ネメスがリスペクトを込め逸材を撃破!
フィンレーは『NJC』覇者・辻に非情の勝利!
コブがザックとの接戦を制しTV王座初戴冠!
ELPがSTRONGタッグ王者に直接フォール勝ち!
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5月3日(金・祝) 、福岡・福岡国際センターで『JR HAKATA CITY Presents レスリングどんたく 2024』2連戦が初日を迎え、激闘が繰り広げられた。
第1試合ではDOUKI&TAKAみちのく組と高橋裕二郎&SHO組が対戦。4.29鹿児島にてDOUKIを無法ファイトで下しIWGPジュニアヘビーを防衛したSHOは、ゴング前から暴言三昧。J5Gは連携も駆使して応戦するが、最後は裕二郎がTAKAをケインで殴りつけてからBig Juiceで仕留めた。
第2試合はタイチ&上村優也vsグレート-O-カーン&カラム・ニューマン。4.27広島でKOPW王座を争ったオーカーンと現保持者の上村は、レスリング仕込みの緊張感あふれる攻防を展開。終盤、ニューマンはスピードを活かしたたみかけを見せる。だが、上村が技の読み合いから一気にカンヌキスープレックスを炸裂し、勝利を収めた。
第3試合ではヒクレオ&エル・ファンタズモ&邪道組が、マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト&藤田晃生組と対決。4.27広島でSTRONG無差別級タッグ王者ニコルス&ヘイスト組に敗れているヒクレオ&ファンタズモ組は、一矢報いるべく猛攻。しかし試合が佳境に入ると、ニコルス&ヘイストはヒクレオにとどめのサンダー・バレーを狙う。だが、背後からファンタズモがニコルスに横入り式エビ固めを仕掛け3カウントを奪取。試合後、ヒクレオ&ファンタズモはベルトを懸けた再戦をアピールした。
第4試合では5.4福岡でIWGPタッグを懸けてリマッチを行なう王者・毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)と、前王者のKENTA&チェーズ・オーエンズ組が、それぞれ本間朋晃、石森太二とトリオを結成して最後の前哨戦。ゴング前に奇襲攻撃を仕掛けたKENTA&オーエンズは、後藤に対し掟破りのざんまいを繰り出すも、これは不発。だがBULLET CLUBは試合の主導権を譲らず、最後はオーエンズがタイガーをパッケージドライバーで撃沈。明日の決戦に向け勢いを示した。
第5試合は内藤哲也&鷹木信悟&高橋ヒロム&BUSHIvsゲイブ・キッド&クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー&外道。5.4福岡のNEVER無差別級王座戦で雌雄を決する王者・鷹木と挑戦者ゲイブは、ゴツゴツした攻防で燃えさかる闘志をぶつけ合う。最後はBUSHIが孤立した外道からファブルでギブアップ勝ち。試合後もエキサイトするゲイブに対し、鷹木はマイクを握ると「シー・ユー・トゥモロー!」と言葉を送った。
第6試合では翌日の5.4福岡のメインでIWGP世界ヘビー級王座戦を行なうジョン・モクスリーと成田蓮が、それぞれ海野翔太&デスペラード、EVIL&金丸とトリオを組んで前哨戦。H.O.Tは悪の連携で襲いかかる。しかしモクスリーは荒々しいファイトで応戦し、海野との連携も披露。だが終盤、金丸はデスペラードにウィスキーミストを浴びせると、金具むき出しのコーナーに叩きつけてからサムソンクラッチで3カウントを強奪した。
第7試合はNJPW WORLD認定TV王者のザック・セイバーJr.が、初防衛戦としてジェフ・コブを迎撃。昨年、シングルで1勝1敗1分けの五分の戦績の両者は、白熱の攻防を展開。アバラを痛めたザックは苦しい戦いとなるも、終盤にはコブを意地の腕ひしぎ逆十字で捕獲。しかしコブはそのままザックを持ち上げると、豪快にツアー・オブ・ジ・アイランドを炸裂しTV王座初戴冠を成し遂げた。
セミファイナル(第8試合)は『NEW JAPAN CUP 2024』覇者・辻陽太とデビッド・フィンレーによるスペシャルシングルマッチ。フィンレーは老獪なインサイドワークとラフファイトで攻め立てるが、辻も徹底抗戦。試合が佳境に入るとフィンレーが掟破りのジーンブラスターを繰り出すが、辻も相手のお株を奪うPrima Noctaで対抗。そしてジーンブラスターを狙うも、フィンレーは突進してきた辻を隠し持っていたシレイリで殴打。そしてパワーボムの連発からオーバーキルにつなぎ、非情の3カウントを奪取した。
メインイベント(第9試合)はIWGP GLOBALヘビー級王座戦として王者ネメスが、自身が尊敬する棚橋弘至を迎え撃つ大一番。両者は序盤、見応えある重厚な技術戦を展開。ネメスは棚橋が得意とする膝攻めを、逆に繰り出していく。攻防は過熱の一途をたどり、ここを勝機と見た棚橋はハイフライフローを発射。しかし、ネメスは膝で迎撃。負けじと棚橋はスリングブレイドを繰り出すが、回避したネメスはデンジャーゾーンを炸裂。そして追撃のデンジャーゾーンで逸材を撃破し、初防衛に成功した。
しかし試合後、フィンレーがネメスを急襲。これに真っ向から応戦したネメスはマイクを握ると「明日の夜だ!」と、ベルトを懸けてフィンレーを急遽迎撃することを宣言した。
第0試合で真壁刀義が村島克哉を引き連れ、ボルチン・オレッグ&嘉藤匠馬組と対決。重鎮・真壁を若獅子たちが取り囲んだ一戦は、オレッグがカミカゼで村島を粉砕した。
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