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【『LoL』パッチノート先取り速報:パッチ14.4編】相次ぐアイテム調整。最後に笑うのは?
こんにちは! 『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)のライター、ねむしです。
さて、今回も『LoL』リードゲームプレイデザイナーであるMatt Leung-Harrison氏が公開されているパッチ14.4での調整予告と、その内容をまとめてくれているSpiderexe氏のポストや日ごろX(旧Twitter)で発信している情報を元に、パッチノートの”前段階”である「調整予告」を元にメタを予測していく、「パッチノート先取り速報」をお届けします!
パッチ14.4調整内容(予定)
日本時間2024年2月21日(水)に配信予定のパッチノート14.4は、最近の調整で強くなりすぎたチャンピオンへのテコ入れがメインとなっています。主な変更点は以下の通りです。
チャンピオンバフ
- アーリ
- ジェイス
- カイ=サ
- ルル
- レネクトン
- ソラカ
- スレッシュ
- ボリベア
チャンピオンナーフ
- オレリオン・ソル
- バード
- フィオラ
- イラオイ
- カリスタ
- マオカイ
- アーゴット
- ヴァルス
- ザイラ
チャンピオン調整
- カ・サンテ
- レク=サイ
- スモルダー
システムバフ
- ブラッククリーバー
- 泉(スタート地点)の回復値
- メイジが扱うマナアイテム
- ラヴァナスハイドラ
- ストライドブレイカー
- テルミナス
システムナーフ
- リーサルテンポ
システム調整
- ヒュブリスの効果音・ビジュアル効果
- レッドサイドのカメラ位置調整
- サポートアイテム
- テザー系スキル(ヒモをつなぎ、維持することで効果を発動するスキル)への調整
14.4 Full Preview!
— Matt Leung-Harrison (@RiotPhroxzon) February 14, 2024
Systems
- For Terminus and Cleaver, we're reducing the stack counts required to hit max value, now that they're uniqued against other pen items
- Fountain regen has been tuned pretty conservatively over the years and we see an opportunity to reduce downtime in… pic.twitter.com/Xj2Dq4DOjH
他にもあまり選ばれていないアイテムへのバフや、前回に続きメイジの扱うマナアイテムへのバフが含まれています。
詳しく見ていきましょう。
ナーフ調整は多いものの......?
このシーズンの調整は基本的にバフや仕様変更などがメインで、ナーフ調整は少ない傾向にあります。ですが、今回は10項目にまでナーフを行う予定とのことで、環境全体の高止まりしたパワーが多少は抑えられることが予想できます。
ご覧の通り、Tier1のチャンピオンは33体にも上る現状なので、ナーフリストはこの倍はあってもおかしくなかったのですが、現在はこのパワーを緩やかに落としている最中ということでしょうか……?
また、ナーフを免れたチャンピオンも多いため、それらを活用するチャンスでもあります。チャンピオンパワーは依然として高い状態に留まることでしょう。
続・マナアイテムたちのバフ
前回に引き続き、マナ有りの方の魔力系アイテムにバフが入ります。アークエンジェルスタッフ:
-スキルヘイストが20から25に増加
マリグナンス:
-スキルヘイストが20から25に増加
ルーデンコンパニオン:
-スキルヘイストが20から25に増加
3つの「ロストチャプター」派生アイテムにあるスキルヘイストが増加します。特に「マリグナンス」に関して言えば、現行パッチでも十二分に強力なのにさらにさらにバフを重ねてきており、このアイテムの使い手のパワーは上がっていく一方です。
カルマはその使い手の一人として真っ先に名前が挙がるでしょう。本人にはナーフこそ入りましたが、「マリグナンス」のバフで帳消しどころか少しおつりまでもらっているような気配すらあります。
立て続けのバフといえば、アーリもそろそろ名前を挙げてもよさそうです。彼女はこのパッチ14.4分も含めると、体力・Q・Eの3項目でバフを受けることになり、間接的には「マリグナンス」のバフ分も含むため、筆頭株の一人として数えられます。
「リッチベイン」、「ホライゾンフォーカス」といった2つ目のアイテムも強力なのが心強い点。ぜひこれを機に彼女たちを触ってみましょう!
