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【日本期待のWTB】後藤輝也選手に迫る！

　7月2日(日)に昨年度の準優勝チームであるライオンズと対戦するサンウルブズ。 そんなサンウルブズの一員で、トップリーグNECグリーンロケッツに所属するWTB後藤輝也選手をご紹介する。今回はNECのチームメイトの皆さんに後藤選手のプレーだけではなく、プライベートな一面も聞いた。

日本のラグビーの活性化へ。トップリーグが果たす役割とは

　当たり前であるが、2019年のW杯に出場する日本代表、そして世界最高峰のスーパーリーグに出場しているサンウルブズに所属する選手は、普段トップリーグの各チームでプレーしている。

　そうした意味ではまだ代表のユニフォームを着たことのない選手にとっては、日本代表やスーパーリーグを経験した選手とマッチアップするトップリーグが最大のアピールの場となる。代表は選手であれば誰もが憧れる場所。そのアピールとなるトップリーグで熱い戦いが繰り広げられることで、日本ラグビーの活性化につながることは言うまでもない。

後藤選手はどんな選手なのだろうか？

　ムードメーカー。この一言は、後藤選手を最もよく表していると言っても過言ではない。武器はなんと言ってもスピードだが、それだけではない体幹の強さも兼ね備えている。 また、ディフェンスの評価もかなり高く、チームのピンチを度々救ってきた。

　チームの中で求められているのはトライを決めること。決定力不足と言われる中で後藤選手にかかる期待は大きい。後藤選手のトライはチームに勢いを出してくれるし、彼にボールを渡しておけば何かをしてくれると期待させる選手である。

後藤選手のプライベートは『勢い』と『陽気さ』がすごい！

　続いては、後藤選手のプライベートにフォーカスしていきたい。 チームでもそうであるように、後藤選手はプライベートでもムードメーカーである。「後藤がいる飲みの場は絶対に楽しい」と語るのは後藤選手の同僚。

　周囲の人間に元気を与えるのが後藤選手の特徴である。 飲み会の場では上司に「飲んでないですよね？」と強気に行く場面も。 これが許されてしまうのも後藤選手の人柄があってのこと。

　またストイックな一面もあるといい、オフの日の食事は、一時期ビーフジャーキーとプロテインだけという。 職場でも後藤選手はムードメーカーだ。 職場では後藤がいると皆が明るい気持ちになり、活気がでるという。 サンウルブズ・日本代表の活動で出社が難しいのが現状だが、 そこは持ち前の人柄と勢いで業務を上司に任せている。

チームメイトが後藤選手に期待することとは？

　後藤選手にはサンウルブズでの活躍に期待したい。さらにその後はトップリーグの開幕も控える。

　トップリーグの活性化が日本のラグビーの活性化につながる。 後藤選手はサンウルブズで積んだ経験をチームに還元してくれることだろう。それによってNECチーム全体のレベルが上がり、ひいてはトップリーグ全体のレベル向上につながってくれることを期待したい。

　いうまでもないが、2019年のW杯、20年の東京オリンピックでは、今よりもさらに成長した姿を見せてくれることを期待したい。

　ラグビーでもプライベートでも勢いのある後藤選手。 会場に訪れた際にはぜひテンション高めに「ゴトゥーーー！！」と応援してみてはいかがだろうか。

取材協力：NECグリーンロケッツ