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【『LoL』パッチノート先取り速報:26.10編】調整弁を多くひねるパッチ!「デスファイアトーチ」の追加ナーフとその影響は?「ドラン ボウ」「ドラン ヘルム」の性能底上げ、『タンクガリオ』向きのユニークなバフに注目

こんにちは! 『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)のライター、ねむしです。
さて、今回も『LoL』リードゲームプレーデザイナーであるMatt Leung-Harrison氏のパッチ26.10での調整予告と、その内容をまとめてくれているSpiderexe氏のポストや日ごろX(旧Twitter)で発信している情報、そして最新公式情報を正確に翻訳しお届けしている『LoL Times』様を元に、パッチノートの”前段階”である「調整予告」を元にメタを予測していく、「パッチノート先取り速報」をお届けします!
また、本企画で扱うすべてのステータス用語は、公式表記ではなくコミュニティで受け入れられているアルファベット表記に準じます。
- 攻撃力 → AD (Attack Damage)
- 魔力 → AP (Ability Power)
- 物理防御 → AR (Armor)
- 魔法防御 → MR (Magic Resistance)
- 体力 → ヘルス(Health)
- 攻撃速度 → AS (Attack Speed)
- 移動速度 → MS (Movement Speed)
パッチノート26.10調整内容(予定)
パッチノート26.10は日本時間2026年5月13日(水)に配信予定です。今回のパッチもシステムからチャンピオンまで、幅広く変更していく中規模な調整パッチとなっています。主な変更点は以下の通りです。
チャンピオンバフ
チャンピオンナーフ
チャンピオン調整
システムバフ
システムナーフ
- アンベッサ
- ガリオ
- ウーコン
- ゼリ
チャンピオンナーフ
- アニビア
- アッシュ
- ナフィーリ
- シヴァーナ
- ゼド
チャンピオン調整
- リー・シン
- クイン
システムバフ
- 嵐乗りの勇躍(「魔道」キーストーン)
- リッチベイン
- ドラン ボウ
- ドラン ヘルム
システムナーフ
- デスファイア トーチ
- グラトナス ブーツ
Full Patch Preview 26.10!
— Matt Leung-Harrison (@RiotPhroxzon) May 6, 2026
Systems
- New from yesterday are small buffs to Doran's Bow and Helm
- Doran's Bow at this tuning is the most efficient starting item, but the tradeoff to all of the others is opening yourself up to dying from ganks and all-ins
- We're also giving a… pic.twitter.com/eHNfLl4K0R
相変わらずの調整苦か?「デスファイア トーチ」に追加調整とそのゆくえ

まずは実装から常に話題の渦中にいるキーストーン「デスファイア トーチ」。さまざまなチャンピオンでの運用が模索され、ゲームに変革をもたらしたキーストーンではあるのですが、追加のナーフが必要との判断がなされたようです。
デスファイア トーチ:ナーフ
秒間ダメージ:4 – 12 + (7% 増加AD) + (2.5% AP) >> 3 – 12 + (7% 増加AD) + (2.5% AP)
秒間ダメージ:4 – 12 + (7% 増加AD) + (2.5% AP) >> 3 – 12 + (7% 増加AD) + (2.5% AP)
序盤、つまりはレーン戦での弱体化を目的としたナーフとなっています。
「切り崩し」「追い火」を組み合わせた総合ダメージはレーン戦で強力すぎたのでいい調整です。この調整の核心はこのキーストーンで無視されがちな後半でのスケーリングはあまり低下していない点です。
また、使用してパフォーマンスを向上させたユーザーはナーフされないため、まだまだ強力なキーストーンになります。ジン/スモルダー/セナはその筆頭格でしょう。

当然、秒間ダメージのスペシャリストたるAPチャンピオンたちも依然として活躍するパッチとなるでしょう。ブランド/マルザハール/カーサスらも序盤のダメージ低下は少し痛手ですが、それでもシナジーが強力です。

ただし、パッチ26.11に後ろ倒しが予告されている、『「ブラック クリーバー」「ブラッドレターの呪い」の固有効果が発動する仕様にクールダウンが設けられる調整』の方には影響が伴う可能性が高いです。
実際、1度のスキル命中で防御ステータスを削る効果が最大スタックまで到達する、という仕様が健全であるとはまったく思えません。事実スモルダーはこの仕様を半ば悪用し、勝率が54%に達しようとするレート帯まで存在します。
復刻前同様、プレーヤーもバランスチームも振り回されるキーストーンになっていきそうですね……。
スタートアイテム調整 ──狙いと恩恵を受けるチャンピオン

