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【連載】私に寄り添うフェムケアヨガ –第5話– フェムゾーンとライフステージ別のケアについて
皆さま、こんにちは!
ホットヨガスタジオLAVAのトップインストラクターとしてLAVAの店舗や、オンラインヨガUCHIYOGA+にて、ヨガのクラスを担当しています、元石卿子(もといしきょうこ)です。
前回のコラム【連載】私に寄り添うフェムケアヨガ –第4話– 骨盤底筋って何?簡単にできる骨盤底筋セルフチェックで状態を知ろう♪では、フェムケアを語る上では外せない【骨盤底筋】についてお伝えしました。
今回は、なかなか人には聞きにくい!?フェムゾーンについてのお話しです。
フェムゾーンって、どこのこと?
クレンジングや化粧水・クリーム・ときにはパックまで使い、丁寧に行う顔やカラダのスキンケアと同じように、フェムゾーン(膣まわり)のケアも実はとても重要。
なぜならば、フェムゾーンは女性の人生、美と健康に関わる機能をもつ大切な場所だからです。
そもそも、フェムゾーンとは、膣・会陰部・肛門回りの場所を指す言葉。
常に下着に覆われながら、汗や皮脂・排せつ物・経血など、さまざまなものが混ざりあうため、ケアを怠ると雑菌が繁殖しやすく、ムレやかぶれといった不快感が現れやすいという特徴があります。
普段、自分自身でさえ、まじまじと見ることがない部分ですが、日々の排せつや毎月の生理・妊娠・出産などに関わる、私たち女性の人生において大きな役割を担う神聖な場所なのです。
だからこそ、適切なケアをして良い状態を保つことで、日々の生活をより快適に送ることができるはず。
また、フェムゾーンは女性ホルモンと特に密接な関わりがあるため、気にかけてお手入れをすることでホルモンバランスを整えられるとも言われています。
女性らしいなめらかな肌や、艶のある髪を保つなど、美と健康にも役立つため、最近ではそのお手入れ方法やグッズにも注目が集まっています。
ライフステージ別フェムゾーンケアのすすめ
フェムゾーンは「女性の第二の顔」と呼ばれるほど、きちんとケアすべき場所として、近年とくに注目が集まっています。
しかし、ひとえに「フェムゾーンのケア」と言っても、年齢と共にお肌の調子が変わるように、ライフステージが進むにつれ、起きやすいトラブルや特に気を付けるべき症状も変化します。
まずは、フェムゾーンに現れる年代別の特徴について解説します。
●思春期
【特徴】
・女性ホルモンの分泌が不安定で、生理周期が定まりづらく、おりものの量にもムラが多い時期
・汗や皮脂の分泌が多く、フェムゾーン自体の温度や湿度が高くなりやすい
【アドバイス】
ムレやかゆみ・吹き出物がでやすいので、通気性の良い下着を身につけ、フェムゾーン専用ソープを使って毎日洗い、清潔を保つように心掛けましょう。
●性成熟期
【特徴】
・妊娠や出産に向けて、卵巣機能が活発になる時期
・おりものの量が増えるため、フェムゾーンは常にムレやすい
・社会生活では、仕事や子育てによる生活リズムの乱れやストレスを抱えることが多ため、それが原因となりホルモンバランスが乱れやすい
・ホルモンバランスの乱れとフェムゾーンのムレが重なると、膣や会陰部の常在菌が一気に繁殖しやすくなり、フェムゾーン自体のにおいがきつくなることも
【アドバイス】
常にフェムゾーンの清潔を心掛け、おりものの色やにおいに異変がないかもこまめにチェックしましょう!
●更年期、円熟期
【特徴】
・コラーゲンや、水分を保持するという機能を持つ、女性ホルモンの分泌が一気に減少するタイミング
・カラダ中が乾燥しやすくなり、なかでも女性ホルモンの影響を多く受けるフェムゾーンは、水分や弾力が失われてバリア機能や抵抗力が低下。下着がこすれただけで痛みを感じるなどの慢性的な不快感を及ぼすことも
【アドバイス】
保湿ケアをとり入れ、下着の擦れによる痛みや慢性的な不快感等、肌の乾燥からくる症状を予防・緩和するのがおススメです。
また、膣や会陰部分の水分や弾力が低下すると、筋肉も動かしづらくなるので、尿漏れリスクが一気に増加します。
そのため、骨盤底筋群を鍛えられるヨガポーズや膣トレなど、日々のこまめな運動を意識的に行いましょう!
変化するからこそ毎日コツコツお手入れを
ここまでお話ししたように、年齢を重ねる中でフェムゾーンの状態は日々変化します。
もちろん個人差はあるものの、その変化や特徴を知っておけば、いまの自分に合わせた適切なケアや、これから訪れる未来に向けての対策ができるはず。
いざとなればマッサージやエステサロンでお手入れができる顔やカラダとは違って、やはりフェムゾーンはプライベートな部分。
だからこそ、労わり、守ることができるのは自分だけなので、お風呂に入るときなど、フェムゾーンに意識を向けるよう心掛けましょう。
自分を労わるフェムケアグッズをご紹介
では、実際にどのような方法でケアをすればよいのか。フェムゾーンの皮膚はまぶたよりも薄く、とても繊細で刺激を受けやすくなっています。
経皮吸収率(皮膚を通して化粧品などの成分が体内に浸透する割合を数値化したもの)も、カラダのなかで一番高いと言われているほどです。
だからこそ、フェムゾーンのケアに使うグッズはしっかりとこだわりたいですよね。
そこで、今回は「毎日使える!私のおススメフェムケアグッズ」をご紹介いたします。
●Yoganic lifeデリケートゾーンソープ (Yoganic Life デリケートウォッシュ) ★全世代におススメ!
きめ細かく弾力のある泡状で出てくる、フェムゾーン専用のソープ。
必要な潤いは残しつつ、きちんと洗浄してくれるので、何を使ったらいいか分からない方や、これからフェムケアを始めたい方はもちろん、全世代の方に心地よくお使いいただけるアイテムです。
●Yoganic lifeデリケートオイルセラム ★更年期以降の方に特におススメ!
サラッとした使用感のオイル状保湿美容液。
デリケートなフェムゾーンの肌を守りながらも、潤いを与えられるので、乾燥しがちな更年期以降の方には、是非使っていただきたいアイテムです!
フェムケアが注目されている最近では、そのアイテムも多種多様。
最近では雑誌やネットで、様々な関連商品やフェムゾーンの具体的な洗い方・お手入れ方法について情報を知ることができます。この2アイテムはもちろん、ぜひご自身でも興味をもったモノ・コトから「あなたのフェムケア」をスタートしてみてくださいね。
フェムケアの時間は、自分と向き合う大切な時間
いかがでしたか?
情報に触れる機会が増えてきたとは言え、なかなか日常の話題には出しづらいフェムゾーンのお話。
自分のカラダのことだけど、まだまだ謎に包まれた部分でどのようにケアすればよいか分からなかったという方が殆どかもしれません。
手探りながらも自分のカラダの細部にまで関心を持つことや、自分に合うものを探すための行動は、なにより素敵なフェムケアの第一歩。
フェムケアにおいても専用ソープや下着・生理用品など、自分に合った信頼できるアイテムを実際に試したり、調べたりする過程は、女性である私たちの心とカラダ、そして人生さえもを大切にすることにつながり「自分と向きあう大切な時間」になることでしょう。
今回のお話しがきっかけに、皆さんがフェムケアに興味を抱き、ご自身を労わるきっかけになれば幸いです。
それでは、6話もお楽しみに~♪
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