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ラグビー

Question 2


選手のポジションごとの役割が知りたい!

基本フォーメーションはこちら!

ラグビーのフォーメーションは大別するとフォワード(FW)の8人とバックス(BK)の7人で構成されています。

FWの8人はスクラムを組むメンバーであり、肉弾戦を得意とする屈強なフィジカルを誇るメンバーです。最前列の3人を「フロントロー」、その後ろの2人を「セカンドロー」、最後列の3人を「バックロー」と呼びます

BKの8人はスクラムから出てきたボールをつないでトライを狙うメンバーで、2人の「ハーフバック」、4人の「スリークォーターバック」、1人の「フルバック」で構成されています。

Question 02

ポジションごとの役割を紹介!

■PR/プロップ

スクラムの最前列の両脇を固める1番と3番の選手です。スクラムで直接相手と組み合うので、首が太く頑丈な選手が望まれます。プロップとは「支柱」の意味で、ラインアウトではジャンパーを支える役目をこなすなど、文字通りチームを支える「柱」となる存在です

■HO/フッカー

スクラムの最前列の中央を固める2番の選手です。SHが投げ入れたボールを足でコントロールして後方に押しやり、さらにラインアウトではボールを投げる役割を担うなど、プロップと比べて器用な選手が求められます

■LO/ロック

フロントローの3人を後ろから支える4番と5番の選手で、チーム最大の巨漢選手が担うことが多いポジション。ラインアウトでは長身を活かして空中にあるボールをキャッチし、さらにボールを持っては相手を引きずりながら突進してチームを勢いづけるなど、男らしさの象徴といえるポジションです

■FL/フランカー

斜め後方からスクラムを押す6番と7番の選手です。攻めては攻撃の先方を担い、守っては真っ先にタックルに行って相手の攻撃を止めるなど、攻守に忙しいポジションです。凄まじいスピードとスタミナが求められます

■NO8/ナンバーエイト

フォワードの最後方に位置する文字通りの「背番号8」。スクラムやラインアウト、そしてBKのサポートなどで中心的な役割を担い、サイズ、パワー、スピード、スタミナとすべての能力が求められるスーパーマン的な存在です

■SH/スクラムハーフ

バックスの最前列に位置する9番の選手です。スクラムにボールを入れ、出てきたボールを素早く展開する役割を担うので、高いパス能力が求められます。また、味方がタックルで倒されると、すかさず現場に駆けつけてフォロー。常にボールのある位置に駆け付けて、巧みなパスで攻撃の先鞭をつける存在です

■SO/スタンドオフ

SHのうしろ、バックス寄りにポジションを取る10番の選手です。パスを回すのか、ボールを持って走るのか、それともキックするのかなど、攻撃方法を選択するチームの司令塔的な存在です

■CTB/センター

TB(スリークォーターバックス)の中央の12番と13番の選手です。スタンドオフからボールを受け、縦に突進して切り込み隊長の役割を担ったり、パスをつないでチームに幅をもたらす攻撃のキーマンです。屈強なフィジカルと足腰の強さが求められます

■WTB/ウィング

その名の通りチームの「両翼」を仕事場とする11番と14番の選手。チームが回したパスをライン際で受け、抜群のスピードと巧なステップで守備を突破し、トライに結び付ける攻撃のフィニッシャーです

■FB/フルバック

チームの最後尾に位置する15番の選手。決してサッカーのGKやスイーパーの様に守備の専門ではなく、相手のキックをキャッチしてカウンターアタックの先方を担ったり、ロングキックで陣地を稼いだり、BKのサインプレーにフリーマンとして参加したりするなど、多彩なプレーが求められます。プレースキックのキッカーを任される選手が多いです

ポジションについての解説動画はこちら!

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