海野が成田との壮絶遺恨マッチに激勝！
タマが海野にNEVER奪取を託す！
オカダ組がTMDKを退けNEVER6人タッグV8！
王座返上を告げたオカダが涙のメッセージ！
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1月24日（水）、東京・後楽園ホールで『Road to THE NEW BEGINNING』第3戦が開催され、海野翔太と成田蓮の遺恨対決やNEVER無差別級6人タッグ王座戦を中心に激闘が繰り広げられた。
第1試合はタイガーマスクとザック・セイバーJr.のシングルマッチ。タイガーは階級を超えた戦いにもひるまず、ザックと技術でわたりあう。しかし2.11大阪でブライアン・ダニエルソンとの大一番を控えるザックが、好調ぶりを示すように最後は複合関節技でタイガーを仕留めた。
第2試合はヒクレオ＆邪道＆田口隆祐組とKENTA＆チェーズ・オーエンズ＆石森太二組が対峙。当初はエル・ファンタズモが出場予定だったが体調不良で欠場となり、邪道が急遽出場することに。2.11大阪でファンタズモと共にIWGPタッグ王座戦でKENTA＆オーエンズを迎え撃つヒクレオは、体格を利した攻撃で大暴れ。だが、最後は石森が邪道から技アリの丸め込みで3カウントを奪取した。
第3試合はタマ・トンガ＆エル・デスペラード＆YOH＆本間朋晃vsEVIL＆SHO＆高橋裕二郎＆金丸義信。デスペラードは昨日のIWGPジュニアヘビー初防衛直後、自身を急襲したSHOに怒りをぶつける。タマも場内の大声援を背に熱のこもったファイト。しかし、最後はEVILが本間をEVILで撃沈。試合後、SHOはデスペラードをIWGPジュニアのベルトで殴りつけ、さらにマスクを剥ぐ暴挙を見せた。
第4試合はグレート-O-カーン＆HENARE＆TJP＆フランシスコ・アキラ＆カラム・ニューマンvsデビッド・フィンレー＆アレックス・コグリン＆ゲイブ・キッド＆クラーク・コナーズ＆ドリラ・モロニ―。2.4後楽園のIWGPジュニアタッグ王座戦（王者TJP＆アキラvs挑戦者コナーズ＆モロニ―）や2.11大阪の5vs5の金網デスマッチの前哨戦は、昨日の同一カードで敗北を喫したWAR DOGSが猛攻。UNITED EMPIREも反撃するが、最後はコナーズがアキラをNo Chaserで撃沈。試合後もWAR DOGSはUNITED EMPIREを蹂躙した。
第5試合は鷹木信悟＆辻陽太＆BUSHIvsタイチ＆上村優也＆TAKAみちのく。2.24札幌のシングル対決（鷹木vsタイチ、辻vs上村、BUSHIvsTAKA）を見据え、両軍は目まぐるしい攻防を展開。最後は鷹木がTAKAから豪快な龍魂パワーボムで3カウントを奪取。すると試合後、上村と辻が大乱闘を繰り広げ、遺恨を深めた。
第6試合は2.24札幌でIWGP世界ヘビー級王座戦を行なう王者・内藤哲也と挑戦者SANADA、同じく同大会で一騎打ちを果たす高橋ヒロムとDOUKIが、それぞれタッグを組んで対峙。両チームは緩急のあるスリリングな攻防を繰り広げる。終盤、ヒロムは孤立したDOUKIにTIME BOMB IIを狙うが、DOUKIはホルヘ・リベラ・スペシャルで切り返し逆転のピンフォール勝ち。試合後、ヒロムは悔しさを爆発させた。
セミファイナル（第7試合）はNEVER無差別級6人タッグ王座戦として、王者オカダ・カズチカ＆棚橋弘至＆石井智宏組が、マイキー・ニコルス＆シェイン・ヘイスト＆藤田晃生組を相手に8度目の防衛戦。これが新日本所属ラストマッチとなるオカダは、場内の大声援を背に躍動。藤田もニコルス&ヘイストのアシストを受け、大奮闘を見せるが、最後はオカダのレインメーカーの前に撃沈。試合後、オカダは王座返上を宣言すると共に、新日本の選手やスタッフ、そしてファンに感謝のメッセージ。
このあとオカダは、2.11大阪と2.23＆24札幌にフリーとして出場し、新日本マットに別れを告げる。
そしてメイン（第8試合）では因縁渦巻く海野翔太と成田蓮が激突。 昨年12月に成田が海野を裏切りH.O.Tに加入して以降、遺恨抗争を繰り広げてきた両雄が迎えた一騎打ちは、開始から大荒れに。成田のラフファイトにブチ切れた海野は、南側の階段に設置したテーブル目掛けてパワーボムで叩きつけ、場内をわかす。成田がピンチに陥るとH.O.Tが乱入するも、タマとデスペラードが排除。そして最後は海野がデスライダーで成田を葬り、遺恨マッチを制した。
試合後、デスペラードはSHOのIWGPジュニアヘビー挑戦に対し「ノーだ！」と一刀両断。続いてタマが海野に「NEVERのベルトを取り戻してくれ」と思いを託し、さらに「新日本のファンのみんな、愛してる！」とラストメッセージ。
最後に海野は「約束する！ 新時代の新日本プロレスの新エースは俺だ！」と高らかに宣言した。
また、第0試合では矢野通＆村島克哉組とボルチン・オレッグ＆嘉藤匠馬組が対戦。矢野は嘉藤を金具むき出しのコーナーに叩きつけ、洗礼を浴びせる。だが、最後はオレッグがミカゼで村島を沈めた。
【2月2日（金）19時30分頃～】 “祝”IWGP世界ヘビー級王座獲得記念！三たび帰ってきた内藤哲也選手に『一問一答』配信決定!!
