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東京五輪2020

ウィルチェアーラグビー

見どころ

ウィルチェアーラグビー

この競技の特徴のひとつに「ポイント制度」があり、選手は障がいの程度によってそれぞれ持ち点がつけられています。障がいの重い選手の0.5点から軽い選手の3.5点まで0.5点刻みで7段階に分けられ、チームは出場する4人の持ち点の合計を8点以下に抑えて構成されなければなりません。ただし、その4人の中に女子選手が含まれる場合は0.5点の追加ポイントが認められ、女子選手が4名出場する場合は最大10点までの構成が可能となります。チームは試合展開や状況に応じてポイント制度をどのようにして最大限に活かすかがポイントとなります。

また選手が乗車する車いすにも注目。激しくぶつかり合う車いすは頑丈に作られており、なおかつ機敏のある動きを出すためにタイヤはハの字型につけられています。そして、試合では攻撃型と守備型の2つのタイプの車いすが使用されます。攻撃型の車いすには主に障がいの軽い選手が乗り込み、相手の守備に引っかからないためと小回りが利くように丸みを帯びた車体となっています。一方守備型の車いすには主に障がいの重い選手が使用し、相手の動きをブロックするために前方にバンパーが飛び出しているのが特徴です。

試合中は障がいの軽い選手がボールを奪い合い、得点をあげるシーンをよく目にしますが、障がいの重い選手が守備型の車いすを巧みに操作し、壁となって抑えているからこそのシーンであったりもします。障がいの重い選手が軽い選手を封じ込めるプレーはチームの士気を高める要素となるため、献身的なプレーも重要な見どころです。

パラリンピックでウィルチェアーラグビーが正式競技となったのは2000年のシドニー大会から。以降メダルの獲得はオーストラリア、アメリカ、カナダ、日本、ニュージーランドのみで、この5カ国が中心となり覇権を争っています。

2016年のリオデジャネイロ大会では世界最高プレーヤーの一人とされるライリー・バットを擁するオーストラリアが金メダルを獲得し、2012年ロンドン大会に続く連覇を達成しました。このチームをどの国が食い止めるかが大きな注目となりそうですが、その中のひとつとして日本にもチャンスがあります。

ロンドン大会で4位、そしてリオデジャネイロ大会では銅メダルを獲得した日本は、東京2020大会に向けてアメリカとカナダを指揮した経験を持つアメリカ人のケビン・オアーをヘッドコーチに招き入れ、悲願の金メダル獲得を目指します。

2019/01/11 配信

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