おめでとうございます。振り返っていかがでしょう。

今回の世界選手権は五輪に向けて、自分の立ち位置を確かめるためにすごく大事だと思って臨みました。自分は世界でも戦えるんだ、ということをこの試合で感じたのと同時に、もし皆が完璧な演技をしていたら、自分はまだ4回転の種類も少ないですし、この順位ではなかったと思います。だから今回良い結果を出せたからといって五輪で上位を狙えるかどうかは分からないですし、他の選手ももっと練習して上手くなってくるので、それに負けないよう練習して成長していきたいです。まずは五輪の出場を決めて、そのうえで上位を狙っていきたいと思います。ここで満足しちゃいけない、ここがスタートだ、と思いました。

――それでは早速、試合を振り返っていきましょう。まず今回は、父の正和コーチと一緒に国際大会へ行くのは初めてでした。

父は、世界選手権は一緒に行くと決めていました。(リハビリ中のため)国際空港での移動がすごく大変になるので車椅子を使ったのですが、空港の方たちがすごく親切で、車椅子を押してくださってゲートまで案内してくれたりしました。皆さんに助けられました。コロナ対策もあって色々な制限はありましたが、初めて一緒に海外の試合に行けるのはすごく楽しみでしたし、本当にありがたいなと思いました。着いてから父とは「ここにきたからには、しっかり後悔のない演技をして帰ろう」と話し合いました。

――今回はバブル方式と呼ばれる、コロナ対策を徹底した試合でした。いつもの試合とは違う生活だったと思います。

到着後は、PCR検査の結果が出るまではホテルの部屋で待機でした。その時に夕飯を渡されたのですが、見たことのないような料理で食べられず、持っていっていた日本食を食べました。今回は外出できないので、白いごはんや缶詰、カップ麺などを色々持っていっていました。部屋ではマットを敷いて1人で体幹トレーニングなど、限られたスペースでできることを毎日1時間半くらいはしていました。

――ストックホルムでの初練習はどんな気持ちでしたか?

一歩滑った時点で「これは日本とかなり違う」というのは感じました。うまく力を吸収してくれて、一歩蹴るたびにすごく滑ってくれる。自分の滑りと氷の感触とがうまくマッチして、すごく良い氷だなと思いました。大きな会場なのでテンションが上がって、お客さんを想像しながら練習しました。それに海外のトップ選手と挨拶するたびに「本当に世界選手権なんだな」という実感が湧いてきて、楽しみになっていきました。

ショートはパーフェクトで100点超え「17歳らしく全力で、はっちゃけた」

――では演技を振り返っていきましょう。ショートは、2本の4回転とトリプルアクセルと、パーフェクトでした。

ストックホルムのリンクは、僕がいつも練習している日本のリンクに比べると、すごくツルツルしていてスピードが出るんです。それに反発もあって、力を入れるといつもより浮きすぎてしまうので、着いてから2日目くらいまでは、4回転まわってから開くタイミングが分からなくなっちゃったんです。ほんの少し早めに開かないといけなくて、その調整が難しかったです。現地で練習するうちにタイミングをつかめていたので、本番ではその感覚を信じてやったらできました。本番は何も考えずに思い切りやることができて、良かったです。

――全日本とはかなり印象を変え、髪も切って、衣装も新しくなりました。

シルクロードがテーマなので、白をベースにした、アジアの民族衣装のイメージです。色や飾り付けを自分で衣装さんと相談して、大切な世界選手権のために・・・・・・

写真:Raniero Corbelletti/アフロ

全文を読む>>

世界選手権銀メダル秘話や北京五輪への抱負など、ここでしか読めないコンテンツが盛りだくさん!

コラム一覧に戻る

トピックス

競技一覧
トップへ戻る