ファイターアイテムにもメス
格差が生まれつつあるファイターアイテムにもメスが入ります。ブラッククリーバー:
-素材アイテムが[キンドルジェム+ロングソード]から[コーンフィールドウォーハンマー+ルビークリスタル]に変更。合計価格は変更なし。
-スタックごとの物理防御減少が4%から5%に増加。
-合計スタック数が6から5に減少 (物理防御の減少数は合計で24%から25%に増加)
ストライドブレイカー:
-ダメージが軽減された場合でも移動速度が獲得されるように変更。
-アクティブ効果で獲得した移動速度の減少速度が1.5秒にかけて、から3.0秒にかけて、に変更。
-この移動速度獲得バフのアイコンを実装。
ラヴァナスハイドラ:
-アクティブ効果のライフスティール反映率が100%から150%に増加。
ファイターはクラスとしてはむしろ強力な立ち位置にいるため、これらのアイテムを活用できるチャンピオンは当然、注目に値します。特にその見た目から通称「黒斧」と呼ばれる「ブラッククリーバー」のバフは大きいです。
ノクターンはその筆頭としてまず名前を挙げてよさそうです。彼は現在最も強力なジャングラーの一人であり、扱うのも容易いため、彼を活用できるジャングルメインは勝率を伸ばすことができるでしょう。
ダリウスも「ブラッククリーバー」の使い手として有名です。彼のパッシブ、『大出血』は攻撃した対象に継続した物理ダメージを与える効果を持つため、物理防御の減少スタックが容易に溜まり、相性が抜群です。彼自身も相次いだバフのおかげで現在強力であり、同じく扱いが容易い方のトップレーナ―のため、デビューには最適なタイミング。
レク=サイ、レネクトンの2人も外せません。両名は同じタイミングで調整が入ります。
レネクトン:
-Qの対チャンピオンに対する回復が[12-36( + 基礎攻撃力の15%)]から[12-44( + 基礎攻撃力の17%)]に増加。
-Eのクールダウンが[16-12秒]から[16-10秒]に減少。
-Rの獲得ヘルスが[250-550]から[300-700]に増加。
レク=サイ: (※まだ予告段階では具体的な数字は発表されていません)
-パッシブの回復値が増加。
-Eで形成するトンネルを通過する速度が増加。
-潜伏時のEのクールダウンが短縮。
-全体としてダメージは低下。
レネクトンはこの量のバフをもらえるのであれば、「赤月の刃」から「ブラッククリーバー」に向かうビルドで一線級の活躍が見込めることでしょう。
レク=サイも全体で見ればバフ寄りの調整で、ファイターとしての性能を高めるとのことなので期待できます。彼女は現在環境上位にいるジャングラーに対して強く出ることができるため、その点でも活躍が見込めます。
核となるアイテムが続々とバフされ、ファイターたちの可能性の幅が広がっていきます。
「サンダードスカイ」や「ステラックの篭手」、「トリニティフォース」も依然として強力ですから、このクラスはより取り見取りな中でアイテム選びを楽しむことができるでしょう。
まとめ
- マイルドになる兆しは見えるも、まだまだパワーピック多し。
- ノクターン、ダリウスをはじめとした黒斧ファイターたちに注目。レネクトン、レク=サイにも期待大。
- 相次ぐバフでメイジの株も右肩上がり。カルマ、アーリは復権なるか。
以上がパッチ14.4の先取り速報になります!
強力なピックにナーフが入り、少しパワーが落ち着くようですが、同じ割合でバフが入る項目が見受けられるのでこのタイミングで調整を『視る』目、というところが重要になってきます……!
最近はアイテムへの変更が盛んなので、アツいアイテムを活用できるようなアツいチャンピオンを見出し、自分のチャンピオンプールに加えてしまいましょう!
ここまで読んでくれてありがとうございました。それでは、次のパッチ14.5編でお会いしましょう!
パッチノート|リーグ・オブ・レジェンド
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