東京五輪2020

空手

競技紹介・ルール

空手

空手は琉球王国時代の沖縄が発祥の武術で、当初は護身術として発展していきました。大正時代に東京で開催された第1回運動体育展覧会で空手が紹介されことをきっかけに、日本全国に普及していきました。そして第二次世界大戦以降は世界中にも広がりをみせ、アメリカなどで大ヒットした1984年公開の映画「ベスト・キッド」の影響もあり、さらに愛好者は増加。世界中の空手競技人口は、現在まで1億3000万人を超えるとされています。

東京2020大会からオリンピックの新競技として開催されることが決まり、今大きな注目を浴びています。空手と聞くと、総合格闘技のような相手の体に直接打撃を与えて勝負するイメージがあるかもしれませんが、オリンピックで行う空手は「組手」と「形(かた)」に分かれています。

【組手】
赤帯または青帯を腰に巻いた2人の選手が8m四方の競技場で戦う種目で、「突き・蹴り・打ち」の3種類を駆使しながら相手を攻撃します。攻撃する部位は決まっていて、上段(頭部・顔面・頸部)、または中段(胸部・腹部・背部・脇腹)に狙いを定めます。「上段への蹴りまたは相手を倒しての突き」が決まると1本と判定され3ポイントを獲得、「中段蹴り」は技ありとなり2ポイント、「上段への突き・打ち、中段への突き」は有効と判定され1ポイントを獲得します。

「1本・技あり・有効」と、その評価は柔道と同じ形ですが、試合中に1本が出た場合、すぐに試合が終わるというわけではありません。男子3分、女子2分の競技時間内で相手より8ポイント差がついた時、または試合終了時にポイントが多いほうが勝ちとなります。同点の場合は先にポイントを獲得した選手が勝者となります。

また、組手は一対一の攻防が見どころではありますが、力いっぱいに攻撃部位を攻めるのは反則となります。突きや蹴りをコントロールし、体に接触する直前で止めることが重要となります。組手は男女とも体重別の3階級で行われます。

【形】
目の前に敵がいることを想定しながら、攻撃と防御の技を組み合わせた98種類ある演武の中からひとつを選択し一連の流れを披露します。試合は一対一で行われ、競技場でひとりずつ演武を開始。終了後、審判の採点により勝敗を決めます。形は組手と異なり階級分けがなく、男女2種目で行われます。

2018/11/16 配信

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