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前代未聞の“地方再生マッチ”を制したオーカーンがKOPWによる支配を予告！
「1番強くて面白くて有名なベルトに余が染めてやる！」
　
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　3月31日（日）、静岡・アクトシティ浜松において、『プロ野球カードゲーム ドリームオーダー Presents Road to SAKURA GENESIS 2024』の第二戦が開催された。今大会ではメインイベントの「KOPW2024」争奪戦や、4.6両国国技館での『SAKURA GENESIS 2024』に向けての前哨戦など、全8試合の激闘が繰り広げられた。
　
　メインイベントは「KOPW2024」保持者であるグレート-O-カーンにタンガ・ロアが挑戦する「KOPW2024」争奪戦だ。保持者となってから「地方再生」をテーマに掲げているオーカーンだが、自ら提案した「地方再生マッチ～浜松編～」がファン投票で勝利。3ラウンド制で2ラウンド先取した方が勝利というルールで、ロアの挑戦を受けた。
　
　まず1ラウンド目の「より多くのカバーカウントを獲った方が勝利（10分1本勝負）」は序盤は場外に出るなど、予想外の展開となったが、終盤に強烈なスピアーを決めたロアが5カウントを奪取。獲得カバーカウントはロア9、オーカーン8となって、ロアが制した。
　
　2ラウンド目の「浜松にちなんだ食べ物で大食い対決（5分1本勝負）」だが、用意された食べ物は浜松餃子だ。これはオーカーンが37個、ロアが34個でオーカーンの勝利。そして決着は3ラウンド目の「4コーナータッチルール（時間無制限1本勝負」だが、お互いにブルロープで縛っての対戦となった。だが、2Rの餃子大食い対決が思いの外、両者にダメージを与えており、体が思うように動かない。
　
　お互いに吐き気との勝負の中、気力を振り絞ったのは保持者のオーカーンだった。最後の最後でエリミネーターを決めて、ロアより先にう4コーナー目のタッチに成功。この結果、2Rと3Rを制したオーカーンが防衛に成功した。
　
　セミファイナルは4.6両国大会でNEVER無差別級王座戦を闘う挑戦者の鷹木信悟と王者のEVILのタッグマッチによる前哨戦。鷹木はL・I・Jの内藤哲也、EVILはHOUSE OF TORTUREの裕二郎をそれぞれパートナーにしての激突だ。当然の如くEVILと裕二郎がゴング前に奇襲を仕掛けて始まり、途中にはディック東郷の介入もあったが、内藤と鷹木が抜群の連携を見せて、これを物ともしない。最後は内藤のマンハッタンドロップ、延髄斬りから鷹木のパンピングボンバーが裕二郎に炸裂し、L・I・Jが勝利。両国大会に向けて勢いをつけた形だ。
　
　第6試合はL・I・Jの辻陽太＆高橋ヒロム＆BUSHIvsUNITED EMPIREのTJP＆フランスシコ・アキラ＆カラム・ニューマンの6人タッグマッチ。4.6両国大会で内藤のIWGP世界ヘビー級王座に挑戦する辻は、ここでも存在感を発揮。ニューマンが終盤に仕掛けてきた逆さ押さえ込みをキックアウトして立ち上がると、その瞬間にニューマンにジーンブラスターを叩き込んで3カウントを奪ってみせた。『NEW JAPAN CUP』優勝の勢いがまだまだ続いているようだ。
　
　第5試合は海野翔太＆真壁刀義＆YOHがトリオを結成。HOUSE OF TORTUREの成田蓮＆SHO＆金丸義信との6人タッグマッチを闘った。4.6両国大会では海野はジョン・モクスリーと組んで成田＆ジャック・ペリーとスペシャルタッグマッチを、YOHはSHOのIWGPジュニア王座に挑戦することもあり、ダブルの前哨戦だ。試合はHOUSE OF TORTUREの反則殺法が今日も炸裂。真壁にホワイトパウダー、SHOのトーチャーツールのダブルコンボが炸裂すると、最後は成田がDOUBLE CROSSでトドメを刺して3カウントを奪った。しかし、IWGPジュニア王座を盗んだままのYOHは、試合が終わると一目散に退散。SHOもこれを追いかけるなど、両国まではまだ一波乱起きそうだ。
　
　第4試合は4.6両国大会で行われるIWGPタッグ王座戦の前哨戦。挑戦者となった毘沙門の後藤洋央紀がタイガーマスクとのタッグで、王者のチェーズ・オーエンズと石森太二と闘った。この試合では王者のチェーズが絶好調。後藤の技にもすぐさま反応してやり返すなど、挑戦者の好きにさせない。最後はタイガーをパッケージドライバーで料理して、王者としての実力をしっかりと示してみせた。
　
　第3試合は石井智宏＆矢野通＆本間朋晃＆エル・デスペラード＆ボルチン・オレッグのCHAOS＆本隊の混成チームと、SANADA＆タイチ＆上村優也＆DOUKI＆TAKAみちのくのJust 5 Guysが10人タッグマッチで激突。上村が華麗なダイビングクロスボディアタックで本間から3カウントを奪い、しっかりと結果を残した。なお、この試合でもDOUKIは石井を意識し、試合でも積極的に絡みにいっていた。
　
　第2試合は4.6両国大会で行われるIWGPジュニアタッグ王座の3WAYによるタイトルマッチの前哨戦。ドリラ・モロニーの欠場となり、KUSHIDA＆ケビン・ナイトのJET SETTERSが、王者のクラーク・コナーズと外道のタッグと前哨戦を闘った。やはりモロニーを欠いているためWAR DOGSのこの試合での戦力低下は否めず。KUSHIDAが外道をホバーボードロックでギブアップさせて勝利。ケビンも躍動感を見せて、JET SETTERSがタイトルマッチに向けての好調ぶりを示した。
　
　第1試合はヤングライオンの嘉藤匠馬が、UNITED EMPIREのジェフ・コブとチャレンジマッチ。果敢にエルボーや張り手、あるいはショルダータックルなどで挑んだ嘉藤だったが、コブの余裕を崩すことはできず。終盤に逆エビ固めに持ち込むもあっさりと返されて、最後はその場飛びのムーンサルトプレスで3カウントを聞いた。