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【VALORANT初心者攻略指南】新マップ紹介 〜 シンプルだけど奥が深い 第8のマップ「パール」〜
『VALORANT』(ヴァロラント)のEpisode 5 Act1が、2022年6月23日(木)に配信される。今回のアップデートでは、新マップ「パール」も登場。
今回は、そんな新マップをいち早く体験することができたので、マップの概要とおもな特徴を紹介していこう。
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パール
「パール」は日本語で言うところの「真珠」を意味する。新しいエピソードは海中が舞台となっているため、水没した大都市が舞台になっているようだ。
マップは非常にシンプルでA、Bふたつのサイトを左右中央の3つのルートから攻めていく構造になっている。ジップラインやワープといったギミックもないのも特徴だ。
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▲購入フェーズ時の境界線はこんな感じ。オーブはアタッカーサイド、ディフェンダーサイドともに同じような距離に設置されている
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▲真上からみるとこのような映像になる。都市全体は大きなドーム状の中に存在していて、まわりは水中となっている
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▲マップの中央にはこのマップを象徴するかのような像が建てられている。掲げているものがパール(真珠)なのだろうか……
ではここからは、実際にどのような地形をしているのか、プレイレポートもかねて紹介していこう。
勝敗が左右される中央プラザ
パールを戦う上でキーポイントになりそうなエリアはマップ中央にある「中央プラザ」だ。アタッカーサイドは「中央トップ」、「中央ショップ」の2方向からアクセス可能で、ディフェンダーサイドは「Aアート」、「中央ドア」からアクセス可能となっている。
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▲4方向からの射線が集結する「中央プラザ」。アタッカーサイドはここを攻めきれるかがキーになりそうだ
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▲「Aアート」付近の木箱は乗ることができる。奇をてらった射撃で敵をほんろうしよう
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▲中央のモニュメントを足場にすれば、アビリティーを使わなくても木箱の上に乗ることができる
ふたつの穴から敵をあぶり出せ!
Aサイトへ通じるAレストラン〜Aメイン
Aサイトへ向かう道は、先ほど紹介した「中央プラザ」のほかに「Aレストラン」からの「Aメイン」を抜けるルートがある。多くのくぼみがあり、入り組んだ道となっているので進入は慎重に行いたい。
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▲クリアリングするポイントが多そうな「Aレストラン」
ディフェンダーサイドからは「Aアート」にあるふたつの穴に注目したい。直接のぞくことはできないが、アビリティーを使うことで「Aレストラン」や「Aメイン」の敵を一方的に攻撃することもできるのだ。
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▲壁に亀裂が入っていて、小さな穴が2カ所開いている
例えば右側の穴からソーヴァの「リコンボルト」を放てば「Aレストラン」の敵を索敵できる。シェリフやオーディンといった貫通性の高い武器を使えば壁抜きで敵を倒すこともできるのだ。
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▲建物の縁に向かって「リコンボルト」を撃ち込めば「Aレストラン」の通路を索敵できる。サイファーの「スパイカメラ」を穴の近くに設置するのもアリだ
一方、左側の穴からは「Aメイン」へアクセス可能。オーブを回収している敵をソーヴァの「ショックボルト」やレイズの「ペイント弾」で攻撃することもできる。
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▲「Aレストラン」をカメラで監視して「Aメイン」に来るタイミングを計り、「Aアート」の穴から攻撃という連携が取れたら楽しそうだ
どのような使い方が有効となるかは今後の課題となりそうだが、攻略のひとつとして注目されるのは間違いないだろう。
スナイパーから逃れて進め!
