新日本×IMPACTは熱狂空間に!
棚橋が大奮闘のベイリーをHFFで撃沈!
KENTAは無法殺法で鈴木から勝利を強奪!
KUSHIDAがラッシュに価値あるギブアップ勝ち!
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3月31日(アメリカ現地時間30日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのGlobe Theatreにて、新日本とIMPACT WRESTLINGの合同興行『Multiverse United: Only The STRONG Survive』が開催され、激闘が繰り広げられた。
第1試合ではIMPACT Xディヴィジョン王座戦 Xディヴィジョン・スクランブルマッチとして、王者のトレイ・ミゲルにフランキー・カザリアン、リッチ・スワン、ロッキー・ロメロ、クラーク・コナーズ、そしてケビン・ナイトの5選手が挑戦。挑戦者たちは王者ミゲルを早々と場外に排除すると、そこから目まぐるしい攻防を繰り広げる。終盤、ナイトはコーナー最上段のコナーズにジャンプで飛びつこうとする。だが、コナーズはカウンターのスピアーを炸裂。すると、ミゲルがすばやくコナーズを場外に追いやり、ダメージの大きいナイトをカバーして3カウントを奪取。まんまと王座防衛に成功した。
第2試合では前・STRONG無差別級王者のフレッド・ロッサーにLA DOJO出身のアレックス・コグリン、そしてIMPACTで活躍するキャラハンとPCOが加わり、TEAM FILTHYのトム・ローラー&JRクレイトスとIMPACTのエディ・エドワーズ&ジョー・ヘンドリーが合体したカルテットと対戦。新日本とIMPACTの垣根を超えた8人タッグは、それぞれが持ち味を発揮。巨漢PCOはコーナー最上段からのムーンサルトアタックで場内をどよめかす。最後はそのPCOが、クレイトスをPCOサルトで撃破した。
第3試合ではジェフ・コブと元・IMPACT世界王者のムースが激突。両者はド迫力の肉弾ファイトと共に、その体躯とは裏腹の軽快な動きでつばぜり合いを展開。終盤、ムースはコーナーを駆け上がり、振り向きざまにフライングクロスボディアタックを炸裂。そのままカバーするが、なんとコブはムースを抱えて立ち上がる怪力を披露。これを脱出したムースはエルボーを繰り出すも、コブはカウンターのツアー・オブ・ジ・アイランドで叩きつけて3カウントを奪取した。
第4試合はIMPACTノックアウト世界王座ナンバーワンコンテンダーマッチとして、ディオナ・パラッツォ、ジゼル・ショー、マーシャ・スラモビッチ、そして山下実優(東京女子プロレス)が4WAYマッチで対戦。王者ミッキー・ジェームスが見つめる中、4人は女の意地をぶつけ合う。最後はパラッツォがショーをクイーンズギャンビットで撃沈。勝者パラッツォは4月16日に開催されるIMPACT PPV大会『Rebellion 2023』のIMPACTノックアウト世界王座3WAYマッチで、王者ジェイムス、ジョーディン・グレイスと対峙することに。
第5試合はIMPACT世界タッグ選手権試合4WAYマッチ、王者チームの“BULLET CLUB”エース・オースティン&クリス・ベイ組に、“オージー・オープン”マーク・デイビス&カイル・フレッチャー組、前IMPACT世界タッグ王者の“モーターシティマシンガンズ”クリス・セイビン&アレックス・シェリー組、そしてTMDKのシェイン・ヘイスト&バッド・デュード・ティト組が挑戦。各チームは連携を駆使して丁々発止の攻防を展開。終盤、BULLET CLUBはティトの攻撃を切り抜けると、一気に1, 2, sweetを炸裂。すかさずオースティンが追撃のTHE FOLDを食らわせ、ベイがティトをカバー。3カウントを奪取し、王者組が防衛に成功した。
第6試合ではKUSHIDAがIMPACT世界王者ジョシュ・アレキサンダーに挑戦予定だったが、王者の負傷欠場により、急遽リオ・ラッシュとのスペシャルシングルマッチが実現。注目の初シングルは、KUSHIDAの腕攻めにラッシュは苦しむ展開に。だが、ラッシュはスピーディーな攻撃で応戦し、終盤にはラッシュアワーを炸裂。そして必殺のファイナルアワーを繰り出すが、これをKUSHIDAはホバーボードロックで捕獲。そのまま締め上げると、ラッシュはたまらずタップアウト。KUSHIDAが価値ある勝利をつかんだ。
セミファイナル(第7試合)はSTRONG無差別級王者のKENTAに、鈴木みのるが挑戦。遺恨を深まる両者の対決は、序盤からKENTAが鈴木に挑発的なファイトで揺さぶりをかける。試合が佳境に入ると、両者は激しい打撃戦を展開。そしてKENTAはとどめのgo 2 sleepを狙うが、回避した鈴木はスリーパーで捕獲。だが、KENTAはレフェリーをつかんで切り抜け、スキをついて鈴木にローブローをお見舞い。すかさず横入り式エビ固めを仕掛けると、ロープを踏みつけながら鈴木を押さえつけ、まんまと3カウントを強奪。ダーティーファイトでベルトを守り抜いた。
メインイベント(第8試合)では棚橋弘至が、IMPACTの精鋭マイク・ベイリーと激突。当初、ウィル・オスプレイがベイリーと対戦予定だったが『NEW JAPAN CUP』で負傷したため、その代打に棚橋が名乗りを上げ、合同興行のメインに出陣。ベイリーは持ち前の鋭いキックとすばやい動きで逸材攻略を狙う。対する棚橋はヒザ攻めで機動力を奪いに出る。しかし、ベイリーは体格差を跳ね除けるように大奮闘。だが、勝負を懸けたアルティマウエポンは棚橋がかわして不発。最後は棚橋がハイフライフローで貫禄勝ち。
試合後、場内が拍手と歓声に包まれる中、棚橋はベイリーの腕を上げて健闘を称えた。
そのほか、第0試合では海外修業中の上村優也がゲイブリエル・キッドと対戦。上村は苦戦を強いられるも、閂スープレックスからのフライングクロスボディでゲイブリエルを沈め、成長の跡を見せた。
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