続いてアイテムの調整にも触れていきましょう。
ドラン ボウ
- 攻撃力:6 >> 8
- 攻撃力:6 >> 8
ドラン ヘルム
- HP:110 >> 130
- HP:110 >> 130
新たなスタートアイテムの実装は非常に面白い試みでした。相性のいいチャンピオンや運用方法まで模索され、今もなおコミュニティでは活発に議論がなされています。
しかし、どちらも既存のスタートアイテムである「ドラン ブレード」「ドラン シールド」と比較すると、パワー不足感が否めずニッチな選択に留まっています。早速バックアップが入る模様です。
「ドラン ボウ」は「ドラン ブレード」と比較するとADが4もの差があり、スキルでのハラス/ダメージトレードが不得手でした(スキルのダメージはASではなくADでスケールするため)。
この2ポイントの数値上昇により、弱点だったショートトレードがやや緩和されます。マークスマンたちの選択肢としての台頭はもちろん、間接的にメジャーなユーザーであるヨネ/ヤスオ/トリンダメアたちにもバフとなり、彼らのパフォーマンスを底上げすることでしょう。

「ドラン ヘルム」に関しては、体力ステータスが20増加することで、全スタートアイテムの中で最も高い体力を持つスタートアイテムとなります。
この変更内容はサイオン/カ・サンテなど、スキルに体力反映率を持つタンクチャンピオンにとってうれしい変更です。

ただし、「ドラン シールド」の固有効果『一点集中』(5秒ごとに体力を4回復する)も同様に非常に強力な点には留意しましょう。レーン戦での維持力(サステイン)を考えるのであればこちらに軍配があがります。
逆に、対面がイグナイトを持つファイターなどの場合は、どこかのタイミングでオールインを仕掛けてくるため、純粋なステータスで対抗できる「ドラン ヘルム」が適切となります。
今後のトップレーナーはこの『盾か兜か問題』にある程度答えを出すことで、レーン戦を有利に進めることができるでしょう…!
注目のチャンピオン

今回オススメしたいチャンピオンはこちらになります!
ガリオ:バフ
- Q
マナコスト:70 – 90 >> 60 – 80
- E
ダメージ:90 – 250 + (90% AP) >> 100 – 240 + (100% AP)
- R
ダメージ:150/250/350 + (70% AP) >> 150/250/350 + (70% AP) + (100% 増加MR)
- Q
マナコスト:70 – 90 >> 60 – 80
- E
ダメージ:90 – 250 + (90% AP) >> 100 – 240 + (100% AP)
- R
ダメージ:150/250/350 + (70% AP) >> 150/250/350 + (70% AP) + (100% 増加MR)
ガリオはキーストーン「フェイズ ラッシュ」が「嵐乗りの勇躍」に変更された影響で、パフォーマンスの顕著な低下が見られています。MS上昇の発動条件が『3回攻撃』から『3秒以内に25%ダメージ』に変化したからです。
レーン戦での彼のダメージでは、Eを命中させないと到底発動できません。また、タンクビルドに行った際は徐々にダメージ不足となりやはり発動機会が縮小していきます――そのため、事実上彼の選択するキーストーンが一つなくなってしまっているのです。

そんな彼に今回、一挙に3つものスキルにバフがもたらされます。愛されています。
総括からお話しするとこれは『タンクガリオを推奨するバフ』となっています。Qのマナコスト低減は「ドラン リング」の依存度を下げ、前項で取り上げた『盾か兜か問題』のテーブルにつけるタンクとなるでしょうし、Eも最低基本ダメージが上昇しているのもタンク向き。
そして面白いのがRの変更です。ダメージが増加MRによってスケールするようになったため、「アビサル マスク」「ホロウ レディアンス」などをビルドした『対APタンク』としての価値が高まります。

長い目で見ると調整に紆余曲折あった彼ですが、ここにきてタンクビルドを大きく奨励されるというのが面白いです。
構成にハマった時に非常に強力なチャンピオンなので、ミッドレーナーのみなさんはぜひともプールインを検討してみてください! 彼を嫌うチームメイトはそういないはずです。
まとめ
- 「デスファイア トーチ」の序盤を狙い撃つナーフだが影響は軽微か
- 新スタートアイテムのバフにより、既存アイテムの競合として台頭できる性能へ
- 苦しむガリオへ救いの手。タンクとしての活躍が大いに期待できる
以上がパッチ26.10の先取り速報になります!
前回のパッチ26.9につづき、興味深い変更が目白押しでした。
ただし、ゼド/ナフィーリらのナーフなどは含まれていますが、Qの当たり判定修正などで頭角を現したセラフィーンや、あまりに性能が強力な「ボルテイク サイクロソード」など、外れ値のナーフはまだまだ足りていません。
そのため、しばらくは全体的に数値が高止まりした環境が継続するでしょう。いかにこれら外れ値を悪用できるか、という弱肉強食の環境です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
次のパッチ26.11でお会いしましょう!
パッチノート26.10概要(5月13日正式公開)
パッチノート 26.10
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/game-updates/patch-26-10-notes/
パッチノート|リーグ・オブ・レジェンド
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/tags/patch-notes/
LoL Times:https://lol-times.com/
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