ミスティコがアトランティスとの熱闘に激勝！
3年ぶり開催の『CMLL FANTASTICA MANIA』が大団円!!
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2月28日（火）、東京・後楽園ホールにて、『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2023』最終戦が開催された。3年ぶりの開催となった“ルチャの祭典”も、いよいよクライマックス。今宵もルチャドールたちが華麗なファイトを繰り広げた。
メインイベント（第7試合）は歴戦の猛者であるミスティコと、CMLLの次代を担うアトランティス・ジュニアが注目の一騎打ち。2.22香川の前哨タッグ対決でアトランティスにギブアップ負けを喫しているミスティコは、得意の空中技を次々と繰り出していく。だが、体格でまさるアトランティスも、ダイナミックなトペ・コンヒーロを炸裂。さらにダイビング・ボディプレスで追い詰めるが、ミスティコは意地の反撃。雪崩式スパニッシュフライで大ダメージを与えると、最後は伝家の宝刀ラ・ミスティカで粘るアトランティスからギブアップ勝ち。
試合後、リング上には出場選手が集結し大団円。そして、ミスティコが場内のファンに「待っててくれたみんな、本当にありがとう！ また来年、『FANTASTICA MANIA 2024』で会おう！ グラシアス、ハポン！」とアピールし、ルチャの祭典を締めくくった。
第6試合は“Relevos Increibles”（スペイン語で信じられない交代）として、ルードのウルティモ・ゲレーロ&バルバロ・カベルナリオがマスター・ワトと組み、ルードのテンプラリオ、そしてボラドール・ジュニア&エル・デスペラードのトリオと対峙。それぞれが持ち味を発揮する中、終盤にテンプラリオがトペ・スイシーダ、デスペラードがトペ・コンヒーロを同時発射。最後はボラドールがアタッケ・デプレタドールからのカナディアンデストロイヤーでカベルナリオを葬った。
第5試合はソベラーノ・ジュニアとエチセロのシングル対決。長い手足で華麗な空中技を繰り出すソベラーノに対し、エチセロは魔術のようなジャベで反撃。一進一退の攻防を繰り広げる中、終盤にソベラーノはエチセロを膝十字固め捕らえる。そのままで締め上げると、エチセロはたまらずタップアウト。ソベラーノがジャベの使い手から価値ある勝利を上げた。
第4試合はドゥルセ・ガルデニアとOKUMURAがシングルで激突。ガルデニアはお茶目な動きを見せつつ、難易度の高い空中技を披露。だが、OKUMURAも重厚な攻めで対抗。試合が佳境に入ると、マネージャーの下田美馬が乱入するが、ガルデニアはブレーンバスターをお見舞い。そしてガルデニアはOKUMURAにベソを食らわすと、最後はムーンサルトアタックからのラ・コケタでギブアップ勝ちをゲット。
第3試合はレイ・コメタと棚橋弘至&小島聡&大岩陵平がカルテットを結成し、ティタン＆内藤哲也＆高橋ヒロム＆BUSHI組と激突。棚橋たち日本人3選手は、白塗りフェイスペイントのコメタ仕様で登場。終盤、コメタは場外のL･I･Jに鮮やかなコメタスペシャルを炸裂。だが、L･I･Jも連携で盛り返し、最後はティタンが大岩をダイビングフットスタンプで仕留めた。
第2試合はタイガーマスクとイホ•デル •ビジャノ3号による遺恨決着戦。前哨戦でタイガーのマスクを剥いで揺さぶりをかけたビジャノは、体格を利した力強い攻めで追い込んでいく。しかし、終盤にタイガーは雪崩式ダブルアームスープレックスを炸裂。そしてタイガースープレックスを狙うも、ビジャノは急所蹴り。だが、最後はタイガーがケブラドーラ・コンヒーロから意地のタイガースープレックスを決め、勝利を収めた。
オープニングマッチはマヒア•ブランカ&藤田晃生vsカピタン•スイシーダ&中島佑斗、今回が『 CMLL FANTASTICA MANIA』初出場となった4選手がそれぞれ日墨タッグを結成して激突。スイシーダとブランカはノータッチ・トペ・コン・ヒーロの応酬で場内をわかす。藤田と中島も気迫あふれる攻防を展開。最後は中島が逆エビ固めで藤田からギブアップを奪った。
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