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「目」のケアが肌を変える?日本の夏におススメ!アーユルヴェーダ的「肌ケア」とは?

2023年7月13日 07:00配信
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皆さん、こんにちは。ヨガスクールFIRSTSHIP講師の鶴見恵美です。

梅雨が終わり、いよいよ夏本番を迎えます。日本の夏は、気温が高いだけではなく湿度も高く、さらに紫外線も強くなります。

この時期、肌が火照ったり、毛穴が詰まったり、肌トラブルを抱える方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、高温多湿の日本の夏を快適に過ごし、夏の肌荒れや夏特有の肌トラブルをアーユルヴェーダで簡単にできる対策をお伝えします!

夏の肌トラブルは、火のエネルギー【ピッタ】ドーシャの乱れが原因!?

夏は太陽の日差しが強くなり「火」のエネルギーが地球全体で高まります。

火のエネルギーは【ピッタ】ドーシャといい、鋭さや熱さ、変換の性質を持っています。
▼アーユルヴェーダのドーシャについてはこちらの記事をご覧ください。

世界最古の予防医学「アーユルヴェーダ」とは?

気温が上がり海でBBQ、ビアガーデンやフェス、行楽地などで開放的になりやすくいつも以上にアルコールや辛いもの、酸っぱいものを摂取したくなるのも、火のエネルギーが高くなるのが影響しているからかもしれません。

ただ、この火のエネルギーの影響を受けて、アルコールや辛いもの、酸っぱいものを摂りすぎると【ピッタ】ドーシャは乱れやすくなります。

またそれらは胃腸に負担がかかり消化の妨げにもなるのです。

さらに暑いとキンキンに冷えた飲み物やアイスなどを口にしたり、エアコンの効いた部屋で冷たい風にあたってしまったりしていませんか?

カラダを必要以上に冷やすことは消化の火が弱まり、消化力が落ち、体力までも奪われます。

消化力が弱まると食べたものがきちんと消化されず、お腹を壊したり、カラダの毒素がうまく外にだせず、気温上昇とともにカラダの表面の弱い部分にでてきてしまいます。

このように【ピッタ】ドーシャが乱れた状態になったり、【ピッタ】ドーシャのエネルギーが過剰になることにより起こりやすいのが肌の炎症、蕁麻疹、炎天下にいることで起きる目の充血などです。

火のエネルギーを過剰にする刺激物や炎天下に長時間いることはなるべく避け、体力を消耗しないよう必要以上にカラダを冷やさないことが大切です。

まずは、【ピッタ】ドーシャを乱さないことを心がけましょう!

日本の夏に取り入れたいアーユルヴェーダの知恵「肌ケア」とは?

では早速、【ピッタ】ドーシャの乱れを整えるアーユルヴェーダ的「肌ケア」方法を見ていきましょう。

【アーユルヴェーダ的「肌ケア」のポイント】

【1】紫外線をカット!特に「目」から入る紫外線や熱をカットしよう
「肌ケア」なのに、目?と思う方もいるかもしれませんが、アーユルヴェーダで目は【ピッタ】ドーシャのエネルギーが司ると言われており、目は冷やしていきたい部位と考えます。

暑い夏の紫外線を目で吸収してしまうと、【ピッタ】ドーシャは乱れます。目から日焼けをすることも最近ではよく言われますが、目が充血していたり、ドライアイが起きているときに目を温めることはNG!

目の周りの血行をよくしたりするのはいいのですが、眼球はなるべく温めないように心がけましょう!

簡単にできることであれば、サングラスをかける習慣を取り入れたり、日傘や帽子を利用して、直射日光を遮断することを常に心がけていきましょう。

■目の【ピッタ】ドーシャを整える、アーユルヴェーダ的なケアとは?
アーユルヴェーダでは「ギー」というオイルがピッタを鎮静しながら、消化を促進する火(アグニ)を高める働きがあると言われています。そのギーを使って目を冷やす「ギーのコットンパック」がおススメです!

コットンに「ギー」を浸し、瞼(まぶた)の上に載せるだけで効果があります!
▼生命エネルギーに満ちている!「ギー」については、こちらの記事をご覧ください。

オイル美容の一生モノ、ここにあり。1000の効果を秘めた、パーフェクトオイル「ギー」

目の熱をとってくれるので紫外線を浴びた日だけでなく、パソコンやスマホで目が疲れてる時にもおススメです。

アーユルヴェーダの治療の中には小麦粉を水で溶いた土手を目の周りに作り、「ギー」を目の中に流し入れる「ネトラバスティ」という方法もあります。

目のケアはもちろん、直射日光から肌を守り、直接エアコンが肌に当たらないように涼しい麻やコットン素材のカーディガン、ストールなどで、肌を守ることも意識してみてくださいね!

【2】日焼けしてしまった!そんな時はアーユルヴェーダ的アフターケアが肝心!

日焼けや紫外線対策をしても、油断してしまうと、すぐに熱い太陽の影響を受けてしまいますよね。

日焼けをして紫外線を浴びて、火照ってしまった時の肌ケアにおススメなのが、目のケアで紹介した「ギー」が肌ケアにとっても有効なんです♪

ギーは【ピッタ】ドーシャを沈めてくれるので、日焼けや紫外線で熱を持った肌にも効果があります。

また、日焼けした後は、保湿も欠かせません。

ギーを使ってみたいけれど、もう少し手軽に早くケアをしたい方には、他にも抗炎症作用や、収れん作用があるローズウォーターや、ラベンダーウォーター、アロエジェルも肌ケアに最適。

最近はスーパーでも手に入るようになった「ココナッツオイル」も、カラダの熱を冷ましてくれるので夏の肌ケアにはおススメです。

日焼け後はもちろん、電車の中や仕事場の空調で肌が乾燥してしまわないように、夏はしっかり保湿をしましょう♪

【3】目のケアに!満月を眺めて【ピッタ】ドーシャを鎮めよう

最後にご紹介するアーユルヴェーダ的「肌ケア」の方法はお月様の光をたっぷり浴びる月光浴です。

「え!?月光浴が肌ケアにいいの?」と、思う方もいるかもしませんが、月は陰のエネルギーがあり、月の光は冷たいものとアーユルヴェーダでは考えます。

目は【ピッタ】ドーシャのエネルギーが司り、アーユルヴェーダ的「肌ケア」には目の【ピッタ】ドーシャを鎮めることが大切であることから、夏の暑い日でも月の光を浴びて目を冷やして、癒していきましょう。

月の力が夏に上がった熱を冷まし、【ピッタ】ドーシャを鎮静化してくれます。

目から月の「冷性」のエネルギーを入れることで浄化につながりそして気持ちも心も穏やかになります。また、月が持つパワーによって心とカラダを浄化してくれるとも言われています。

特に満月は月の力が満ちている時期なので、満月の日はもちろん、満月の2、3日前後は月を眺めて、高まった【ピッタ】ドーシャを鎮めていきましょう。

日本の夏をアーユルヴェーダの知恵で快適に♪

いかがでしたか?

アーユルヴェーダの知恵を取り入れて、暑い夏を一緒に乗り切りましょう!

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