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東京五輪2020

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オリンピックの歩き方~親子でお出かけしたい周辺スポットが満載!~東京スタジアム、武蔵野の森総合スポーツプラザ、武蔵野の森公園編~

2019年6月5日 13:00配信

いよいよ開幕が来年に迫った東京2020オリンピック・パラリンピック。

熱戦が繰り広げられる会場は、全部で43。その一つひとつが、世界中から超一流アスリートの集結する、まさに夢の舞台です!

「オリンピックの歩き方」シリーズでは、東京2020大会の会場をご紹介するとともに、親子で一緒にお出かけしたくなる周辺の施設や名所、名産などもお伝えしていきます。

今のうちから会場に足を運んで、待ち遠しい熱戦の日々に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

(文=池田敏明)

Jリーグ・FC東京の本拠地で知られるスタジアムが2020年に大活躍!

(左)東京スタジアム 外観、(右)1964年東京五輪マラソン競技「折返し地点記念碑」

調布市にある「東京スタジアム」は、2001年に開業した多目的スタジアムです。4万9970人を収容し、サッカーJ1リーグのFC東京、J2リーグの東京ヴェルディのホームスタジアムとして知られています。2003年には味の素株式会社がネーミングライツを獲得し、以来「味の素スタジアム」の呼称で親しまれています。開業当初は主に球技専用の競技場として使用されていましたが、2012年に陸上トラックが整備されました。ただ、普段はトラック部分が人工芝のシートで覆われており、フットサル大会やさまざまなイベントで使用されることが多くなっています。京王線「飛田給(とびたきゅう)」駅から徒歩5分とアクセスも抜群です。

この「東京スタジアム」、2020年東京オリンピックではサッカーとラグビー、そして近代五種の会場となっています。サッカーについては新国立競技場や埼玉スタジアム2002なども会場になっているため、東京スタジアムの使用頻度はそれほど高くないと思いますが、ラグビーはこのスタジアムが唯一の会場です。オリンピックで行われるのは、15人で行われる通常のラグビーとは異なる「7人制ラグビー」。15人制と同じサイズのフィールドを使い、少ない人数で戦うので、よりダイナミックでスピーディーな攻防を楽しむことができるでしょう。

また、近代五種は水泳、馬術、フェンシング、レーザーラン(レーザーガンによる射撃と800メートル走の複合競技)の5つを1日で行う過酷な競技ですが、オリンピック史上初めて、この5つの競技を1つの会場で行うことになるそうです。普段サッカーやラグビーをする中央のピッチ部分が馬場となり、その周辺に仮設のプールやフェンシングのピストを配置するといいます。3種目が行われる「東京スタジアム」、オリンピック期間中はかなり稼働率が高くなりそうです。

ちなみに、「東京スタジアム」は国道20号線沿いに建てられていますが、スタジアムの敷地内にあり、その国道20号線に面したレストラン・ショップ・スポーツ施設「ポケットガーデン」の脇には、1964年東京オリンピックのマラソン競技の「折返し地点記念碑」があります。エチオピアのアベベ・ビキラ選手が先頭で折り返して金メダルを獲得し、5位で折り返した円谷幸吉選手はその後、順位を上げて銅メダルを獲得しました。記念碑はそれほど大きくはなく、目立つものではありませんが、オリンピックの歴史を感じられるスポットといえるでしょう。

地元の人々の憩いの場も会場に

(左)武蔵野の森総合スポーツプラザ 外観、(右)武蔵野の森公園

「東京スタジアム」の隣には、「武蔵野の森総合スポーツプラザ」があります。2017年11月に完成したアリーナ施設で、「東京スタジアム」とはペデストリアンデッキでつながっているので、簡単に行き来することができます。2020年東京オリンピックではバドミントンの会場となっているほか、近代五種のフェンシング(ランキングラウンド)も行われます。ちなみに、フェンシングの「ランキングラウンド」とは対戦順を決めるための予選ラウンドのようなもので、5競技を行う日にはランキングラウンドで得たポイントの低い選手から順番に戦っていきます。

「武蔵野の森総合スポーツプラザ」は、空調の風がアリーナに直接、吹き込まないような工夫がされています。5グラムに満たないバドミントンのシャトルは、わずかな風でも大きな影響を受けますから、風が当たらない状況下でプレーできるというのは、選手にとって非常にありがたい施設といえるでしょう。

「東京スタジアム」と「武蔵野の森総合スポーツプラザ」の北側には「武蔵野の森公園」があります。ここは2020年東京オリンピックでは自転車競技のロード(ロードレース)のスタート地点になり、仮設施設が整備される予定となっています。大芝生広場や複数の野球場、サッカー・ラグビー場などがあり、北地区の「のびのび親子館」ではおはなし会や親子体操などのイベントも随時、開催されていて、普段は地元の方々にとっての憩いの場となっています。また、公園は調布飛行場に隣接していますので、小高く造られている「ふるさとの丘」に登れば飛行機が離着する様子を間近に眺めることもできます。

宇宙から鬼太郎、深大寺まで、周辺はバラエティー豊かな施設が目白押し

(左上)調布飛行場、(右上)鬼太郎茶屋、(左下)深大寺参道、(右下)神代植物公園

調布飛行場周辺には「調布航空宇宙センター」や「国立天文台」といった施設があります。施設見学できるエリアがありますし、イベントを開催することもあるので、興味があるお子さんにはオススメです。施設間は意外と距離があるので、バスなどの公共交通機関を使って移動するのがいいでしょう。

「東京スタジアム」」などに程近いエリアでショッピングや食事を楽しみたい場合は、京王線「調布」駅周辺にたくさんのお店があります。また、調布は『ゲゲゲの鬼太郎』の作者である水木しげる先生が住んでいた場所としても知られています。駅の北側にある「天神通り商店街」には「鬼太郎」や「ねずみ男」といったキャラクターのモニュメントが飾られているので、探しながら歩いても楽しいでしょう。また、調布駅から西側へ10分ほど歩いた場所には「鬼太郎ひろば」があります。水木作品に登場するキャラクターをモチーフにした遊具やオブジェがありますので、テレビアニメの作品を見ているお子さんは特に楽しめると思います。

調布駅からバスで15分ほど揺られると、「深大寺」に到着します。レトロな雰囲気の参道や美味しい「深大寺そば」で有名ですが、この参道にも「鬼太郎茶屋」があり、キャラクターをモチーフにしたメニューを楽しむことができます。

「深大寺」に隣接する「都立神代植物公園」も紹介しておきましょう。東京ドーム10個分という広大な敷地を誇り、10万株以上の植物を楽しむことができます。2016年にリニューアルオープンした「大温室」では、珍しい植物を目にすることができるはずです。正門は「深大寺」からは少し離れていますが、「深大寺」のすぐ裏手に「深大寺門」がありますので、そこから出入りすることもできます。「深大寺」に参拝して、参道でお蕎麦や甘味を楽しみ、「都立神代植物公園」をのんびり散策、というのが定番のコースです。

23区からは少し離れていることもあり、豊かな自然を楽しめるのが、今回、紹介した地域の特徴の一つといえるでしょう。もちろん「東京スタジアム」などの会場内では、アスリートたちが熱い戦いを繰り広げてくれるはずです。

(※本文中のデータ・情報はすべて2019年5月現在)

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