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【スケートアメリカ】見どころ/いよいよ開幕、GP初戦!大会5連覇を狙うチェン、4回転5本のトルソワに注目

 2021年10月18日 11:56配信

大会5連覇を狙うチェン、シーズン初戦となる今大会に注目が集まる(写真:Getty Images)

10月22日から、アメリカのラスベガスでGP初戦のスケートアメリカが開幕する。昨年は新コロナウィールスのパンデミックの影響でほぼ国内大会のメンバーで、無観客で行われた。だが今回は2年ぶりにオーリンズアリーナに観客を迎え、平年通りに世界中からトップアスリートが集まって競い合う。

男子ではなんと言っても注目されるのは本大会5連覇を狙う22才、アメリカのネイサン・チェンだ。今年の3月、3度目の世界タイトルを手にしたチェンは北京オリンピックでも金メダル候補として有力視されている。そのチェンがシーズン初試合でどのような滑りを見せてくれるか、世界中のファンと関係者が注目している。

高難度の演目でジャパンオープンを制し好スタートを切った宇野(写真:Getty Images)

日本からは23才の宇野昌磨、17才の佐藤駿が出場する。10月初頭に優勝したジャパンオープンで、宇野はフリーの冒頭に4ループを入れて、難易度の高いジャンプ構成で挑んだ。この大会ではどのような構成で挑むのか、注目される。また2019年ジュニアGPファイナル金メダリストの佐藤は、本大会が海外のシニアGP戦は初挑戦となる。二人はチェンのほか、米国のヴィンセント・ジョー、フランスのケヴィン・エイモスらの強豪たちと表彰台を競うことになるだろう。またシーズンは始まったばかりだが、それぞれのプログラム、ジャンプの構成や調整などを、世界のジャッジの前でどのような戦いを見せてくれるのか、楽しみだ。

4回転5本のジャンプで話題を呼んだトルソワ、今大会はどのような構成で挑むのか(写真:Getty Images)

一方女子は、日本からは先日のアジアントロフィー杯で2位だった坂本花織(21才)、宮原知子(23才)、横井ゆは菜(21才)が出場する。女子の激戦区であるこの大会では、ロシアからはストックホルム世界選手権銅メダリストのアレクサンドラ・トルソワ(17才)、そしてシニアGP大会初挑戦の15才のダリア・ウサチェワ、クセニア・シニツィナ(17才)の3人が登場。特にトルソワはフリーで5度の4回転をプログラムに組み込んでいて、ジャンプならトップ男子とも競えると言われている天才ジャンパー。オリンピックシーズンのGP初戦で、彼女がどのような演技を見せるのか注目される。

またアメリカからはいつも安定した演技を見せてきたベテランのブレイディ・テネル(23才)、アンバー・グレン(21才)とオードリー・シン(17才)が出場する。さらに忘れてはならないのは、イャリム・キム(18才)、ユ・ヨン(17才)など着々と実力を伸ばしてきた韓国勢だ。誰が表彰台にのってもおかしくない実力の選手が勢ぞろいし、華やかな戦いを繰り広げてくれるだろう。日本勢は厳しい戦いとなるが、それぞれが実力を最大限に発揮してくれることを期待したい。

また男女シングル以外で要注目は、ペアで三浦璃来&木原龍一が海外GP大会デビューをすることだ。ここ2年で目覚ましく実力をあげてきた二人は、9月にカナダで開催されたチャレンジャーシリーズのオータムクラシックインターナショナルで日本のペアとして国際大会初優勝を果たした。本大会でも、実力を発揮すればメダルのチャンスはある。日本のペア、初のGP大会メダル獲得となるかどうか、注目して欲しい。

text by 田村 明子

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