東京五輪2020

コラム

オリンピックの歩き方①~親子でお出かけしたい周辺スポットが満載!~新国立競技場・東京体育館・代々木競技場編

2018年12月12日 13:00配信

いよいよ開幕まで2年を切った東京2020オリンピック・パラリンピック。

熱戦が繰り広げられる会場は、全部で43。その一つひとつが、世界中から超一流アスリートの集結する、まさに夢の舞台です!

今回からスタートする「オリンピックの歩き方」シリーズでは、東京2020大会の会場をご紹介するとともに、親子で一緒にお出かけしたくなる周辺の施設や名所、名産などもお伝えしていきます。

今のうちから会場に足を運んで、待ち遠しい熱戦の日々に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

(文=池田敏明)

(左上)オリンピックスタジアム 外観、(右上)東京体育館 (左下)オリンピックスタジアム 内観、(右下)国立代々木競技場

新しく生まれ変わるオリンピックスタジアムと東京体育館

東京2020オリンピック・パラリンピックでメイン会場となるのは、2019年11月の完成に向けて建設が進められている「新国立競技場(オリンピックスタジアム)」です。建設用地にはもともと、1964年の東京オリンピックでメイン会場となった「国立霞ヶ丘競技場」がありました。それが2014年5月に閉場となって解体され、新たに6万8000人程度を収容するスタジアムの建設が進められています。

建設に際しては、一度決まったデザイン案が複雑で実用性が難しく、また費用も当初の予算を大幅に超えることが発覚したために白紙撤回となり、計画をやり直したという経緯があります。そのため工事の開始は遅れましたが、今は順調に工事が進んでいます。

「新国立競技場」は建築家の隈研吾氏がデザインを手掛け、木材を取り入れた庇(ひさし)やその上の植生など、神宮外苑の緑と調和する「杜のスタジアム」がコンセプトとなっています。ちなみに、日本全国の人々の心を一つにしたいという願いから、庇の木材には47都道府県産の「杉」を使用しています(沖縄県には杉が自生していないため、「リュウキュウマツ」を使っています)。正確な完成予定日は2019年11月30日。待ち遠しい限りですね。

この「新国立競技場」は、開会式、閉会式の他に、陸上競技やサッカーが行われます。また、マラソンのスタートとゴール地点にもなっていますので、連日、多くの観客が詰めかけることでしょう。

「新国立競技場」の隣には、卓球の会場として使用される「東京体育館」があります。1954年に「東京都体育館」としてオープンし、1964年の東京オリンピックでは、メインアリーナで体操競技、プールで水球が行われました。その後、現在の名称になり、時代に合わせて改修を繰り返しながら使用され続けています。現在も大規模な改修が行われていて、2020年には生まれ変わった姿を見せてくれるでしょう。

いちょう並木、四季を感じる庭園、最先端の科学と、親子で行きたい場所が満載

上から、神宮外苑いちょう並木、にこにこパーク、TEPIA 先端技術館、新宿御苑

新国立競技場や東京体育館があるのは「明治神宮外苑」というエリアで、さまざまなスポットがあります。のんびりと散策するなら、「神宮外苑いちょう並木」がオススメです。沿道にはいくつかのカフェレストランがありますので、ランチタイムやティータイムを過ごすこともできます。

体を動かしたいなら、「バッティングドーム」や「アイススケート場」があります。「バッティングドーム」のバッティングケージは球速70キロから用意されているので、小学生でも楽しむことができるでしょう。「アイススケート場」はオールシーズンで営業しており、夏でも涼みながらスケートができます。2018年12月25日にリニューアルオープンされ、バリアフリー化に伴ってベビーカーや車いすでも利用しやすくなります。

小さいお子さんがいらっしゃる場合は「にこにこパーク」がオススメです。大人(中学生以上)300円、子ども(2歳以上)100円という有料の公園なのですが、大小さまざまな遊具や広場、休憩所などがあり、お子さんを安心して遊ばせることができます。

「神宮外苑いちょう並木」の近くにある「TEPIA先端技術館」では、最先端の科学技術を楽しみながら学ぶことができます。ロボットプログラミング教室や3Dプリンタ教室も開催されており、すべて無料で体験することができます。

JR千駄ヶ谷駅に隣接する「新宿御苑」には、日本庭園やイギリス風景式庭園、フランス式整形庭園などがあり、四季折々、さまざまな風景を楽しむことができます。敷地内にはレストランがあり、お子さま向けのメニューも用意されています。

独特なデザインの国立代々木競技場は、1964年東京五輪開幕の※日前!?

「新国立競技場」や「東京体育館」から直線距離で約2kmのところには、ハンドボールの会場となる「国立代々木競技場」があります。1964年東京オリンピックに向けて建設された体育館で、第一体育館では競泳競技、第二体育館ではバスケットボールが行われました。デザインは建築家の丹下健三氏で、最大の特徴は吊り構造の屋根。柱が一本もない空間をつくり出すために、第一体育館では高さ40メートルの支柱の間にワイヤーケーブルを通り、左右は鉄骨を巡らせて巨大な屋根をかけました。前例のない構造や技法を取り入れ、しかも工期はわずか18カ月間という難工事でしたが、五輪開幕のわずか39日前になんとか完成にこぎつけました。独特な形の屋根は必見です。

第一体育館はもともと、プールでしたが、近年はプールの躯体の上に鉄骨を組んで蓋をし、アリーナ仕様にして、バスケットボールやバレーボール、フットサルなどのインドア競技、コンサートや格闘技イベントの会場として使われてきました。2017年7月からは2020年東京オリンピックに向けて耐震強化などの改装工事が進められています。

野鳥観察にピクニック、サイクリングの後は、あの有名な通りデビューを!

上から、代々木公園入り口、代々木公園噴水、原宿インスタ映えスポット、竹下通りのクレープ

国立代々木競技場の隣には「代々木公園」があります。遊具があるわけではありませんが、バードサンクチュアリで野鳥の観察をしたり、中央広場でお弁当を広げてピクニックをしたり、サイクルセンターで自転車を借りてサイクリングコースを走ったりと、広大な敷地内でのんびりとした時間を過ごすことができるでしょう。

「NHK放送センター」もすぐ近くにあり、敷地内には「NHKスタジオパーク」があります。展示やイベント、映像上映で放送の裏側を学ぶことができ、また公開番組を観覧することもできて、お子さんはもちろん、大人も一緒に楽しめるはずです。

そして国立代々木競技場付近といえば、なんといっても「竹下通り」ではないでしょうか。国立代々木競技場からはJR原宿駅を挟んで反対側に入り口があり、明治通りまで続く約350メートルの道は、国内外の観光客で常に賑わっています。ファッションやグルメのおしゃれなお店が所狭しと立ち並んでいて、歩いているだけでも楽しい気分になります。飲食店が多いので食事に困ることはないでしょうし、原宿ならではのお土産も買うことができます。

以前は竹下通りといえばクレープの印象が強かったと思いますが、その他にもコットンキャンディーやソフトクリーム、最近話題となっている韓国のチーズドッグなど、さまざまなものが食べ歩きできます。これらのスイーツや軽食は見た目がかわいらしく、また内装や外観がオシャレなお店やスポットも多いので、“インスタ映え”を求めながらそぞろ歩くのも楽しいでしょう。

また、最近は定番の猫カフェを始め、ふくろうカフェやうさぎカフェ、カワウソカフェやハリネズミカフェなど、小動物との触れ合いができるカフェが増えています。動物好きのお子さんや癒しの時間が欲しい方にも楽しめるスポットといえるでしょう。

(※本文中のデータ・情報はすべて2018年10月現在)

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