オカダが内藤との激闘を制しIWGP世界ヘビー死守!
その直後にジェイが襲い掛かり宣戦布告!
棚橋がUSヘビー戴冠を果たすも
まさかのBULLET加入のジュースがベルト強奪!
石森が『BOSJ』を前にIWGPジュニアヘビー戴冠!
EVILからNEVERを奪取したタマを
なんとアンダーソン&ギャローズが襲撃!
ファレ&オーエンズはIWGPタッグを初奪取!
6or9は金丸&DOUKIを下しIWGPジュニアタッグ防衛!
藤波辰爾の代打“X”は侍・越中詩郎!
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5月1日(日)、毎年GW恒例の『WRESTLING DONTAKU 2022』が、団体にとって21年ぶりの進出となる福岡PayPayドームで開催され、6大タイトルマッチを中心に激闘が繰り広げられた。
第1試合はX&鷹木信悟&BUSHIvsザック・セイバーJr.&タイチ&TAKAみちのく。当初出場予定だった藤波辰爾が新型コロナ感染により、代打出場となった“X”の正体は平成維震軍の越中詩郎。鈴木軍はBUSHIを狙い撃ちするも、L・I・J&維震軍も気合いの応戦。鷹木がKOPWを巡り因縁関係のタイチに藤波ばりのドラゴンスリーパーを繰り出せば、越中は鈴木軍にヒップアタックの乱れ打ちを敢行。しかし、最後はタイチが左の上手投げからタイチ式外道クラッチで、鷹木からフォール勝ち。試合後、タイチはKOPWの再戦をアピールした。
第2試合はスペシャルシングルマッチ、YOHvs高橋ヒロム。当初、ヒロムは第1試合出場だったが、YOHのアピールによりカードが変更され、両者の一騎打ちが実現することに。両者はゴングと同時にフルスロットル。ヒロムに呼応するように、YOHも感情ムキ出しで攻撃を繰り出していく。一進一退の攻防の中、YOHはDIRECT DRIVEを狙うも、ヒロムはディフェンス。そして最後はTIME BOMBからダメ押しのTIME BOMB IIで勝利。試合後、ヒロムは『BEST OF THE SUPER Jr.』を見据え、昨年の優勝トロフィーをリング中央に置き、引き上げた。
第3試合はタンガ・ロアと高橋裕二郎によるスペシャルシングルマッチ。裕二郎はゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛ける。すると、4.25広島のNEVER6人タッグ王座戦で裕二郎にフォール負けを喫したロアは、ド迫力の反撃。だが、花道の攻防でSHOが乱入し形勢逆転。さらにSHOは終盤にがレンチで殴りかかるも、ロアが切り抜けるとセコンドの邪道がラリアット。さらにロアがパワーボムで排除する。そして最後はロアがエイプシットを豪快に決めて、裕二郎に雪辱。EVILに挑む兄タマに勝利のバトンをつないだ。
第4試合はIWGPジュニアタッグ王者の“6or9”田口隆祐&マスター・ワト組が、金丸義信&DOUKI組を相手に2度目の防衛戦。試合はジュニアタッグらしいスピーディ&スリリングな攻防に。空中戦を経て、鈴木軍タッグは田口の膝に集中攻撃。6or9も反撃に出るが、金丸はスキをついてウイスキー噴射を狙う。だが、田口はDOUKIにうまく誤爆させると、すかさず金丸に後方回転エビ固め。金丸の顔面に生尻を押しつけて3カウントを奪取し、2度目の防衛に成功した。
第5試合はIWGPタッグ選手権試合 3WAYマッチとして、王者チームのジェフ・コブ&グレート-O-カーン組が、前王者チームの“毘沙門”後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組、そしてバッドラック・ファレ&チェーズ・オーカーン組と三つ巴の戦いを敢行。試合は序盤から3チーム入り乱れる大荒れの一戦となり、いずれもチームプレーで速攻勝負を仕掛ける。目まぐるしく戦況が変わる中、終盤に毘沙門はオーカーンに激烈一閃から消灯。しかし、カバーに入ったYOSHI-HASHIに、オーエンズがCトリガーをヒット。ここからさらに混戦状態となる中、最後はファレ&オーエンズがロケットランチャーエルボードロップで後藤を粉砕。BULLETタッグがIWGPタッグ初戴冠を飾った。
