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ラグビーW杯2019

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注目選手紹介

ボーデン・バレット

ニュージーランドニュージーランド

注目ポイント!切れ味満点のラン!ラグビー王国不動の司令塔

黒地に白の「10」がすっかり定着した。ボーデン・バレットは、ニュージーランド代表の頭脳として晩夏から秋にかけて日本で躍動する。5人の兄弟と3人の姉妹という大家族の次男。後に代表デビューを果たす2人の弟スコット、ジョーディーと楕円球を追い、2010年に19歳で地域代表選手権のタナラキ代表入りした。翌シーズンにはプロクラブのハリケーンズと契約し、国際リーグのスーパーラグビーで活躍。2016年には同リーグ優勝の原動力となった。

2012年からオールブラックスの万能バックスとして期待されてきたが、自身初のワールドカップとなった2015年のイングランド大会での先発は1試合のみ。おもにリザーブとして、司令塔のスタンドオフの他に仕留め役のウイング、最後尾のフルバックとしてスタンバイしてきた。転機は2016年にあった。イングランド大会決勝での劇的なドロップゴールでヒーローとなったダン・カーターが大会終了後に代表を引退。誉れ高きオールブラックスの「10」という空席へ手をかけた1人が、2016、17年と2年連続でワールドラグビー(国際統括団体)の年間最優秀選手賞に輝くなど、同時期にハリケーンズでブレイクしたバレットだった。

カーターが防御を引きつけながらのパス、キックでスペースを攻略してゆくのに対し、バレットは果敢に目の前のスペースを自ら駆け抜ける。相手防御のひずみを切り裂きながら、大外のスペースへ鋭いパスを放りもする。ウイングやフルバックとしても評価されただけに、スピードとボディバランスに長けている。自ら局面を打開するコンダクターとして、今やラグビー王国に欠かせぬピースとなった。足技も正確で、中央からタッチライン際へ正確なキックパスを繋げられるほか、ゴールキッカーも任され、オールブラックスで歴代4位の総得点数も記録している。走力を最大の長所に据えながら、ラグビーフットボールに求められる複数の能力を高いレベルで有している。

28歳で迎える日本大会でも、爆発力のあるスクラムハーフのアーロン・スミス、ハイペースでトライを量産するウイングのリーコ・イオアネ、オフロードパスが目立つセンターのソニー・ビル・ウィリアムズらと美しいシンフォニーを奏でる姿を見せてくれることだろう。

(文=向 風見也)

ボーデン・バレット プロフィール>>

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STANDINGS

順位表

 
プールA

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 日本

日本

19 4 4 0 0 +53
2 アイルランド

アイルランド

16 4 3 0 1 +94
3 スコットランド

スコットランド

11 4 2 0 2 +64
4 サモア

サモア

5 4 1 0 3 -70
5 ロシア

ロシア

0 4 0 0 4 -141

 
プールB

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ニュージーランド

ニュージーランド

16 4 3 1 0 +135
2 南アフリカ

南アフリカ

15 4 3 0 1 +149
3 イタリア

イタリア

12 4 2 1 1 +20
4 ナミビア

ナミビア

2 4 0 1 3 -141
5 カナダ

カナダ

2 4 0 1 3 -163

 
プールC

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 イングランド

イングランド

17 4 3 1 0 +99
2 フランス

フランス

15 4 3 1 0 +28
3 アルゼンチン

アルゼンチン

11 4 2 0 2 +15
4 トンガ

トンガ

6 4 1 0 3 -38
5 アメリカ

アメリカ

0 4 0 0 4 -104

 
プールD

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ウェールズ

ウェールズ

19 4 4 0 0 +67
2 オーストラリア

オーストラリア

16 4 3 0 1 +68
3 フィジー

フィジー

7 4 1 0 3 +2
4 ジョージア

ジョージア

5 4 1 0 3 -57
5 ウルグアイ

ウルグアイ

4 4 1 0 3 -80

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