YOH&ラッシュが無敗のオースティン&ベイをストップ！
5チームが勝ち点8（4勝1敗）で並ぶ大混戦に!!
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11月28日(月)、長野・長野運動公園総合体育館 で『WORLD TAG LEAGUE 2022 ＆ SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022』第7戦が開催された。今大会では『SJTL』の公式リーグ戦（全9試合の5戦目）を中心に、激闘が繰り広げられた。
メインイベント（第8試合）では『SJTL』公式戦として、YOH&リオ・ラッシュ組（3勝1敗）と、エース・オースティン&クリス・ベイ組（4勝0敗）が激突。開始からラッシュとベイは激しく闘志をぶつけ合う。オースティン&ベイはラフファイトを織り交ぜながら、軽快な連携で攻め立てていくが、YOH&ラッシュも絆の力で徹底抗戦。終盤、オースティン&ベイの1, 2, sweetをラッシュが切り抜けると、YOH&ラッシュは怒涛のたたみかけ。最後はラッシュがファイナルアワーでベイを仕留め、ついにオースティン&ベイ組の勢いをストップした。
試合後、ラッシュが「俺はニュージャパン・プロレスが大好きだ。そして新パートナー、YOHのことも大好きだ」とアピールすると、YOHは場内に「YOHとリオ・ラッシュが好きですか？（場内拍手）。ありがとう、優勝してきます！」と宣言した。
セミファイナル（第7試合）は『SJTL』公式戦、BUSHI&ティタン組（3勝1敗）と金丸義信&DOUKI組（0勝4敗）が対決。序盤、ティタンとDOUKIは軽快なルチャの攻防を展開。試合が佳境に入ると、DOUKIがティタンをイタリアンストレッチNo.32、金丸がBUSHIを4の字固めで捕獲。だが、BUSHIがレフェリーを突き飛ばし、DOUKIに激突させピンチを脱出。そこからBUSHI&ティタンは巻き返しを見せ、最後はアンヘル・インモルタルでDOUKIを撃沈。金丸&DOUKIは悪夢の5連敗に。
第6試合の『SJTL』公式戦は、“フライングタイガース”タイガーマスク&ロビー・イーグルス組（2勝2敗）vsアレックス・ゼイン&エル・リンダマン組（3勝1敗）。リンダマンはタイガーに“肌黒勝負”を挑み、場内を沸かす。終盤、フライングタイガースの猛攻でゼインが大ピンチに。しかし、リンダマンが一気に挽回し、タイガーに熊殺しを炸裂。すかさずゼインがシナモンツイストを食らわせ、逆転勝利を収めた。
第5試合は『SJTL』公式戦、IWGPジュニアタッグ王者の“Catch 2/2”TJP&フランシスコ・アキラ組（3勝1敗）と“H.O.T”SHO&ディック東郷（0勝4敗）が対峙。4連敗中のH.O.Tはダーティーファイトで勝利を狙うが、Catch 2/2も流れるようなチームプレーで応戦。終盤、EVIL&裕二郎が乱入しギデオン・グレイを人質に取るも、オージー・オープンが救出。ならばとSHOはトーチャーツールを手にしようとするが、アキラが阻止。Catch 2/2は動揺するH.O.Tを分断すると、最後は2/2で東郷を仕留めた。
第4試合の『SJTL』公式戦は、田口隆祐&クラーク・コナーズの“ワイルドヒップス”（1勝3敗）とKUSHIDA&ケビン・ナイト組（1勝2敗）の対決。ニューコスチュームのナイトは、KUSHIDAのリードで抜群の身体能力を発揮。だが、ワイルドヒップスも尻殺法を軸に対抗。終盤、コナーズはコーナーからのスピアーをナイトに突き刺すと、最後はトロフィーキルにつないで勝利を飾った。
これらの結果、『SJTL』は1位に4勝1敗で5チームが並ぶ混戦状態に。
第3試合は内藤哲也&鷹木信悟&SANADA&高橋ヒロムvs鈴木みのる&ランス・アーチャー&タイチ&エル・デスペラード。12.19代々木でKOPW 2022争奪戦を行なう保持者・鷹木と挑戦者タイチ、1.4東京ドームでのIWGPジュニアヘビー級王座戦4WAYマッチで雌雄を決するヒロムとデスペラード、そして12.9高知の『WTL』公式戦で激突する内藤&SANADAと鈴木&アーチャーは、前哨戦で熱い火花を散らす。終盤、鷹木とタイチはリングサイドで激しいせめぎ合いを展開。タイチは先にリングに戻ると、カウント19でギリギリ生還した鷹木を、すばやくタイチ式外道クラッチで押さえ込んで3カウントを奪取。が11.23藤沢でのピンフォール負けの雪辱を果たした。
第2試合は棚橋弘至&矢野通&大岩陵平&藤田晃生vsマーク・デイビス&カイル・フレッチャー&グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ。棚橋&矢野とオーカーン&ヘナーレにとって12.11姫路の『WTL』公式戦の前哨戦となった8人タッグは、終盤にUNITED EMPIREが大岩を狙い撃ち。トレイン攻撃から、最後はヘナーレがランペイジで大岩を豪快に葬った。
第1試合は中島佑斗&オスカー・ロイベが、『WTL』に出場中の“TMDK”マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイストにチャレンジ。中島&ロイベは気迫あふれるファイトを見せ、終盤にはTMDKを同時に逆エビ固めで捕獲。だが、TMDKは切り抜けると一気にペースを引き戻し、最後はニコルスがロイベからマイキーボムで貫禄勝ちを収めた。
★今週の『真夜中のレッスル＆キングダム』は「海野翔太選手（前編）！“SNS時代の海外遠征”で大変だったことは？イギリスの空港でいきなり洗礼!!」
