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【調査】「情報収集がメイン」話題の音声SNS『Clubhouse』を利用しているゲーマーは5.8%
株式会社ゲームエイジ総研が、ゲーマーがSNS『Clubhouse』をどれくらい利用しているかを調査。結果、5.8%のゲーマーが主に情報収集のために利用していることがわかった。
<以下、ニュースリリースより>
情報を発信するゲーマーは少ないが、
コミュニケーション手段のひとつとして活用する姿も
2020年4月にサービスを開始し、2021年1月に日本の著名人が多く参加し大きな盛り上がりを見せている新しいSNS『Clubhouse』。これまでのSNSとは違い、音声を使ってコミュニケーションをすることが大きな特徴です。
すでにサービスを利用している人から招待されないと使用できないという限定感も相まって大きな話題になり、既存のSNSではClubhouseへの招待を希望する書き込みが多く投稿されました。そういった点でこれまでと性質が異なるSNSですが、どれくらいのゲーマーがこの新しいSNSに参加しているのか調査してみました。
【調査結果サマリー】
■iPhoneを使用しているゲーマーのうち、Clubhouseを利用しているのは5.9%
■招待してもらった相手は「友人」が44.0%を占める
⇒家族が16.0%、仕事の同僚が14.7%とリアルで交流がある相手が中心
⇒SNSを通じた人が8.0%、ネット上の友人が4.0%と少数派ながらネットを通じた友人からの招待も
■利用目的は「情報収集」が42.7%で最多
⇒有名人の話を聞いたり、ラジオ代わりに使用するなど、インプット目的のゲーマーが多い
⇒インターネット上の誰かと何気ない雑談をするために利用している姿も浮き彫りに
【利用データ】
調査対象:全国10~50代男女、何らかのゲームをプレイしている人
サンプル数:1,268
調査時期:2021年3月
調査手法:インターネット調査
■iPhoneを使用しているゲーマーのうち、Clubhouseを利用しているのは5.9%
■招待してもらった相手は「友人」が44.0%を占める
⇒家族が16.0%、仕事の同僚が14.7%とリアルで交流がある相手が中心
⇒SNSを通じた人が8.0%、ネット上の友人が4.0%と少数派ながらネットを通じた友人からの招待も
■利用目的は「情報収集」が42.7%で最多
⇒有名人の話を聞いたり、ラジオ代わりに使用するなど、インプット目的のゲーマーが多い
⇒インターネット上の誰かと何気ない雑談をするために利用している姿も浮き彫りに
【利用データ】
調査対象:全国10~50代男女、何らかのゲームをプレイしている人
サンプル数:1,268
調査時期:2021年3月
調査手法:インターネット調査
iPhoneを使用しているゲーマーの5.9%がClubhouseを利用
調査を実施した段階ではAndroid版が配信されていないので、iPhoneを使用しているユーザーにClubhouseの利用の有無を聞いてみました。そこでClubhouseを利用していると回答したのはゲーマーの5.9%でした。【グラフ1.】
今のところ、Clubhouseは招待制のSNSとなっているため、利用するためには既に利用している誰かからの招待が必要です。そこで誰から招待されたかを聞いてみると、「友人」が最も多く44.0%、そして「家族」が16.0%、「仕事の同僚」が14.7%と続きます。【グラフ2.】
基本的に本名で登録する必要があり、誰から招待されたかもプロフィールに表示されるため、現実世界で交流がある人から招待してもらうケースが多いようです。一方で少数派ながら「SNSを通じた人」が8.0%、「ネット上の友人」が4.0%と、ネットを通じた知人から招待してもらったという回答も見られました。
情報収集や有名人の話を聞くなど、インプット目的がメイン
それではゲーマーはClubhouseをどのように利用しているのでしょうか。
最も多かった回答が「情報収集」で42.7%。続いて「特定の人(有名人等)の話を聞く」が37.3%でした。【グラフ3.】Clubhouseの魅力として「いろいろな人の話が聞ける(男性/35歳)」、「専門的な話を聞けること(男性/37歳)」といったコメントが見られました。実際にClubhouseではレジェンド級のゲームクリエイターや、ゲーム以外にもさまざまなジャンルのプロフェッショナルが参加しています。セミナーなどに参加しなければ話を聞けないような専門家の貴重な話を聞くチャンスがあるのはClubhouseの特徴の1つでしょう。
続いて回答が多かったのが「聞き流しをする(ラジオがわり)」で32.0%でした。
「だらだら話が聞ける(女性/41歳)」や、「知識が広がる(女性/18歳)」など、こちらのコメントを見てもインプット目的で使用しているようです。実際に著名人以外にもラジオ的に情報発信をしているユーザーもおり、既存のマスメディアでは楽しめないようなニッチでディープな話題を楽しんでいるようです。
一方で、アウトプットを目的としてClubhouseを使用しているゲーマーは少ないという結果になりました。
「情報交換(同じ趣味の人と交流するなど)」が12.0%、「情報発信」が9.3%、「雑談をする」が5.3%という結果です。コメントでは「新しい情報発信の場だと思います(女性/37歳)」など音声型SNSという新しいコミュニケーションの場を情報発信の場ととらえている意見が見られました。
また、その他の魅力として、「参加したい人は雑談し、聞いていたい人は聞くだけでも参加できること(女性/26歳)」、「声だけなので気が楽(女性/40歳)」など、雑談に使用しているというゲーマーもおり、コロナ禍でリアルの場でコミュニケーションを取ることが少なくなった今、ビデオ通話とは違いカメラ写りなどを気にする必要がなかったり、知らない人とも気軽に繋がれるという特徴から、何気ないコミュニケーションをとるために利用している姿も浮き彫りになりました。
一時期の熱狂ぶりと比較すると落ち着いた印象もあるClubhouseですが、コミュニケーションが少なくなっている今、誰かと繋がりたいという欲求は冷めることはないでしょう。今後Android版が配信されたり、誰でも登録できるようになると、もう一段階盛り上がりそうな気配もあるSNSです。ゲーマーとの相性という点で今後この新しいSNSがどう伸びていくか注目していきたいところです。
株式会社ゲームエイジ総研:
https://www.gameage.jp/release
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