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東京五輪2020

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大きな話題となったサッカー競技の新ユニフォーム その理由と実際の評判を探る

2020年1月7日 13:00配信

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 東京オリンピックのサッカー競技で着用されるユニフォームの新デザインが発表になり、賛否両論の議論を巻き起こしている。

大きな話題となった理由とは――

そして発売後の評判とは――

(文=川原宏樹)

正式発表を前にリークされた画像が出回って悪いイメージが先行

 日本サッカー協会(JFA)とアディダス ジャパン株式会社は、11月6日に日本代表ユニフォームの新しいデザインを発表した。「スカイコラージュ」と呼ばれる青を基調とする5色を組み合わせた斬新なデザインで話題を呼んでいるが、その稀有なデザイン以外にも話題となった理由があった。

 東京オリンピックでも着用することになる新しいユニフォームの発表を控えた3週間ほど前に、海外のサッカーギアを中心としたリーク情報を掲載するサイトに新ユニフォームの写真が漏洩。その情報を報道した国内メディアを経由したことで加速度的に広まり、正式発表を前に多くの人々が目にすることになった。

 そのサイトは、過去にもヨーロッパの人気クラブチームの新ユニフォームを発表前にリークした実績が、何度もある信憑性のあるサイトだった。だから、斬新なデザインは偽物と疑われることがなく、目にした人々の間でそのデザインに関する議論が巻き起こった。

 リーク画像を見た人のなかには青の“迷彩柄”ととらえる人が多数いて、その一部の人たちからは「戦争を想起させる」「平和の祭典であるオリンピックにはふさわしくない」といった意見がわきあがっていた。しかし、すでに多くのメディアでも報じられているとおり、新ユニフォームのデザインコンセプトは「日本晴れ」となっており、“迷彩柄”とは真逆のイメージから考えられたデザインとなっている。選手個々のそれぞれ空を濃淡で分かれた5色の青で表現し、それが一つにつながっていくさまを表している。その説明を聞けば納得のデザインだったので、先に画像のみがリークされ先に悪いイメージを持たれてしまったのは残念に思われた。

売り上げは好調 その人気は国内にとどまらず海外へ

 デザインコンセプトで一騒動を起こした新ユニフォームだが、デザイン自体でも賛否両論の意見に分かれている。ただ、それに関してはサッカーのユニフォームにかぎらず、あらゆるもので斬新性は賛否両論の意見を生んできており、時とともに一定の落ち着きを取り戻すことだろう。

 11月10日に行われた南アフリカ戦でなでしこジャパンが着用してお披露目となった新ユニフォームは、その後A代表のサムライブルー、東京オリンピックを戦うことになるU-22日本代表と立て続けに着用したことで、多くの人が目にしたことだろう。発表から1週間も経たずに行われた試合だったが、早くも新ユニフォームを着用したサポーターが何人も会場に訪れていた。これまでも2年ごとに新調されてきた日本代表のユニフォームだが、これまでとは比べものにならないほど多くの人が新ユニフォームを着ていたように思う。それは感覚的なものでなく、実際に売り上げも好調だという。それは多くの人が斬新なデザインを受け入れて、気に入った結果なのだろう。

 しかも、そのデザインは気に入ったのは、日本人だけではないようだ。ヴィッセル神戸の元ドイツ代表MFルーカス・ポドルスキも気に入った様子で、11月28日に日本代表の新ユニフォームを着た写真をインスタグラムで公開している。

東京五輪はスポーツギアの祭典 ユニフォーム以外のギアにも注目

 サッカー競技では東京オリンピックで着用するモデルを大々的に発表したが、4年に一度となるスポーツの祭典には各スポーツメーカーが力を入れていることは間違いない。サッカーの新ユニフォームのように発表会を設けるわけではないが、各メーカーが開発してきた新技術を搭載したギアをここぞとばかりに投入してくることだろう。さまざまの競技で使用されるギアは、競技と同様に注目されるポイントの一つになる。

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