ヒロムがSANADAとの最終前哨戦を制す!
オカダ&石井&棚橋が揃い踏み!
なんとEVIL&裕二郎がIWGPタッグを強奪!!
★月額330円!試合詳細&BSコメント、日記も読めるスマホサイト入会はコチラ!!
5月1日(月)、大分・別府ビーコンプラザにて『Road to レスリングどんたく 2023』第8戦が開催された。今大会では5.3福岡『レスリングどんたく』の最終前哨戦を中心に激闘が繰り広げられた。
オープニングマッチは若獅子のオスカー・ロイベとボルチン・オレッグが初シングル。両者は闘志ムキ出しのファイトで、意地をぶつけ合う。終盤、オレッグは逆エビ固めで捕らえるが、ロイベが耐え抜き、そのまま試合終了のゴング。時間切れ引き分けとなった。
第2試合は後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&矢野通&YOHvsEVIL&高橋裕二郎&SHO&ディック東郷。共にオージー・オープンのIWGPタッグ王座への挑戦をアピールしている毘沙門(後藤&YOSHI-HASHI)とEVIL&裕二郎は、激しい火花を散らす。終盤、SHOが矢野を捕らえ、東郷がコーナーパッドで殴りつけようとする。だが、矢野は同士打ちを誘うと、二人に634を炸裂。そして東郷から横入り式エビ固めで技アリの3カウントを奪取した。
第3試合はKUSHIDA&ケビン・ナイト&大岩陵平vsアーロン・ヘナーレ&TJP&フランシスコ・アキラ。4.27広島のIWGPジュニアタッグ王座戦の追撃戦で、新王者JET SETTERS(KUSHIDA&ナイト)とCatch 2/2(TJP&アキラ)は丁々発止の攻防を展開。とくにナイトは驚異の跳躍力で場内をどよめかす。終盤、大岩はヘナーレに果敢な攻めを見せる。だが、最後はヘナーレが強烈なボディブローからのアルティマで大岩を葬った。
第4試合はザック・セイバーJr.&マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト&藤田晃生vsマーク・デイビス&カイル・フレッチャー&ジェフ・コブ&グレート-O-カーン。ザックとコブは目前に迫った5.3福岡のNJPW WORLD認定TV王座戦を見据え、せめぎ合いを繰り広げる。若獅子・藤田の奮闘が光るも、最後はオーカーンの大空スバル式羊殺しの前にギブアップ負け。試合後、オージー・オープンの前に毘沙門が登場。するとSHOと東郷が現れ、気を引くうちに、EVILと裕二郎が背後からオージー・オープンを急襲。そのままIWGPタッグを強奪する暴挙に。
第5試合はタマ・トンガ&ヒクレオ&マスター・ワト&邪道vsデビッド・フィンレー&KENTA&石森太二&外道。5.3福岡のNEVER無差別級王座戦(王者タマvs挑戦者フィンレー)、同じくSTRONG無差別級王座戦(挑戦者ヒクレオvs王者KENTA)の最終前哨戦は、BULLET CLUBのラフファイトに対し、タマ組も気合いの反撃。最後はワトが外道にベンダバールで勝利をゲット。だが、試合後にフィンレーがシレイリ、KENTAが竹刀で、タマとヒクレオを滅多打ちにした。
第6試合ではオカダ・カズチカ&石井智宏&真壁刀義&本間朋晃組と、NEVER6人タッグ王者組のSTRONG STYLE(鈴木みのる&エル・デスペラード&成田蓮)に中島佑斗が加わり対決。オカダは前日の4.30熊本にて、5.3福岡でNEVER6人タッグに挑戦するパートナー“X”を棚橋弘至と発表するも、もう一人のパートナーである石井は拒絶反応。一夜明けた8人タッグは、一進一退の攻防の末、石井が中島から逆エビ固めで勝利。試合後、オカダが放送席の棚橋を呼び寄せ、挑戦者チームが揃い踏み。そしてオカダは「石井さんにはな、棚橋さんと組むって了承ももらってんだよ! 明後日、必ずそのベルト、奪ってやる!」と必勝を誓った。
第7試合はタイチ&DOUKIvs鷹木信悟&BUSHI。4.29鹿児島での『KOPW 2023』争奪戦で戦いを繰り広げた新保持者のタイチと鷹木は、今宵もバチバチの攻防を展開。終盤、DOUKIがBUSHIにコーナー最上段からラ・ランツァを突き刺すと、続けてタイチが聖帝十字陵で捕獲。そしてDOUKIは鷹木をイタリアンストレッチNo.32で捕らえ、カットを食い止める。するとBUSHIは逃れることができず、無念のタップアウト。
メインイベント(第8試合)は5.3福岡のIWGP世界ヘビー級王座戦で雌雄を決する王者SANADAと挑戦者ヒロムが、それぞれ金丸義信、内藤哲也をパートナーに最終前哨戦。ヒロムはSANADAに対し、スピード感あふれる攻撃でたたみかける。だが、SANADAも精度の高いテクニックで対抗。内藤はJust 5 Guysの膝攻めに苦しむも、終盤にヒロムと共に金丸に対し、連携のトルネードDDTをお見舞い。続けてデスティーノを炸裂し、金丸から3カウントを奪取した。
試合後、ヒロムはSANADAに対し「(夢って)さんざん言われすぎてウザいですか? でもな、俺は言い続けるよ。高橋ヒロムって名前はさ、広い夢って書いてヒロムなんだよ。5月3日、勝つのはジュニアのこの俺だー!!」と咆哮した。