25年ぶりの唐津大会は大盛況！
トオルとヒロシがTMDKに劇的勝利！
オージーが同門対決を制し単独首位をキープ！
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12月5日(月)、佐賀・唐津市文化体育館で『WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022』第12戦が開催された。今大会では『WTL』の公式リーグ戦（全9試合の7戦目）を中心に激闘が繰り広げられた。現時点では6勝1敗で単独首位のオージー・オープンを、5勝1敗のTMDKと5勝2敗の内藤&SANADAが追いかける展開に。
オープニングマッチではオスカー・ロイベがバッドラック・ファレにチャレンジ。ファレ道場で修行経験を持つロイベは、急遽実現した師匠との一騎打ちに闘志をムキ出しに。しかし、ファレの壁は分厚く、最後はグラネードの前に散った。
第2試合は本間朋晃が大岩陵平を引き連れ、内藤哲也&SANADA組と対戦。L･I･Jタッグとの遭遇に燃える大岩は、本間のリードで血気盛んなファイト。だが、L･I･Jタッグの余裕を奪うまでには至らず、最後は内藤が逆エビ固めで大岩から貫禄の勝利を収めた。
第3試合は田口隆祐&マスター・ワト&藤田晃生vsエル・デスペラード&金丸義信&DOUKI。来年の1.4東京ドームでのIWGPジュニアヘビー級王座戦4WAYマッチで雌雄を決するワトとデスペラードは、激しい打撃の応酬でバチバチのせめぎ合いを見せる。若獅子・藤田が奮闘を見せるも、最後はDOUKIがラリアットからのイタリアンストレッチNo.32でギブアップを奪った。
第4試合は鷹木信悟&高橋ヒロム&BUSHI&ティタンvs石森太二&エース・オースティン&クリス・ベイ&外道。ヒロムと石森は1.4東京ドームでのIWGPジュニアヘビー級王座戦4WAYマッチを前に、高度な技の読み合いを展開。終盤、オースティン&ベイが鷹木に波状攻撃。しかし、鷹木は二人まとめてラリアットでなぎ倒し場外に追いやると、すかさずティタンがトペ・スイシーダ。そしてL･I･Jは孤立した外道に攻撃をたたみかけ、最後は鷹木がパンピングボンバーで葬った。
第5試合の『WTL』公式戦は、アレックス・コグリン&ゲイブリエル・キッド組（0勝6敗）と“H.O.T”EVIL&高橋裕二郎組（1勝5敗）の対決。H.O.Tは最下位チームに余裕を見せつけるように、無法ファイト返上で正攻法を繰り広げる。だが、結局は終盤にディック東郷とSHOが介入。しかし、LA DOJOタッグは意地を発揮し、最後はコグリンが裕二郎をブロックバスターホールドで撃破。待望の1勝目をゲットした。
第6試合の『WTL』公式戦は、グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ組（4勝3敗）と“オージー・オープン”マーク・デイビス&カイル・フレッチャー（6勝1敗）によるUNITED EMPIRE同門対決が実現。両軍共に序盤から一進一退の攻防を繰り広げ、試合が佳境に入るとIMPERIAL DROPとコリオリスを巡り試合はさらに白熱。最後はオージー・オープンが孤立したヘナーレをコリオリスで撃沈。試合後、両軍は健闘を称えあった。
セミファイナル（第7試合）の『WTL』公式戦は、“毘沙門”後藤洋央紀&YOSHI-HASHI（4勝2敗）vs鈴木みのる&ランス・アーチャー（3勝3敗）。鈴木軍の厳しい攻めの前に、毘沙門は大苦戦を強いられ、何度もピンチの場面を迎える。だが、終盤、YOSHI-HASHIがアーチャーをロープ越しに場外に追いやると、毘沙門は鈴木に激烈一閃のモーションから、一気に消灯を炸裂。この一撃で逆転勝利を飾った。
メインイベント（第8試合）では『WTL』公式戦として、棚橋弘至&矢野通（3勝3敗）と“TMDK”マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト（5勝1敗）が激突。タッグのスペシャリストであるTMDKは、随所でチームプレーを繰り出し攻め立てる。だが、トオルとヒロシも場内の声援を背に奮闘。終盤、TMDKはとどめのサンダー・バレーを棚橋に狙う。だが、これを棚橋が回避すると、すかさず矢野がTMDKに546をお見舞い。トオルとヒロシはここから怒涛の巻き返しを見せ、矢野が鬼殺しでニコルスの動きを止めると、すかさず棚橋がハイフライフローにつないで劇的勝利。
試合後、トオルとヒロシに唐津市長も加わり勝利のヤンキー座りを披露。そして、棚橋のエアギター忘れにより実現した、史上初となる一日2回の「愛してま～す！」で大会を締めくくった。
これらの結果、『WTL』は勝ち点を14に伸ばしたオージー・オープンの単独首位は変わらず。そのあとを勝ち点10のTMDKと内藤&SANADA、そして毘沙門が追いかける展開となった。
『真夜中のレッスル＆キングダム』今回は「海野翔太選手（後編）！父親のプロレス入り大反対で一念発起！LA DOJOとのバチバチ対抗戦！『世代交代』への見解は？」
