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東京五輪2020

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東京五輪メダル候補が集結 桃田賢斗らバドミントン日本代表候補を見られる大会が開催

2019年11月27日 13:00配信

 世界選手権を連覇した桃田賢斗をはじめ、バドミントン競技の日本代表候補選手はいずれもハイレベルとなっていて、全種目でのメダル獲得が期待される。そういったハイレベルな選手が一同に会する全日本総合選手権大会が11月26日から行われる。約8カ月後にメダルを掲げる選手を早めに見られるよい機会となりそうだ。

(C)Getty Images

(文=平野貴也)

桃田賢斗や福島由紀/廣田彩花ペアなどが出場 東京五輪メダル候補が勢ぞろいする大会

 2020年の東京オリンピックで複数のメダル獲得が期待される競技が、バドミントンだ。男子シングルス世界ランク1位の桃田賢斗(NTT東日本)は、世界選手権を2連覇しているだけでなく、今季90パーセントを超える勝率を誇っており、全競技で最も東京五輪の金メダル獲得を期待できる選手と言える。

 今夏の世界選手権での日本勢は、全5種目でメダルを獲得する快挙を達成するなど他種目にもメダル候補をそろえる。

 そんなバドミントン日本代表が、国内最強の座をかけて11月26日から12月1日まで駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われる第73回全日本総合選手権大会に集結する。東京オリンピックのメダル候補である選手を一気に複数見られる貴重な機会となる。

 男子シングルスは、桃田が中心。昨年に3年ぶりの優勝を果たしており、2連覇を狙う。抜群のコントロールは、競技に詳しくない観客でもわかるくらいに別格。相手のいないエリアへ正確にシャトルを沈めていく。1年をかけて世界のファンを魅了して来た技巧を、日本でも惜しみなく見せてくれるに違いない。

 最もハイレベルな争いになりそうなのは、女子ダブルス。世界選手権連覇の松本麻佑/永原和可菜(北都銀行)ペアは、ともに170センチを超える長身で打点の高さを生かした攻撃力が持ち味だ。しかし、この種目はライバルも手ごわい。11月12日更新の世界ランクで松本/永原ペアを越えて世界ランク1位に返り咲いたのが、福島由紀/廣田彩花(アメリカンベイプ)のペアだった。粘り強い守備から反撃に転じるタイプで、長期戦には滅法強い。さらに、2016年リオデジャネイロオリンピック金メダルの高橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)ペアも健在。東京オリンピックは1つの種目に同じ国から2組までしか出場できないため、3組とも世界トップクラスでありながら2つの出場枠を争う形になっており、直接対決が実現すれば注目される。

すべての種目でメダルを狙えるバドミントン 女子シングルスや男子ダブルスなども注目

 女子シングルスも、複数のメダル候補がいる。実績ナンバーワンは、世界選手権で銀メダルだった奥原希望(太陽ホールディングス)だ。リオデジャネイロオリンピックの銅メダリストで、17年には世界選手権で優勝している。驚異的なフットワークと、あふれる闘志が魅力の選手だ。もう一人は、山口茜(再春館製薬所)。夏以降コンディション面で苦しんでいる印象だが、世界ランク1位経験者で粘り強さと技ありショットで観衆を魅了する。

 男子ダブルスは、エース格の園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)ペアが目玉。ハイスピードのラリーは、見応え抜群となっている。野性味あふれる園田が後衛からパワーショットを放ち、イケメン嘉村が前衛で相手を揺さぶる。ベテランと若手の組み合わせの遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス)ペアも優勝候補。世界選手権で銀メダルを獲得した若手の保木卓郎/小林優吾(トナミ運輸)ペアが2強を追いかける展開になりそうだ。

 混合ダブルスは、世界選手権で銅メダルを獲得した渡辺勇大/東野有紗(日本ユニシス)ペアに注目。2種目で優勝を狙う渡辺のトリックショットは、世界トップクラス。高いジャンプから強打とネット前への柔らかいショットを巧みに使い分ける。また、強打を打ち込まれたり、コートを走らされたりするピンチの状況でも、意表を突くショットで得点を奪うため目が離せない。東野は女子では珍しくジャンピングスマッシュを打ち込める選手で、男子に負けない機動力とパワーで対抗する。

 全日本総合選手権大会は出場選手のレベルが高く、どの種目も世界トップクラスのプレーが見られることは間違いなさそうだ。2020年の東京オリンピックでメダルを取るであろう選手を見る絶好の機会となる。

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