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ジョーダンの五輪着用ユニフォームが高額落札 東京五輪で高騰するアスリートを予想しよう

2020年4月29日 17:00配信

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 男子バスケットボールで2度の五輪出場経験があるマイケル・ジョーダン。「神様」とも称されるスーパースターがオリンピックで着用していたユニフォームが、4月にオークションに出品され高値で落札された。東京オリンピックでは、どのアスリートのグッズが高額となるのだろうか――

(C)Getty Images

(文=川原宏樹)

“バスケの神様”ジョーダンがバルセロナ五輪で着用したユニフォームが2316万円で落札

 新型コロナウイルス感染拡大の影響でマスクを中心に品薄状態が続き、オークションサイトやフリーマッケトサイトなどが注目されている。同じく新型コロナウイルスが猛威を振るっているアメリカだが、日本とは異なりスポーツによってオークションが注目されることになった。

 スポーツグッズを専門に取り扱うロバート・エドワード・オークション社は、1992年に開催されたバルセロナオリンピックで男子バスケットボールのアメリカ代表だったマイケル・ジョーダンが着用していたサイン入りユニフォームをオークションにて販売した。

 バルセロナオリンピックでの男子バスケットボールのアメリカ代表は、初めてNBAのプロ選手らが参加。「ドリームチーム」と称され、圧倒的な強さで金メダルを獲得し、世界中に大きな影響を与えオリンピック史に名を残している。そのときの中心選手が、当時シカゴ・ブルズに所属していたマイケル・ジョーダンで、「バスケットボールの神様」と賛辞されるほどの偉大なプレーヤーだった。

 今回のオークションでは、そのときにジョーダンが着ていた9番の白いユニフォームが出品された。そのユニフォームは、1992年に1万7500ドル(現在のレートで約188万円)で最初に販売された商品で、所持者から売りに出されたため改めてオークションを開始することになったという。

 4月3日に最低落札金額2万5000ドル(約268万円)から始まったオークションは54回の入札があり、最終的には10倍近く値上がりし21万6000ドル(約2316万円)で落札された。この価格は、ジョーダンのユニフォームにおいて2番目に高いものとなった。ジョーダン着用ユニフォームで最高額となっているは1984年開催のロサンゼルスオリンピックの赤いユニフォームで、2017年に27万3904ドル(現在のレートで約2937万円)で落札されている。

4年に1度開催されるオリンピック そこで着用したスターのグッズは値上がりしやすい!?

 このようにアスリートの価値が、その着用ユニフォームの落札金額で示されることがしばしばある。例えば、バスケットボールではなく「サッカーの神様」と称されたペレが、1971年7月に行われた親善試合で最後に着用したブラジル代表のユニフォームは、3万ユーロ(現在のレートで約348万円)の値を付けている。

 また、1998年に開催されたFIFAワールドカップで優勝したフランス代表の中心メンバーだったジネディーヌ・ジダンのユニフォームは、10万ユーロ(現在のレートで約1160万円)で売却された。

 世界的に高値で取引されているのは、「野球の神様」と称されるベーブ・ルースのユニフォームだ。2019年6月に開催されたオークションで、1928〜1930年のニューヨーク・ヤンキースのユニフォームが出品。襟元に「Ruth」と刺繍が入っており、世界には6着しか現存していないという。その落札価格は564万ドル(現在のレートで約6億円)となり、2012年に同じくベーブ・ルースのユニフォームで記録した440万ドル(現在のレート約4億7177万円)を大きく上回り世界記録を更新した。

 ベーブ・ルースほど高額ではないにしても、引退して20年も経っていないジョーダンのグッズは高額となることで有名だ。先述したユニフォーム以外にも、シューズが高値で取り引きされている。プロ入り前のノースカロライナ大学時代に参加して金メダルを獲得したロサンゼルスオリンピックの決勝で履いていたシューズは、2017年に19万372ドル(現在のレートで約2041万円)で落札されている。ジョーダンと言えば、ウィザーズの八村塁などが契約するNIKE社の「エア・ジョーダン」ブランドが有名だが、ロサンゼルスオリンピックではコンバース社のシューズを履いていた。そういったものめずらしさが要因となり、高値が付いたのだろう。いずれにしても、2回しか参加していないオリンピックで着用したジョーダンのグッズは希少価値が高く、今後も高値で取り引きされることが予想される。

 ジョーダングッズのような高額に至ることはなかったとしても、オリンピックは4年に1度の開催でアスリートが着用する回数は少なく、どの選手であろうと希少価値は高い。それに大会での活躍という価値が加わることで、グッズは大きく値上がりする。東京オリンピックではどのアスリートのグッズが値上がりしそうか、注目しながら見るのもおもしろいだろう。

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