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【大会レポート】eスポーツ競技大会「東京eスポーツフェスタ2023 6タイトルの優勝者が決定!
eスポーツの普及と関連産業の振興を目的として、eスポーツの競技大会と関連産業展示会等で構成するイベント「東京eスポーツフェスタ2023」が2023年1月27日(金)~1月29日(日)に開催。
イベント内では6タイトルのeスポーツ競技大会も開催され、それぞれの優勝者が決定。試合後のコメントが公開中だ。
<以下、ニュースリリースより>
6タイトルの優勝者が決定!
4回目となる今回の開催は、東京ビッグサイト南1・2ホールでのリアルと、オンラインの双方のメリットを生かしたハイブリッドで開催し、競技大会やセミナーなどの企画をリアル会場で実施するとともに、YouTube等で配信しました。3日間の総来場者数は約4.4千人、オンライン動画配信の総視聴数は約10万回となりました。
【写真左】公式アンバサダー 見取り図(右端)、メインMC 平岩 康佑(左から2番目)、 サブMC 天野 亜希子(中央)、アシスタントMC 岡崎 美里(左端)
【写真右】東京eスポーツフェスタ2023実行委員会特別顧問/一般社団法人日本eスポーツ連合 会長 岡村 秀樹
全国各地から多くの選手が参加したeスポーツ競技大会は、「eBASEBALLパワフルプロ野球2022」「グランツーリスモ7」「太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル」「パズドラ」「ぷよぷよeスポーツ」「モンスターストライク」の6種目で実施し、優勝した選手たちには東京都知事杯が贈呈されました。
また、同時開催された関連産業展示会では、都内に所在するeスポーツ関連の中小企業や団体、学校など、31事業者がリアルブースやオンラインで出展するとともに、「企業対抗戦」や 「ピッチイベント」を実施しました。
さらに、eスポーツ体験企画として、「学生対抗戦」や「シニア&小中学生2世代ペア対抗戦」を実施しました。
このほか、eスポーツ初心者向けの「eスポーツの始め方」やeスポーツに関わる職業紹介などのさまざまなセミナーや、eスポーツの可能性を多面的に議論するさまざまなセッションを実施しました。
各種企画の実施概要は、以下のとおりです。なお、実施した各種企画は、会期後もYouTubeの東京eスポーツフェスタ公式チャンネルのアーカイブにてお楽しみいただけます。
オープニング
会期初日のオープニングでは、東京eスポーツフェスタ2023実行委員会名誉委員長の小池百合子都知事がビデオメッセージにて、「eスポーツは、子どもからお年寄りまで、また、性別や障害の有無にかかわらず、色んな個性の人が一緒に楽しめます。このことがeスポーツの奥深さを生み出しています。東京eスポーツフェスタが、eスポーツの裾野をさらに拡大させることを期待しています。白熱した試合が繰り広げられる3日間をどうぞお楽しみください。」とコメント。
また、実行委員会特別顧問であり一般社団法人日本eスポーツ連合の岡村秀樹会長が登壇し、「東京eスポーツフェスタは、eスポーツの普及と関連産業の振興を目的として実施しており、 今年で4回目を迎えます。今年は、アジア競技大会などにおいて、eスポーツが正式種目として実施されます。東京eスポーツフェスタからも、世界へ羽ばたく選手が生まれてくることを大きく期待したいと思います。また、競技大会だけでなく、展示会、セミナーや学習企画など、バラエティー豊富な企画になっております。是非、ご視聴いただき、eスポーツの理解をいっそう深 めていただければと思います。」とコメントしました。
さらに、公式アンバサダーである吉本興業所属の芸人、見取り図さんの「3日間盛り上がっていきましょう!東京eスポーツフェスタ2023、スタート!!」のコメントで東京eスポーツフ ェスタ2023が開幕となりました。
eスポーツ競技大会
●「グランツーリスモ7」決勝大会
オンライン予選を勝ち上がった8名による決勝大会を実施。使用コース「鈴鹿サーキット フルコース」を10周し、優勝者を決定しました。風が強くタイムが出にくい中、Ryun選手が1分56秒台をたたき出すなど、優勝候補が何名かいる激戦区の中でしたが、昨年は準優勝だったとかり選手が見事に優勝を勝ち取りました。
【優勝者】 とかり選手
「昨年は準優勝で非常に悔しい思いをしました。その思いが今大会へのモチベーション、優勝への強い意識に続きました。練習は満足いくできまで届きませんでしたが、決勝大会中に総力を上げ、固くならずに走り切れたので良かったです。」
●「eBASEBALLパワフルプロ野球2022」決勝大会
PS4、Nintendo Switchの両ハード計4チームのオンライン 予選全国ランキング1位を獲得した4名による決勝トーナメントを実施。各試合には「にじさんじ」所属の人気ライバーたちも応援団長として対戦を見守りました。準決勝から終始楽しくプレイをするパワーヒッターズのあらき選手がみごと優勝を決めました。
【優勝者】あらき選手
「優勝して副賞がいっぱいもらえてうれしいです!