Bサイトに通じるBスロープ〜Bメイン
Bサイトへ向かうには「中央プラザ」からの進軍のほかに「Bスロープ」〜「Bメイン」のルートがある。こちらは一直線上に長い道となっていて、マーシャルやオペレーターといったスナイパーライフルでの待ちが強力だ。
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▲「Bホール」でオペレーターを構えられていると、「Bメイン」への進行は困難だ。スモークで射線を切りながら左側を陣取りオペレーターの餌食にならないことが大切そうだ
特徴がわかれる2カ所のスパイク設置ポイント
続けてA、B2カ所のスパイク設置ポイントを紹介しよう。
シンプルながら隠れるポイントの多いAサイト
Aサイトのスパイク設置ポイントはシンプルな構造になっていて中央の小屋に隠れながら設置することができる。しかし、小屋や壁抜き可能なオブジェクトになっていて、「Aダグアウト」と呼ばれる隠れスポットが存在するため、スパイク設置はもちろん、リテイクをする際も注意をしたいポイントといえる。
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▲赤く覆っている部分がスパイク設置ポイント。小屋の近くにある自販機が唯一壁抜けできないポイントになっているので、そこを背に設置するのが得策か
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▲「Aダグアウト」のくぼみはスパイク設置ポイントから視認しづらい。壁抜けもできるので、無防備に設置をしようものなら壁抜きでキルされてしまうことも……
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▲Aサイト手前のくぼみみも比較的安全そうなイメージだ
2階構造になっているBサイト
2階構造になっているBサイトはスパイク設置に隠れるポイントが多いのが特徴。またヘイヴンのAサイトのように2階からスパイク設置ポイントをのぞくことができるようだ。
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▲赤く覆っている部分がスパイク設置ポイント。ブロックの裏に隠れれば比較的安全に設置できそうだ
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▲柱の裏側にも設置できるポイントがある。上からの射線が切れるのがメリットか
2階部分はジェットの「アップドラフト」やレイズの「ブラストパック」のようなアビリティーがあれば、1階部分から即座にアクセスできる。相手より先に制圧したい場合に重宝するだろう。
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▲2階部分を塞いでしまえばより安全に設置することも
デベロッパーコメントシート
最後にデベロッパーのコメントを紹介しよう。
——「パール」を開発する際に目標としたことは何ですか?
Joe Lansford(レベルデザイナー):「アイスボックス」、「ブリーズ」、「フラクチャー」に続くマップとし て、今回はよりシンプルなものを目指しました。「パール」には扉、昇降器具、テレポーターなどの移動をサポートする要素がないため、より戦闘に集中することを求められます。そのため戦略的な面では一見とても単純なマップに見えるかもしれません。ですが、実際には『VALORANT』のマップらしい“ひねり”と奥深さを持ち合わせています。
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——パールをデザインするにあたって、何からインスピレーションを得ましたか? また、このマップで伝えたい重要なコンセプトは何ですか?
Brian Yam(アートリード、コンセプト):パールのデザインは、まず海中をテーマとした古いマップ案からインスピレーションを受け、それを「気候変動によって水没した大都市」という新たなアイデアと組み合わせました。これらふたつのアイデアを掘り下げる段階でコンセプトができ上がり、ポルトガルがそのロケーションとして選ばれた際は、その歴史および建築ビジュアルにポテンシャルを感じ、チームの全員が盛り上がりました。
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パールは“オメガアース”を舞台にしているので、オメガのキングダムならばどのように気候変動に対処するのかを模索し、それをビジュアル的に表現することを目指しました。海中都市の持続性を表現するというアイデアが、正しいビジュアル的方向性である上にチームの皆が求めていたものでした。
キングダム・インダストリーズの施設と古いポルトガルの建造物が混在する、ビジュアル的にも素晴らしいマップとなっています。
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Joe Lansford(レベルデザイナー):パールをデザインしている間、The Bodyの曲をよく聴いていました。特 に聞いていたのが、"Nothing Stirs"という曲です。その曲からインスピレーションを得てでき上がった場所が、マップ内のとある場所に存在します。それがどこにあるのかは、ぜひプレイヤーの皆さんに探してみていただきたいです。
——パールをデザインした際の、予期せぬ課題や特筆すべきエピソードはありますか?
Joe Lansford(レベルデザイナー):パールの開発名は「ピット」でした。中央エリアの地下に円柱状のものが 見えるかと思いますが、以前はその場所には大穴(ピット)があり、実際にプレイヤーが落ちるとデスしてしまう場所となっていました。開発の最初期段階ではその穴はBサイト内にありましたが、マップの目的とそぐわないため変更を行いました。
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まとめ
今回は先行プレイのレポートもかねて、新マップの「パール」について紹介してきた。配信マップは全8つになり、競技シーンでもより多くの戦略や対策が要求されることになるだろう。配信日は2022年6月23日(木)となっているので、配信が開始されたらまずはカスタムマッチをプレイして、マップを探索してみよう。
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▲こんなところに隠し通路が!
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▲なんだこの夢のようなショップはーー!
思いがけないひらめきが生まれるかも知れないぞ!
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