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【2月28日でエントリー〆切】「EVO Japan 2023」エントリーの手引きをご紹介! 久々の国際オフライン大会で盛り上がろう!
「EVO Japan 2023」のエントリー、終わった?
2020年以来となる格闘ゲームの祭典「EVO Japan 2023」が、東京ビッグサイトにて3月31日〜4月2日にかけて開催される。参加費はこれまでと同様に無料で、3月31日と4月1日はオープントーナメント予選のため入場無料だが、4月2日は選手以外の観戦者は有料チケットが必要(そのチケットもすでに売り切れてしまっている状態だ)。
この久々のビッグイベントに、格ゲーファンなら乗らない手はない。なんといっても参加は無料なのだ。選手として会場の雰囲気を味わえるまたとないチャンス。
そして、参加申し込みの〆切は日本時間の2月28日(火)23:59に迫っている。そこで、本記事では初めて「EVO Japan」に参戦する人に向けて、申し込み方法を解説していきたい。
ちなみに、筆者は2018年に池袋で開催された「EVO Japan 」と、東京ゲームショウで併催された「ASIA Premier」に参戦した経験がある。会場には国内外問わず多くのプロゲーマーの姿もあり、その雰囲気は現地でなければ味わえないもの。腕試しでもいいし、プロライセンスを狙ってもいいし、記念参加でもいい。実際に参加して一緒に「EVO Japan」を盛り上げよう!
「EVO Japan 2023」参戦にあたって知っておくべきこと
大会に参戦したことがない人にとってはやや敷居が高いかもしれないが、インターネットのサービスにアカウント登録したことがある人なら誰でも簡単にできるはずだ。
ただ、エントリーの前に、ざっと参戦にあたって注意すべき点を整理しておこう。
使用ハードウェアは?
まず、ハードウェアは「EVO」自体をSIEが買収したこともあり、すべての競技タイトルで機材はPlayStation 4 Proに、モニターは「INZONE M3」に、ヘッドセットは「INZONE H3」が用いられる。PC版があるタイトルについては操作ラグなどが起きる可能性もあらかじめ加味しておこう。ただし、すべてのプレイヤーが同様の環境で対戦するため、この環境自体は言い訳にはならない。
コントローラーは自分のものを持ち込むのが原則だ(貸出も行われる予定ではある)。ハードウェア的なマクロ機能などは当然禁止だが、非純正コントローラーや自作コントローラーも使用は可能。ただし、PS4で動作することを前提として、使われているハードウェアの条件(例えば、変換器はBrook社製のものは使用可能、「Cronus Max Plus」「Titan One」は禁止など)も細かく取り決められている。現地で参戦不可になると悲劇なので、グレーと思われるようなものはあらかじめ使用しないようにしよう。
対象タイトルと参加できる年齢は?
今大会のタイトルは7つ。いずれも日本発祥のタイトルばかりだ。
参戦可能な年齢は、大会当日の満年齢が以下の条件を満たしている必要がある。18歳以下の選手はさらに、保護者からの同意書も必要だ。
満13歳以上から参加可能
- グランブルーファンタジー ヴァーサス
- ギルティギア ストライブ
- ストリートファイターV チャンピオンエディション
- Virtua Fighter esports
- THE KING OF FIGHTERS XV
- MELTY BLOOD: TYPE LUMINA
- 鉄拳 7
賞金・賞典は?
それぞれのタイトルの賞金は、優勝100万円、準優勝40万円、3位20万円、4位12万円、5位(タイ)8万円、7位(タイ)6万円で、賞金総額は1400万円となった。
また、『ストリートファイターV チャンピオンエディション』については、上位8位までに入賞するとJeSUのプロライセンスの受給資格が与えられる。当然、プロゲーマーたちも同じように参戦する大会ではあるが、プロになるための道のひとつでもある。
大会の流れは?
すべてのタイトルはトーナメント方式で、「ダブルエリミネーション」となっている。これは1回敗北してもルーザーズサイドでもう一度戦えるチャンスがあるというもの。つまり、最低でも2回は戦える。負けてしまったからとすぐに帰らないようにしよう。
対戦にあたっては、各プール(トーナメントの最小単位)ごとにテーブルなどが割り当てられており、対戦時間になったらそれぞれ交代で対戦するかたちだ。時間になってもその場所にいないと当然不戦敗となってしまうので、時間に余裕を持って会場入りしよう。
不戦敗にならないためには、大会会場にいるかどうかではなく、受付が完了して対戦台の近くに待機していることが必要だ。受付が混んでいる場合、ギリギリの時間に会場入りしても対戦時間に間に合わない可能性もある。今大会がどれくらいの規模になるのかはまだわからないが、数千人規模の人数が一度に集まることは間違いない。想定よりもかなり余裕を持って受付するようにしたい。
大会当日の肖像権は?
見落としがちだが重要なポイントとして、会場にいる間はメディアや大会事務局などから画像や動画が撮影され、公開される可能性がある。これらは参戦する人に向けた情報として明記されており、個人的にモザイクをかけてもらうといった対応はされないし、後からメディアに削除してほしいといった依頼を受け入れてもらうことも難しいだろう。さまざまな事情はあるかもしれないが、参戦=写される可能性があるということは自覚しておこう。
大会前に知っておくべき情報はどこにある?