第6試合はタマ・トンガが、EVILの持つNEVER無差別級王座にチャレンジ。G.o.DのBULLET CLUB追放劇から激しい抗争を繰り広げている両者。怒りに燃えるタマは入場時のタマに襲いかかり、その後も猛攻を見せる。だが、EVILもディック東郷の介入をはじめ、ダーティーファイトで応戦。だが、セコンドの邪道が好アシストを見せ、最後はガンスタンでEVILを撃沈。新日本マットで初のシングル王座戴冠を果たした。しかし、その直後、なんと“ザ・グッドブラザーズ”ことカール・アンダーソン&ドク・ギャローズが乱入。アンダーソンはタマを本家ガンスタンでKOした。
第7試合はIWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードが、石森太二を相手に4度目の防衛戦。デスペラードは膝攻め、石森は肩への集中攻撃で序盤からハイレベルなつばぜり合いを展開。石森はラフファイトも交えをて切り崩しにかかるが、デスペラードも意地を爆発。技の切り返し合戦から、デスペラードはピンチェ・ロコを炸裂する。だが、続く二発目を石森はBone Lockで切り返す。するとデスペラードは無念のタップアウト。『BEST OF THE SUPER Jr.』開幕を前に、石森が3度目のIWGPジュニアヘビー戴冠を果たした。
セミファイナル(第8試合)はSANADAが返上したIWGP USヘビー級王座の新王者決定戦で、棚橋弘至と石井智宏が激突。当初、棚橋の対戦相手は、ウィル・オスプレイの予定だったが、新型コロナ感染による欠場のため、アメリカ遠征帰りの石井が急遽出場。闘志みなぎる石井に対し、棚橋も真っ向から応戦。石井が掟破りのスリングブレイドを繰り出せば、棚橋も相手のお株を奪う垂直落下式ブレーンバスターで徹底抗戦。最後は棚橋はハイフライフローの2連弾で死闘に終止符を打ち、USヘビー3度目の戴冠に成功。その試合後、オーエンズが棚橋の注意を引きつけると、背後からBULLET CLUBのロゴマークが入ったベストを着込んだ男が襲撃。パルプフリクションを食らわせた男の正体は、まさかのジュース・ロビンソン。ジュースはUSヘビーのベルトを強奪し、花道を引き上げた。
メインイベント(第9試合)はIWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカが4度目の防衛戦で、内藤哲也を迎撃。今年3度目の実現となる、新日本屈指の黄金カード。2.20札幌の同王座戦ではオカダ、そして3.26大阪城の『NEW JAPAN CUP』準決勝では内藤が勝利を収め、ここまで1対1のイーブンで迎えた大一番は、序盤から重厚なレスリングを展開。互いに首攻めを軸に一歩も譲らず主導権争いを繰り広げる。試合が佳境に入ると、オカダは内藤の雪崩式フランケンシュタイナーをシットダウン式パワーボムで切り返し大ダメージを与える。しかし、内藤も負けじとレインメーカーを切り抜けデスティーノを炸裂。だが終盤、オカダは延髄斬りから卍固めのような体勢から担ぎ上げ、内藤を頭部から叩きつけると、最後はレインメーカーで激勝。
試合後、オカダは内藤に「3度目だけどムチャクチャ楽しいよ、グラシアス」と感謝の言葉を送る。そして大会を締めくくるも、ここでジェイ・ホワイトが登場。ブレードランナーでオカダをKOに追い込むと、BULLET CLUBがリング上を占拠した。
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