eBASEBALL プロリーグで悔しい想いをして、最高の舞台で優勝できて報われました。村神くんありがとう!パワー!ハッ!」
●「太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル」決勝大会
オンライン予選や会場予選を勝ち上がった親子部門4組、 一般部門4名で決勝トーナメントを実施しました。親子部門 では激戦を戦い抜いたおはる選手・ゆうと選手が安定したプ レーをみせ優勝を決めました。一般部門では幅広い楽曲で高 いスキルをもつはる~~ん選手が2000点もの差で勝利を勝ち取りました。
親子部門
【優勝者】おはる選手(右)、ゆうと選手(左)
おはる選手
「とても緊張しましたが、息子の足を引っ張らないように練習どおりできたので良かったです。決勝戦では親子でフルコンボできてうれしかったです!」
ゆうと選手
「初めて出場したけど、練習を積み重ねてきたので、優勝で きてうれしいです。いつか一般部門でも優勝したいです。」
一般部門
【優勝者】はる~~ん選手
「とにかくうれしいです!応援サポートしてくれた家族や友人 たちに感謝を改めて伝えたいです。今日の大会を通じてさら に太鼓の達人が好きになったし、もっと競技としても盛り上 がっていってほしいです!素敵な大会をありがとうございま した!太鼓大好き!」
●「パズドラ」決勝大会
優勝者に「プロライセンス認定権利」が与えられるパズド ラは、オンライン予選・会場予選から勝ち上がった16名に よる決勝大会を実施しました。決勝戦では8人同時に参加す る対戦を3試合行い、合計スコアで勝者を決定するルールで 行い、第1・第2バトルでは2位に入っていたcstk選手が逆 転優勝し、初参加初優勝を決めました。
【優勝者】cstk選手
「このような公式大会には初めて参加したのでとても緊張し ました。優勝できてうれしいです。今後もパズドラを楽しんで プレイしたいです!」
●「ぷよぷよeスポーツ」決勝大会
オンライン予選を通過したキッズ部門4名、一般部門4名によるトーナメントと、プロ部門2名によるワンマッチを行いました。キッズ部門のTerusaひゅうと選手は、8連鎖に続き3連鎖を 続けて出し冷静な判断と思い切りの良さで優勝。一般部門は、ぷ よぷよeスポーツ以外にも日頃からさまざまなゲームをプレイし実力をつけてきたTS選手が優勝。さらにプロ部門では両選手大連鎖を繰り広げ、ともにリーチとなった最終戦でともくん選手の冷静な 判断が決めてとなり優勝。3部門においてハイレベルな試合がくり広げられ、盛り上がりました。
【優勝者】[キッズ部門] Terusaひゅうと選手
「東京都知事杯で1位が獲れるとはちょっと自分でも思って いなかったからうれしかったです。しかも優勝は初めてなので 本当にうれしいです。全国大会でも優勝できるようにがんばり たいです。」
【優勝者】[一般部門] TS選手
「これまで予選で落ちてばかりだったので本当にうれしいで す。そして人生で初めてのトロフィー頂きました!もしも来 年またステージに立つことができたなら、その時は一般部門 ではなく、プロ部門の選手として出たいです。」
【優勝者】[プロ部門] ともくん選手
「2023年最初の大きな大会で優勝することができて良かったです。自分は東京生まれ東京育ちの人間なのでこの東京都知事杯で優勝できたことを誇りに思います。2年前も出ていて優勝したのですが、今年はオフライン開催で緊張もありましたが、2回目の優勝ができてうれしいです!」
●「モンスターストライク」決勝大会
親子(ファミリー)部門、一般部門の2部門で開催したモ ンスターストライクは、それぞれ2名1組を1チームとし、 オンライン予選を勝ち上がった親子(ファミリー)部門4チ ーム、オンライン予選や会場予選を勝ち上がった一般部門8 チームによる決勝トーナメントを実施しました。親子(ファ ミリー)部門では、終始、息の合った正確なプレイを見せた 『短パン小僧』が逆転優勝を決めました。一般部門は、2年 前の悔しい準優勝からリベンジを果たした『きよら』が涙の 優勝を獲得しました。
