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イライラ・だるさ・頭痛…最近増えている「六月病」の対処法
梅雨のシーズンに、心身の不調を感じる「六月病」に悩まされる人が年々増えているのをご存知ですか?春の環境の変化などで溜まった疲れやストレスに加え、気候の変動も大きく関係しているといわれています。
もしかしてこれって六月病かな?と思った時は、早めに対処することが大切です。そこで今回は、心もカラダもジメジメ・どんよりしがちなこの時期を、快適に乗り切るための対処法をご紹介します。
六月病ってなに??症状をチェック
新年度がスタートし、環境や人間関係の変化などに伴う不安やストレスから、心身の不調が表れる「五月病」。
そして、それが回復せずに症状を引きずってしまう状態を「六月病」と呼び、医師に症状を訴える人は年々増加傾向にあるとか。
この時期の気候は湿度も高く不快なうえ、気温や気圧の変動が大きいことも症状を悪化させる要因です。では、実際にどんな症状なのかチェックしてみましょう。
・やる気が出ず、やるべきことを先延ばしにしがち
・すぐにイライラしたり、気持ちが沈む
・物事に集中できず、落ち着きがない
・思考がネガティブになりやすい
・夜の寝つきが悪く、朝も起きられない
・食欲がない
・腹痛や下痢をしやすい
当てはまる数が多いほど六月病の恐れがあります。
放置しておくと、うつ病など深刻な状態を引き起こすこともあるため、まずは早めに気付くことが重要です。
六月病の対処ポイント
心身ともに憂鬱になってしまいがちな六月病には、どう対処したらいいのでしょうか。ポイントをみていきましょう。
1.心身の休息を第一に
六月病の解消には、心と体を休めることが何よりも大切。きちんと睡眠を取り、規則正しい生活を送ることが症状の緩和につながります。
その際は、アクティブレスト(積極的休養)とパッシブレスト(消極的休養)の2つのプロセスを用いた休息方法を意識的に取り入れると、さらに効率的に心身の疲れを解消する近道になります。
【アクティブレスト】
疲れている状態で、あえて運動などを通じてアクティブに動くことで体内の血流を良くして、疲労物質の排出を促す疲労回復法。
カラダへの作用だけでなく、ストレスを解消し精神的な疲労の回復(=リフレッシュ)にも有効とされています。
【パッシブレスト】
頭と体を安静にしてゆっくり休める疲労回復法。カラダだけでなく、精神的疲労は十分な睡眠を取ることが回復への近道であるため、日頃睡眠時間があまりとれていない人は、意識的に眠る時間を設けることも一つの方法です。
2.食材やドリンクで対策
6月は雨続きで日照時間も短くなりがちですが、太陽の光を浴びることで体の中で分泌される「セロトニン」は、精神安定や自律神経のバランスを整える作用があります。
このため体内でのセロトニン生成を促すアミノ酸の一種・トリプトファンを多く含むバナナやチーズ、納豆、牛乳、ゴマなどの食材を積極的に食べるようにしましょう。
クエン酸やビタミンなど、疲労回復効果のあるドリンクを効率的に取り入れるのも良いですね。
3.自分のためだけの時間を作る
六月病への対処法の一つとして、自分の好きなことに時間を費やす、自分がやりたいことをやるなど、とことん自分主体で考えることもカギ。
しばらく行けていなかったエステやマッサージでじっくりケアしてもらう、ずっと気になっていたあのカフェのスイーツを一人で堪能しに行くなど、日頃の忙しさで持てずにいた「自分のためだけの時間」をたっぷり設けることで、心身の癒しにつながります。
4.休日の計画を立ててワクワクを
春から初夏までの間、テレワークなどで「おうち時間」を長く過ごした方も多いはず。でも、その後しっかり休息を取れていますか?
6月は祝日もないため十分に休めず、休日の予定が乏しくなりしがちですが、意識的に計画を立てて、楽しみを設けることで気持ちのワクワクが生まれます。
特におススメなのは旅行の計画。すぐには行けなくても、思いきりリフレッシュできる旅を想像するだけで、明るい気持ちになりますよね!
5.「頑張ること」をやめてみる
六月病に陥りやすい人の中に、「真面目」「努力家」などの特徴があります。振り返ってみて「私、毎日頑張りすぎているかも」と感じる人は、頑張ることをやめてみるのも時には大切。
たまには自分で「私、よくやってるじゃん」と褒めてあげるなど、自分を肯定する言葉を積極的にかけてあげてください。
沈んでいた心が、少しずつ軽くなっていくはずです。
六月病で大切なのは、症状にいち早く気付くこと。
「私、大丈夫かな?」と意識を傾け、少しでも症状に当てはまる時には無理をせず、しっかりと自分自身を労わる時間を設けましょう。
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