イーグルスを撃破したワトが優勝宣言!
5年ぶりの対決はヒロムがKUSHIDAを場外葬!
デスペラードがコナーズの大乱戦に激勝!
SHOが騙し討ちで石森との同門対決を制す!
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5月18日(木)、岩手・岩手県営体育館にて『BEST OF THE SUPER Jr.30』第6戦が開催された。今大会ではAとB、両ブロックの公式戦(全10試合)が行なわれた。
メイン(第10試合)はBブロック公式戦、マスター・ワト(3勝2敗)vs ロビー・イーグルス(4勝1敗)。昨日の大会終了時点で単独首位に躍り出たイーグルスは、ノリノリのファイトで会場を味方につけ、膝殺しでワトを仕留めにかかる。しかし、ワトもキックを軸に必死に反撃。試合が佳境に入ると、イーグルスはとどめのロン・ミラー・スペシャルを狙うが、ワトは蹴りつけて解除すると、一気に通天閣ジャーマンを炸裂し激勝。
試合後、ワトはマイクを握ると「俺が優勝します! ジュニアの新しい扉を、俺が開きます!」と力強く宣言した。
セミ(第9試合)はAブロック公式戦、KUSHIDA(1勝4敗)vs高橋ヒロム(3勝2敗)。かつてIWGPジュニアヘビーを巡り抗争を繰り広げてきた両雄が5年ぶりに対決。試合が進むにつれ、二人は感情をぶつけ合い、ついには会場の外に出てまで攻防を繰り広げる。終盤、ヒロムはエプロンからショットガンドロップキックを発射。これをKUSHIDAは腕ひしぎ逆十字で捕獲するも、ヒロムは力づくで持ち上げて叩きつける。そして同時にカウント19でリングに戻ろうとするが、KUSHIDAはエプロンから転落。ヒロムがリングアウト勝ちを収めた。
第8試合はBブロック公式戦、YOH(3勝2敗)vsフランシスコ・アキラ(3勝2敗)。YOHはゴング前に奇襲攻撃を仕掛け、いきなりDIRECT DRIVEを狙うが、アキラは回避すると持ち前のスピードで応戦。そして一気にファイヤーボールの体勢に入るも、切り抜けたYOHはファイブスタークラッチを決めて電光石火の勝利をゲット。
第7試合はAブロック公式戦、リオ・ラッシュ(4勝1敗)vs ティタン(3勝2敗)。スピーディー&トリッキーな動きが持ち味の両者は、まるで合わせ鏡のような攻防を展開。攻守が激しく入れ替わる中、最後はティタンがダイビングフットスタンプを突き刺し、ラッシュから価値ある勝利をつかんだ。
第6試合はBブロック公式戦、エル・デスペラード(3勝2敗)vsクラーク・コナーズ(3勝2敗)。両者は開始からラフファイトの応酬を繰り広げ、試合は大荒れ模様に。終盤、コナーズは怒涛の攻めを見せ、No Chaserの体勢に入るも、デスペラードがエル・エス・クレロで切り返し3カウントを奪取。納得のいかないコナーズは試合後も大暴れを見せるが、デスペラードはイス攻撃で返り討ちにした。
第5試合はAブロック公式戦、石森太二(4勝1敗)vsSHO(1勝4敗)。ゴング前、SHOは石森に両者リングアウトを持ちかける。当然これは騙し討ちで、石森が切り抜けると、SHOとEVILは仲間割れ。EVILは石森サイドに回る。終盤、SHOがスネークバイトを決めると、EVILはタオルを投げる。これに石森が抗議すると、すかさずSHOが横入り式エビ固めで3カウントを強奪。狡猾な戦法でBULLET CLUB同門対決を制した。
第4試合はBブロック公式戦、ケビン・ナイト(2勝3敗)vsダン・モロニー(2勝3敗)。初出場同士の対決は、モロニーのパワーに対し、ナイトは機動力で対抗。追い込まれたナイトだったが、モロニーのドリラ・キラーを回避するとポップアップ式ネックハンギングボムを炸裂。そしてSpike DDTでモロニーを突き刺し、3勝目をスコアした。
第3試合はAブロック公式戦、田口隆祐(0勝5敗)vsTJP(3勝2敗)。今回の『BOSJ』に正攻法で臨んだ田口だが、ここまで悪夢の5連敗。しかし、試合巧者のTJP相手に、テクニックで互角に渡り合ってみせる。終盤、目まぐるしい技の読み合いから、田口はオーマイアンドガーアンクルで捕獲。しかし、TJPはピノイストレッチで切り返し、ギブアップ勝ち。田口はついに6連敗に……。
第2試合はBブロック公式戦、金丸義信(2勝3敗)vsBUSHI(0勝5敗)。まさかの開幕5連敗を喫しているBUSHIは、開始と同時に速攻勝負を仕掛ける。だが、金丸はひるまず、早くもウイスキーを口に含む。しかし、BUSHIはコードブレイカーで切り抜けると、逆に掟破りのウイスキーミストを噴射。そしてMXにつなぎ、待望の公式戦初白星をあげた。
第1試合はAブロック公式戦、マイク・ベイリー(4勝1敗)vs DOUKI(2勝3敗)。今回の台風の目となっている初出場のベイリーに対し、DOUKIも多彩な攻めで徹底抗戦。オープニングから場内を爆発させる。終盤、DOUKIのスープレックス・デ・ラ・ルナを回避したベイリーが、最後は竜巻旋風脚からのアルティマウエポンで5勝目をゲットした。
これらの結果、Aブロックはベイリーが5勝1敗で単独首位へ。Bブロックはデスペラード、YOH、ワト、イーグルスが首位タイ(4勝2敗)で並走する展開に。
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