毘沙門がドリームタッグとの激闘を制し王座死守！
衝撃のBULLET入りを果たしたフィンレーが石井を撃破！
海野は裕二郎の無法ファイトを切り抜け1回戦突破！
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3月6日（月）、東京・大田区総合体育館にて『旗揚げ記念日』が開催された。今大会ではIWGPタッグ王座戦や『NEW JAPAN CUP』1回戦を中心に激闘が繰り広げられた。
メイン（第8試合）はIWGPタッグ王座戦として、第97代王者・毘沙門（後藤洋央紀&YOSHI-HASHI）が、オカダ・カズチカ&棚橋弘至のドリームタッグを迎撃。毘沙門の連携に対し、オカダ&棚橋も闘志あふれるファイトで応戦。試合が佳境に入ると、毘沙門はGYRでオカダを排除。そして棚橋にとどめを狙う。だが、棚橋は切り抜けると、ここから執念の反撃。だが、最後は毘沙門が奈落で粘る逸材を撃破。王者組が2度目の防衛に成功した。
試合後、YOSHI-HASHIは「ついに今日、タッグではあるけど、棚橋弘至から勝利することができました！」と喜びを表すと、最後は後藤と共に“伝説に残るざんまい”を披露し、51年目の『旗揚げ記念日』を締めくくった。
セミファイナル（第7試合）の『NJC』1回戦では、デビッド・フィンレーと石井智宏が対峙。試合前、場内ビジョンに映像が流れ、なんとフィンレーがBULLET CLUB入りしたことが判明。試合はフィンレーのラフ&テクニックに対し、石井も重厚な攻撃で徹底抗戦。終盤、石井は垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、フィンレーはPrima Noctaで切り返す。しかし、石井は気合いで立ち上がりロープへ。するとフィンレーはカウンターのラリアットを決めると、ヘッドバットの応酬から一気にトラッシュパンダを炸裂。この一撃で石井を葬った。
第6試合の『NJC』1回戦は海野翔太vs高橋裕二郎。昨秋の凱旋帰国以降、初のトーナメント出場となる海野は、ゴング前に裕二郎にショットガンドロップキック。その後も勢いを見せるも、裕二郎も狡猾な試合運びで応戦。終盤にSHOが乱入し海野の注意を引きつけると、裕二郎はローブロー。そしてケインで襲いかかるが、海野は切り抜けると裕二郎を踏み台に裕二郎にトルネードDDT。そして最後はデスライダーを炸裂し、1回戦突破を決めた。
この結果、3.15岡山の2回戦ではフィンレーvsグレート-O-カーン、海野vsザック・セイバーJr.が実現することに。
第5試合は『旗揚げ記念日』ジュニアスペシャルタッグマッチとして、YOH&リオ・ラッシュと高橋ヒロム&BUSHIが対決。3.21長岡のIWGPジュニアヘビー級王座戦（王者ヒロムvs挑戦者ラッシュ）の前哨戦は、序盤からスリリングな攻防に。ラッシュは持ち前のスピードでヒロムを翻弄。BUSHIは好アシストを見せるが、終盤にYOH&ラッシュがカウンターの3Kを炸裂。続いてラッシュはヒロムをラッシュアワーで排除すると、最後はグロッキー状態のBUSHIをファイナルアワーで葬った。
第4試合は内藤哲也&鷹木信悟&SANADAvsジェフ・コブ&グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ。3.10山梨の『NJC』1回戦で対峙する鷹木とヘナーレは、バチバチの肉弾戦を展開。終盤、鷹木はパンピングボンバーを食らわすも、ヘナーレはこらえ、驚異のタフネスを見せる。最後はコブのツアー・オブ・ジ・アイランドでダメージを負った鷹木を、ヘナーレがラグビーキックからのStreets of Rageで撃沈。前哨戦を制してみせた。
第3試合はSTRONG STYLEの鈴木みのる&エル・デスペラード&成田蓮と、H.O.TのEVIL&SHO&ディック東郷が激突。。H.O.Tはゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛け、EVILは3.8福島の『NJC』1回戦で対峙する成田を蹂躙する。しかし、STRONG STYLEは悪の連携にひるまず猛反撃。最後はデスペラードが東郷をロコ・モノからのピンチェ・ロコで料理。だが試合後、EVILが退場する成田を背後からイスで襲撃。両者は遺恨をさらに深めた。
第2試合はタマ・トンガ&矢野通&小島聡vsウィル・オスプレイ&マーク・デイビス&カイル・フレッチャー。矢野は3.8福島の『NJC』1回戦で対峙するデイビスを恐れつつも、インサイドワークで切り崩しにかかる。しかし終盤、オージー・オープンが小島に連携技で波状攻撃。最後はコリオリスで小島を沈めた。
オープニングマッチはザック・セイバーJr.が藤田晃生を引き連れ、KENTA&エル・ファンタズモ組と激突。ザックのリードで藤田は奮闘。終盤にKENTAをフロントスープレックスで叩きつけ、さらにアームロックで捕獲する。だが、KENTAは巧みにGAME OVERで切り返し、藤田からギブアップを奪った。
★『真夜中のレッスル＆キングダム』次回はエル・ファンタズモ選手！
「本間朋晃選手（後編）！ こけし誕生秘話！新日本の合同練習で唯一声をかけてくれた選手は？ うれしかった『帰れ』コール!!」
