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コラム

スポーツ雑学王への道!①「見えませんでしたという審判」に「バックのできる自転車」!?

2018年4月29日 12:00配信

スポーツには意外と知られていない豆知識が山のようにあります。親子や恋人とのスポーツ観戦中にちらっとそんな豆知識を披露すれば、尊敬の眼差しで見てもらえるようになるかも?

『スポーツ雑学王への道!』。この連載では、ついつい人に話したくなるスポーツの豆知識をお伝えしていきたいと思います!

第1弾の今回は、「見えませんでしたという審判」に、「バックのできる自転車」、「意外に自由な走り幅跳び」をご紹介しましょう。

バドミントンで審判が「見えませんでした」と判定することがある

©Getty Images

バドミントンのスマッシュは想像を超える速さで放たれていて、プロ選手における最大瞬間速度の平均値は約350キロともいわれています!

バドミントンで使用するコルクのついた羽根は「シャトルコック」と呼ばれ、重量は5グラム程度しかないのですが、そのシャトルがスマッシュ時にとてつもない力で叩きつけられると形が潰され空気抵抗が少なくなり、ものすごいスピードを出すことができるというわけです。ただ、潰されたシャトルはやがて元に戻り、急激に空気抵抗を生み出します。その結果、相手が跳ね返すときには100キロ前後に落ち着きます。

しかしそれでも早いスピードで小さいシャトルコックが行き交うため、審判にとっては見るのが大変で、加えて選手と重なれば見えづらい死角も生まれるそうなんです。そのため、実際にシャトルコックがコート上でINだったのか、それともOUTだったのかという判定が目視でできなかった場合、審判は両目を手で覆うジェスチャーで「見えませんでした」と表現することができるのです!! これができるのは線審のみで、主審が見えていたとしても線審が目を覆えばポイントは「ノーカウント」となります。

他の競技ではなかなか見られない光景ですよね! ただその線審の仕草がユニークであるため、ノーカウントに終わっても選手は苦笑いで済んでしまいそうな、そんな愛嬌も感じさせられます。

ただ近年の国際大会では、テニスでよく見られる「ホークアイ」と呼ばれるカメラを設置し誤審を防ぐ取組みも行われています。選手も観客も納得でき、盛り上がる仕組みをこれからも取り入れていってほしいですね!

競輪用自転車はバックができる!

©Getty Images

一般用の自転車はペダルを前に踏み込むことで前へと進むことができます。しかし、ペダルを逆回転させてもバックすることはできませんよね?

一方、競輪用の自転車は固定ペダルとなっていて、ブレーキが存在しません(!)。構造上、ペダルを後ろに漕ぐと後ろに進めるようになっていて、ペダルを前後に漕ぎながら速度を調整するというわけです。

ちなみに競輪用語で「バックを踏む」という言葉がありますが、これはスピードを落とすという意味。レースで前にいる選手がペースを落とすと、後ろの選手も落とさなければ追突してしまいますよね。自転車にはブレーキがついていないので、スピードを落とすときにはペダルを逆に回転させるのです。これを「バックを踏む」と言うんです!

競輪選手の多くは、自分の自転車を体格に合わせて完全オーダーメイドで作っています。その車体に差が生まれないよう一定の規格や素材の制限といったルールが存在しますが、1台で数百万円程度かける選手も多くいるそうですよ。

細かいことを気にしなくてもいい走り幅跳び

©Getty Images

砂地に向かって助走をつけながら跳んだ距離で競い合う走り幅跳び。そのルールは単純明快で、なおかつ足が踏切板を越えなければその飛び方は自由です。例えば走り幅跳びでもっとも重要な要素である助走の場合だと、どれだけ長い距離をとって走ってもOKなんです!

国際陸上競技連盟が定めたルールブックを読むと、「走り幅跳びの助走路は最低40メートルを確保しなければならない」としか書かれておらず、助走する距離に関してのルールは一切明記されておりません。つまり最低限の助走路は必要であっても、助走距離の範囲が明記されていないため、走る距離は自由であるということ。ですから助走路内であれば全く助走をしないで跳んでもOKということなんです! バックしながら走ったり、フィギュアスケートのように回転しながら走っても構いません(笑)。

ちなみに40メートルという距離は、選手が助走を開始して最高速に達するまでに要する歩数「17~20歩前後」に合わせられているといわれていて、1歩の歩幅を2メートルで計算すると、国際陸上競技連盟が定める最低40メートルが適切な距離ということになります。ですからほとんどの選手はこの助走路の距離を守って跳んでいるのです。

自由度の高い走り幅跳びですが、やってはいけない跳び方が存在します。それはジャンプをした際、体操選手のように空中で回転をすることです(!)。実は1974年頃、飛距離を伸ばすために空中回転をする跳び方が実際に考案されたことがあったんですが、さすがに危険であると判断され禁止となったのでした。

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