親子(ファミリー)部門
【優勝チーム】短パン小僧
ナタリーさん選手(左)
「周りを見る余裕が無く、何度も負けた!と思いました。今 まで息子と何かをするということがなかったので、すごく楽 しかったです。応援もとても心強かったです。」
ぺぺ選手(右)
「決勝でのミス、やらかしたと思いましたが、無事優勝でき ました。ありがとうございます。」
一般部門 【優勝チーム】きよら
アヤメ選手(左)
「2年前に同じeスポーツフェスタで準優勝という悔しい結 果で終わってしまいました。今回、リベンジを果たし優勝で きたことを本当にうれしく思います。」
しゅう坊選手(右)
「モンストジュニアグランプリで悔しい思いをしてそこから 約4年がたって優勝。念願のフレームをとることができて本 当にあきらめず頑張ってきてよかったと思います。」
関連産業展示会
● 企業対抗戦
関連産業展示会の出展事業者有志が、東京のブランド豚「TOKYO X」を賭けて、「Fall Guys:Sunken Secrets」にチャレンジ。吉本興業所属のプロゲーマーである、Japanese小池さんも特別参加しましたが、残念ながら初戦で脱落し、とても悔しがっていました。そして見事優勝したのは、株式会社ラディックスの松永さんでした。
【優勝者】株式会社ラディックス 松永 様
「文字通り手に汗握る闘いでした。大人数でプレイする楽しさを再確認しました!TOKYO Xを噛みしめたいと思います。」
【参加事業者】(50音順)
株式会社アスカ/eスポーツコミュニケーションズ株式会社/株式会社エスピープル/株式会社オブジェクト/一般社団法人東京都情報産業協会/株式会社ユウクリ/株式会社ラディックス
● ピッチイベント
関連産業展示会に出展する5事業者が、eスポーツ関連産業活性化に向けた新規サービスや製品などに係るアイデアのプレゼンテーションを行い、2名の専門家が審査した結果、トータルビューティ株式会社が最優秀賞を受賞しました。
【最優秀賞】
トータルビューティー株式会社
「デバイス用メガネとVISIONリテラシーの必要性
プレゼンター:ビジョンリテラシートレーナー 細野 様
「聞いて下さったすべてのみなさま!ありがとうございました。目が悪くなるのはゲームのせいというこの世界を変えたいです。私たちしかできない知識をみなさまに伝え、ゲーム、eスポーツを楽しく、悪者にしない社会を作っていきましょう。」
【参加事業者及びプレゼンテーションテーマ】(発表順)
・クラウドエース株式会社
「eスポーツと企業の付き合い方」
・株式会社スポーツシンギュラリティー研究所
「eスポーツ脳トレの可能性」
・トータルビューティー株式会社
「デバイス用メガネとVISIONリテラシーの必要性」
・株式会社フアモサライフ
「アリーナのスポーツチェアを「eスポーツ」へ」
・株式会社ラディックス
「映像表現の可能性とニーズの融合を追い求めて」
【審査員】
日経クロストレンド 副編集長 平野 亜矢
東京都eスポーツ連合 会長 筧 誠一郎
■「東京eスポーツフェスタ2023」開催概要
名 称 :東京eスポーツフェスタ2023
日 程 :令和5(2023)年1月27日(金曜日)から1月29日(日曜日)まで
開催方式:公式WEBサイト( https://tokyoesportsfesta.jp )
動画配信サイト(YouTube、ニコニコ生放送、OPENREC.tv、Twitch)
主 催 :東京eスポーツフェスタ2023実行委員会
[東京都/(一社)日本eスポーツ連合/(一社)コンピュータ
エンターテインメント協会/(一社)日本オンラインゲーム協会/(株)東京ビッグサイト]
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