ラッシュがヒロムに王座戦のリベンジ達成!
デスペラードはワトに執念の勝利!
ベイリーがTJPを下し開幕3連勝!
ナイトが金丸に殊勲の勝利!
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5月14日(日)、愛知・名古屋国際会議場・イベントホールにて『BEST OF THE SUPER Jr.30』第3戦が開催された。今大会ではAとB、両ブロックの公式戦(全10試合)が行なわれた。
メイン(第10試合)はAブロック公式戦、リオ・ラッシュ(2勝0敗)vs高橋ヒロム(1勝1敗)。3.21長野でのIWGPジュニアヘビー級王座戦の激闘が記憶に新しい両雄。そのときの雪辱勝利を狙うラッシュは、持ち前のスピードで猛攻。トペ・スイシーダの3連発で王者を攻め込むが、ヒロムも徹底抗戦。しかし、ラッシュはファイナルアワーをヒロムの背中に炸裂すると、追撃のファイナルアワーで激勝。
リベンジに成功したラッシュは試合後、「俺にとって乗り越えるべき、人生で最も厳しい試練だった。『BEST OF THE SUPER Jr.30』の優勝者は“バッド・チャイルド”リオ・ラッシュだ!」と、初出場初優勝に向けてアピールした。
セミ(第9試合)はBブロック公式戦、エル・デスペラード(1勝1敗)vsマスター・ワト(1勝1敗)。これまでもバチバチの戦いを繰り広げてきた両者は、開始から意地をぶつけ合う。ワトの首殺しに苦しんだデスペラードだったが、終盤にカウンターのロコ・モノを炸裂すると、一気にピンチェ・ロコを炸裂。執念で勝利をつかんだ。
第8試合はAブロック公式戦、TJP(1勝1敗)vsマイク・ベイリー(2勝敗)。海外で名を馳せる両者の対決は、一進一退のテクニカルな攻防に。終盤、TJPはスワンダイブDDTを炸裂するが、ベイリーはカウント3寸前でキックアウト。するとTJPはとどめのマンバスプラッシュを狙うも、かわしたTJPは竜巻旋風脚をお見舞い。そしてフラミンゴドライバーを炸裂し、怒涛の開幕3連勝をスコア。
第7試合はBブロック公式戦、YOH (1勝1敗)vs ダン・モロニー(1勝1敗)。YOHは序盤からモロニーを挑発して翻弄。さらに天山と小島を彷彿とさせる攻撃を繰り出し場内を沸かす。だが、モロニーはパワフルなファイトで反撃し、最後はザ・ゴアからのドリラ・キラーでYOHを沈めた。
第6試合はAブロック公式戦、KUSHIDA(0勝2敗)vsティタン(1勝1敗)。5年ぶりの『BOSJ』出場で開幕2連敗と苦しい展開のKUSHIDAは、ティタンの左腕に狙いを定めダメージを与える。しかしティタンは終盤、トルネードDDTからノータッチ・トペ・コン・ヒーロを炸裂すると、間髪入れずにスワンダイブのダイビングフットスタンプを突き刺し勝利。これでKUSHIDAは悪夢の3連敗に。
第5試合はBブロック公式戦、ロビー・イーグルス(2勝0敗)vsフランシスコ・アキラ(1勝1敗)。オーストリア人のイーグルスとイタリア人のアキラは、自国に『BOSJ』初優勝の栄冠をもたらすべく、スピーディー&スリリングな攻防を展開。攻守が激しく入れ替わる中、最後はイーグルスのワープ4.5をよけたアキラが、一気にファイヤーボールを突き刺して熱戦を制した。
第4試合はAブロック公式戦、DOUKI(1勝1敗)vs石森太二(2勝0敗)。石森の肩攻めに対し、DOUKIは多彩な技で応戦。終盤、DOUKIは摩利支天を狙うも、切り抜けた石森はラ・ミスティカの体勢に。だが、DOUKIは回避し、ホルヘ・リベラ・スペシャルへ。しかし、石森は脱出してBone Lockで捕獲。DOUKIは逃れられず、石森が開幕3連勝を飾った。
第3試合はBブロック公式戦、BUSHI(0勝2敗)vsクラーク・コナーズ(1勝1敗)。コナーズは開始と同時にパワー全開でBUSHIを攻め立てる。BUSHIもインサイドワークで対抗するが、コナーズの勢いは止まらず。最後はコナーズが強烈なスピアーからのNo ChaserでBUSHIを葬った。
第2試合はAブロック公式戦、田口隆祐(0勝2敗)vsSHO(0勝2敗)。SHOは試合前、田口に「真面目にやります!」とマイクアピール。だが、SHOがアクシデントを装いレフェリー不在の状況に持ち込むと、場内が突如暗転。そして明かりがつくと、リング上にはEVILの姿が。レフェリーを買って出たEVILが、田口に急なボディチェックを始めると、SHOが背後からボディブロー。最後はショックアローで田口を突き刺し、まんまと3カウントを強奪した。
第1試合はBブロック公式戦、ケビン・ナイト(0勝2敗)vs金丸義信(2勝0敗)。金丸は徹底した膝殺しでナイトを痛めつける。ピンチに陥ったナイトだが、アッパールームでダメージを与えると、最後はスパイクDDTで金丸を撃沈。歴戦の猛者から価値ある勝利をゲットした。
これらの結果、Aブロックはラッシュ、石森、ベイリーが無傷の3連勝で首位タイ。Bブロックは早くも無敗の選手が消え、2勝1敗でデスペラード、金丸、イーグルス、アキラ、モロニー、コナーズと6人が並ぶ展開に。
『真夜中のレッスル&キングダム』今回は「KUSHIDA選手(前編)!アメリカを拠点にした理由は? 新日本ジュニアの“変化”をどう見る? 死ぬかと思った“手足口病”話」