そのほかにも、個々のタイトルごとのルールなども細かく決められているので、参戦を予定しているタイトルについては、必ずルールブックに一度は目を通しておき、必要ならプリントアウトしてしっかりチェックしておこう。参加当日に大会事務局からていねいな説明などは受けられないし、案内もほとんどない。しっかり事前準備をして臨んでほしい。
ルール|EVO Japan 2023:https://www.evojapan.gg/rules
「EVO Japan 2023」エントリー手順
それでは、ここからエントリー手順を簡単に説明しよう。
(1)「ENTRY」ボタンから「start.gg」のウェブサイトに移動する
トップページの「ENTRY」ボタンを押すと、いきなり「EVO Japan」のサイトから「start.gg」というサイトに移動する。このサイトは海外でも多くの大会で利用されている、ゲーム大会のエントリーサイトだ。
「EVO Japan 2023」では7つのゲームタイトルがノミネートされているが、あとで複数エントリーが可能となっているので、まずは「Join Now」ボタンを押そう。
(2)「Resigster」画面でプレイヤー情報や参戦タイトルを入力する
「Resigter for EVO Japan 2023」というページに移動し、ここから先は英語の指示に従って、1〜3の順に情報を入力していくことになる。
1.Pass Selection
ここは今大会のパスの種類を指しており、参加費が有料の場合などはここに金額等が表示される。今大会ではすべてのタイトルが無料なので「Venue Free」にチェックを入れて「Contine」を押して次に進もう。
2. Configure Passes
ここでは、プレイヤーに関する情報や参戦タイトルを入力する。
個人情報やプレイヤー名などについては、過去に「start.gg」(旧名称「smash.gg」)でアカウントを作ったことがあるなら、「1.Pass Selection」の「Log in」からログインするだけで情報が入力されるので簡単。以下では、新規アカウント作成を前提にご紹介する。
「Player Information」には、トーナメント表などに表示されるプレイヤー名を指定できる。日本語も利用可能だが、原則として英語(ローマ字)を使う方がベターだ。「Prefix/Sponsor」にはスポンサー名やチーム名などを、「Gametag」にはプレイヤー名を入力する。エントリー完了後に、自分のプールがどこなのかを「start.gg」のサイトで検索する際にも、これらの情報で検索できる。
「Select Events」では、参戦したいタイトルにチェックを入れればいい。複数タイトルへの参戦も可能ではあるが、日程的に厳しい場合も出てくるので、ある程度絞った方がいいだろう。
「Acount Creation」には、個人情報を入力する。といっても、エントリー通知などを受け取るためのメールアドレスとアカウントのパスワード、誕生日などを入力するだけだ。生年月日が前述したとおりの満年齢になっていない場合には警告を出してくれる。無論、誕生日を偽って参戦するようなことのないようにしよう。
パスワードは記号や数字などを含むセキュリティの高いものでないと受け付けてくれない。「Country」は自分の国籍を入れる部分だ。すべての項目を入力した後にある「I would like to opt out of receiving marketing and promotional emails from start.gg」のチェックボックスは、今後「start.gg」からのメールによる情報を受け取るかどうかの設定。必要なければつけなくて構わない。
「Location Information」は、出身国を入れることで、主催者側から言語のサポートなどを受けられる場合に用いられる情報だ。今大会は日本開催なので特に必要ないかもしれないが、海外大会に参戦する際に、配慮してくれる場合もある。一応「Japan」を選んでおこう。
3. Checkout
ここは、大会に参加するにあたって把握しておくべき条件等を確認したかどうかの最終チェックだ。エントリーフィーは納得できているか(今回はすべて無料なので「Free」)、情報を読んだかどうか、botではないというチェックを入れたら「Complete Resistration」を押せば登録が完了する。
(3)登録メールを確認してエントリー完了!
しばらくすると、登録したメールアドレスにエントリー完了のメールが届いたら、あとは当日参加するのみ! 大会に向けて1カ月、みっちり練習に取り組もう!
初心者でも参加しやすい「EVO Japan 2023」
いまやさまざまなeスポーツの大会が日夜開催されているが、世界規模の大きな大会に、プロアマ問わず誰でも参加できる機会はそうそうない。特に「EVO」は世界規模の大会でもあるが、その地域大会が開催されているのは日本くらいのものだ。
そして、「EVO Japan」といえどもその格式は世界レベル。大会の運営などは海外大会と似た雰囲気になっており、本気のeスポーツ大会を肌で感じることもできるだろう。
国内大会といえど、すでに海外からの多数のエントリーがあり、2月27日12時現在の総エントリー数は4000人を超えている。『SFV』のエントリーをざっと見ただけでも、アメリカのPunk選手や中国のXiaohai選手、台湾のGamerBee選手をはじめ、先日の「LCQ」で優勝し「CCIX」で準優勝を果たしたZhen選手の名前もある。
日本大会を最高のものにするために、選手、ファンが一体となって盛り上げていこう!
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